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【チャンネルAJER】最新動画が掲載されました。

日本経済復興と成長に向けて その3 前編

http://www.youtube.com/watch?v=2hQDqrpCqqA

日本経済復興と成長に向けて その3 後編

http://www.youtube.com/watch?v=yBfRahGDiFk


 これまで何度かお知らせいたしましたが、6月30日(木)に国家ビジョン研究会シンポジウム「日本再生の筋道とその財源を探る~増税は復興を阻みデフレを加速する~」が開催されます。(わたくしが司会)
http://kokka-vision.jp/
 国家ビジョン研究会のホームページに、シンポジウムご案内のムービーが掲載されております。是非、ご覧下さい。


 チャンネル桜の「