乱舞する日の丸のなかで

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 チャンネルAJER更新しました。
『レントシーキング①』三橋貴明 AJER2012.9.11(4)

http://www.youtube.com/watch?v=IlIbmHwPEfA

『レントシーキング②』三橋貴明 AJER2012.9.11(5)

http://www.youtube.com/watch?v=SNE_s4_UpxA
 さて、「始めましょう」。

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 「週刊実話10月4日号」にインタビュー記事「いま一番注目される経済評論家 三橋貴明激白」が掲載されました。


 昨日のTVタックル後編(わたくしが出演していない方)の最後に、福岡氏が、
「日本は人口減っているのだから、経済成長するわけない」
 と、例により根拠もなければ、他国の事例(ロシア、ドイツなど)を調べたわけでもなく、その割に国民が納得しそうな印象論で〆ていましたが、要するにこの種の「根拠不要な抽象論、印象論」しか評論家が言わない結果、国民の間の情報が歪み、実際に日本は経済成長できなくなっているわけです。わたくしが前編で、
「中国と喧嘩すると~、日本経済も~」
 と発言した人に対し
「抽象論ではなく数字で語って下さいよっ!」
 と怒鳴ったのは、まさに福岡氏や金氏のような「テレビにおける抽象論(しかも根拠ゼロ)」が国民の間に「空気」を創り出し、その「空気」がゆえに政治家がまともな政策を採れず、結果的に日本は「成長できない」方向に向かってしまっているためです。


『6月末の家計金融資産、現・預金が過去最高の844兆円 日銀統計
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL200BB_Q2A920C1000000/
 日銀は20日、4~6月期の資金循環統計(速報)を発表した。6月末時点の家計が保有する金融資産の残高は1515兆1479億円と、前年同月末に比べ0.1%増えた。増加は2四半期連続。内訳を見ると、現金・預金が1.8%増の844兆1202億円と過去最高になった。海外経済の減速や国内経済の先行き不透明感を背景に手元の資金を厚めに持つ傾向が引き続き強い。投資信託は10.6%減、株式・出資金は6.7%減。株価の下落による目減りが響いた。債券は主に個人向け国債償還の影響が続き7.9%減だった。
 家計の金融負債は0.6%減の355兆8699億円。住宅ローンなどは高水準だが、個人事業主などの借り入れが減少した。資産から負債を引いた純金融資産は0.3%増の1159兆2780億円と、2四半期連続で増えた。
 民間非金融法人の金融資産は0.3%減の787兆7677億円。2四半期ぶりに減少した。内訳を見ると、現金・預金が2.6%増、対外直接投資は15.9%増となる一方、株式・出資金が8.3%減、株式以外の証券が6.4%減だった。
 地方を含む一般政府の金融負債は4.2%増の1123兆9187億円と過去最高となった。』


 現在の日本は、家計はもちろんのこと一般企業(民間非金融法人)までもが「預金病」にかかってしまっており、投資をしません。投資をしない国が成長するはずがないわけです。


 なぜ、企業が投資をしないのか。もちろん、デフレで投資効率が悪いためです。借金をすると、負債額の実質的な価値が勝手に高まり、しかも物価下落で売上が下がる環境で投資を決断する企業は少数派です。


 企業が投資をしなければ、生産やサービスの供給が増えず、雇用は創出されません。雇用が生まれなければ、すなわち国民の「所得」が生成されないという話になります。所得が増えない環境で消費を増やす家計はありませんので、ますます国内の需要(消費、投資)が減り、デフレギャップが拡大し、物価が下がり、企業も家計もお金を預金に回します。結果、銀行は国債に預金を回し、長期金利が延々と低迷を続けるわけです(現在0.79%)。


 国民の所得が増えないと、税収も増えません。結果的に、赤字国債(建設国債ではなく)の発行残高は増えざるを得ず、経済を知らない評論家が、
「くにのしゃっきんではたんする~っ!!!」

 と叫び、財務省はそれを活用して念願の増税を実現しようとし、国民が委縮し、ますます現預金にお金が流れ、消費や投資が増えないという悪循環が続いています。


 この流れを断ち切るのは政治家しかできないわけですが、日本国民は麻生政権時代、経済を正しく理解し、公共事業削減と増税の流れを維持しようとした財務省と真正面から戦われた方を見殺しにしましたいえ、それどころか一部の国民は、あの方を追い落とそうとする財務省やマスコミの尻馬に乗り「世論的リンチ」に加担したのです。


 酩酊会見、財務大臣辞任、総選挙落選と、想像を絶するような状況の中で戦い続けた中川昭一元財相は、2009年10月3日にお亡くなりになられました。


 海竜社「冬の向日葵 ―新米記者が見つめたメディアと人間の罪― 」のラスト、さかき漣様が「乱舞する日の丸のなかで」というタイトルで、中川先生のお葬式の場面を美しく書かれていますが、あの時、麻布の告別式会場に翻った無数の日の丸を、メディアは一社たりとも報道することはありませんでした。


 とはいえ、時代は変わりつつあります。


 2012年9月20日、秋葉原に再び日の丸が翻り、5000人の日本国民が、本当の意味で「日本国」のことを考えている政治家たちに歓声を上げ、演説会終了後はマスコミに「偏向報道するな!」と怒声を浴びせかけました。


 デフレ期には、国民の間に閉塞感が高まり、国内で互いに攻撃を始め、足の引っ張り合いで状況(デフレ)を悪化させていきます。公務員叩きや「世代間闘争」、それに生活保護受給者に対する攻撃が典型ですが、日本国内で「他者の所得を引き摺り下ろす」行為を続けても、国内の需要が減り、デフレは深刻化するだけなのです。結局、状況は改善せず、国民はまたもや別の「敵」を見つけ出し、叩きます。あるいは、救世主にすがります。


 信じられないでしょうが、大恐慌期のドイツ、1932年のドイツの失業率は40%を超えていました。国民経済が超デフレに苦しむ中、国民は救世主を求め、ヒットラーが政権の座に就いたのでした


 現在の日本においても、閉塞感の高まりから救世主願望を抱いている方は多いでしょう。とはいえ、残念ながらこの世に救世主は存在しません。いるのはただ、自分と同じ人間だけなのです政治家にしても、国民と同じ単なる人間なのです。


 結局のところ、過去のデフレは「救世主による革命」で民主主義が壊れるか、あるいは戦争という需要拡大により解決されてきました。


 とはいえ、現在の日本はもしかしたら「革命」でも「戦争」でもなく、単に「正しい政策」によりデフレ脱却ができるかも知れません総裁選挙のようなオープンな場で、
「消費税増税前に、デフレ脱却します」
「3%程度の健全で安定したインフレを!」
「将来の投資になるような公共投資は必要なのです」
 と、政治家が正しいデフレ対策を訴えて下さるなど、中川先生がお亡くなりになられたときは想像もしていませんでした。


 自由民主党の総裁選挙は、明日、投票日を迎えます。乱舞する日の丸のなかで、歓喜の声を上げることができるように、最後の努力が必要なときです。


◆本日17時より、新宿駅西口にて安倍晋三元総理の総裁選最後となる街頭演説があります!


◆明日9/26(水)≪自民党総裁選開票直前!≫『自民党と安倍候補応援街宣』!

 ☆正午集合~14時「自民党」本部前にて実施!

http://www.jimin.jp/aboutus/access/

【現場責任者・主催】山際澄夫氏!☆プラカード・日章旗・メガフォン歓迎、マイクは不可です。


「正しいデフレ対策を主張する安倍晋三元総理を自民党総裁の座に!」にご賛同下さる方は、

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