混乱の時代

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チャンネルAJER2011.7.19 NEW!

チャンネルAJER2011.7.19(1)三橋貴明

http://www.youtube.com/watch?v=XPRObV_ZGuA
チャンネルAJER2011.7.19(2)三橋貴明

http://www.youtube.com/watch?v=fD3VJgvU43s

今回は「財政破綻論」の歴史のお話です。

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後援会員限定イベントとして、今月末締め切りの「サイン本プレゼント企画」が走っています。詳細は三橋通信(http://mitsuhashi-takaaki.jp/wordpress/?page_id=165 )をご覧下さい。

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2011年8月22日 藤井聡、中野剛志、三橋貴明の三名が京都に集まり、トークセッションを開催致します。
【2011年8月22日 ふたば書房・主催 飛鳥新社・共催 トークショー「未来を変える 希望の政治へ」 】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_34.html#Aug22

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 大事件が続きます。


『ギリシャ「制限的デフォルト」に格下げ方針、救済策実行なら-フィッチ
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=alKUTyk_EAwg
 格付け会社フィッチ・レーティングスは22日、ユーロ圏首脳らが21日に合意した1590億ユーロ(約18兆円)規模の新救済策が実行に移された場合、ギリシャを「制限的デフォルト(RD)」と見なすと発表した。新救済案には債券保有者によるコスト分担が盛り込まれているためだ。
 フィッチは電子メールで配布した文書で、「提案された債務交換は銀行その他のギリシャ国債保有者にとって、現在のネットの資産額の20%が失われることを意味する」と指摘した。「国家が財政難に陥っている状況で、既存の債券の元の契約条件よりも悪い条件の新証券を提供する交換は、デフォルトイベントに該当する」と説明した。
 フィッチは、デフォルト後、新たな証券が発行された後にギリシャに新格付けを付与するとし、新格付けは「投機的格付けの下の方」となる公算が大きいとの見通しを示した。 (中略)
 合意された新ギリシャ救済パッケージはユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)が1090億ユーロを拠出し、金融機関がギリシャの債務負担を縮小させる一連の債務交換や買い戻しに応じた後で500億ユーロを負担する内容。
 国際金融協会(IIF)によれば、ギリシャの債務は債券交換によって135億ユーロ減少し、各国政府が枠組みを決める買い戻しによって恐らくさらに大幅に縮小する見込み。 』


 債権者に資産額の20%相当の負担を強いる債務交換や国債買戻しが、デフォルト(債務不履行)に該当しないはずがありません。フィッチは一応、債務交換が順調に行けば、デフォルト格付けは数日間で終わるとも言っていますが、正直、「本当かなあ~」という感じです。


 とりあえず、今後、S&Pやムーディーズがフィッチに追随する可能性は極めて高いため、そのたびに国債金利が乱高下することになるのは確実です。現在、ギリシャ十年債の金利は14%に落ちていますが、フィッチの発表は金曜日に場が閉まった後のものですので、デフォルト格付けの影響が金利に出るのは月曜日の市場というわけです。(ユーロの方はNY市場で、やはり下落しています)


 ちなみに、ECBのトリシェ総裁は、予想通りギリシャがデフォルトに追い込まれた場合でも、ECBがギリシャ国債を公開市場操作の担保として受け入れる可能性を示しています。すなわち、デフォルトした国債を担保に、ECBがギリシャの銀行にユーロを貸し出すというわけです。


 もはや、ルールも何もあったものではないです。「ヨーロッパ人」の本質が少しずつ見えてきた感じです。


 さて、ヨーロッパといえば、移民に対しナショナリズム(同一言語、同一文化、歴史などを共有し、国家の方向性を国民全体の合意を持って決める主義)を求めない「多文化主義」のツケが、次第に域内を蝕み始めています。


『爆弾・乱射で80人超死亡 32歳男逮捕
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110723/erp11072310110011-n1.htm
 22日、ノルウェーの首都オスロの首相官邸が入った政府庁舎で爆弾テロが起きた数時間後、北西約50キロのウトヤ島で開かれていた与党・労働党青年部集会で警察官の制服を着た男が銃を乱射した。集会にはストルテンベルグ首相が参加する予定だった。警察はノルウェー人の男(32)を逮捕し、首相を狙った連続テロの疑いで調べている。ロイター通信によると、同国の警察当局者は乱射事件で少なくとも80人が死亡したと語った。』


 報道によりますと、逮捕されたノルウェーの連続テロの容疑者の一人は、「極右とつながりのあるキリスト教原理主義者」(警察発表)となっています。逮捕された当人は、フェイスブックなどで、
「異民族が互いの文化や慣習を尊重しながら共存する多文化主義に激しく反論」
 していた(産経報道)そうなので、いよいよ始まった・・・と思わざるを得ません。


 ドイツのメルケル首相が、昨年十月に、「多文化主義は失敗した」と語りました。本件については、これまでに何度か本ブログで取り上げてきましたが、「移民排斥」と「多文化主義への反発」を混同してはいけません。(日本のマスコミは、故意かどうかは知りませんが、この二つを混同します)


 多文化主義とは、移民に自国言語を喋ることを求めません。結果的に何が起きたかといえば、「ノルウェイ語を喋れないノルウェイ人」「スウェーデン語を喋れないスウェーデン人」「アメリカ英語を喋らないアメリカ人」などが増加し、欧米諸国の国内が言語的、文化的に分断されてしまったのです。言語的な分断は、そのまま「貧富の分断」でもあります。


 例えば、日本人であるわたくしたちがビジネスをしようとしたとき、日本語を話せない移民を雇いますか? という話です。現実には、現地語を話せない欧州の移民たちは、そのまま貧困層に転落し、社会保障にただ乗り(フリーライド)することになります。結果、各国のもともとの国民との軋轢が高まって当たり前です。スウェーデンに至っては、このままでは2050年までに国民の半分がスウェーデン語を喋れない中東移民になりそうなのです。それって、「スウェーデン国」なんでしょうか?


 本問題は、今後二十年間の世界における激動を象徴する問題(多文化主義の終焉と、ナショナリズムの回復)と考えており、扶桑社から八月に発売になる「国民の教養」でも大きく取り上げました。


『浙江省で高速鉄道2両が橋から落下 「新幹線型」車両、脱線事故か
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110724/chn11072401580006-n1.htm
 中国国営新華社通信によると、中国東部の浙江省温州市付近で23日午後8時34分(日本時間同9時34分)ごろ、同省杭州市から福建省福州市に向かっていた高速鉄道「D3115」が脱線事故を起こし、車両2両が地上20~30メートルの高架橋から転落した。少なくとも11人が死亡、89人が病院に運ばれたが、死傷者は多数に上っているとの報道もる。』


 開業直後から故障や電気系統の不具合などトラブルを繰り返し、「大丈夫なのだろうか・・・」と中国人民を含めた世界の人々に心配させていた中国の高速鉄道が、大事故を起こしてしまいました。六月三十日の開業から、一ヶ月も経っていません。


 念のため書いておきますが、本高速鉄道は車両を日本のライセンスに基づき、中国企業が製造したもので、例の特許申請で問題になっている中国版新幹線の車両とは違います。(あれは中国企業「南車集団」が、自分たちのオリジナル技術による車両だと言い張っているもの)


 ギリシャのデフォルトは、同国がユーロに加盟し、「グローバリズム」に基づき経常収支の赤字(対外純負債)の拡大を続けたため現実化しようとしているものです。ノルウェーの事件は、同国(及び欧州先進諸国)で「グローバリズム」の名の下で、多文化主義という移民にとっても不幸な(貧困から抜けられないため)政策を推進したことに起因している可能性が極めて濃厚です。そして、中国の高速鉄道は、「グローバリズム」の一環として、日本の川崎重工やJR東日本が中国企業にライセンスを提供したことで整備されました。


 92年に始まったグローバリズムが終わりを告げようとしています。今後の世界がどのような姿をとるかは分かりませんが、我が国を初め、しばらくは混乱の時代が続きそうです。


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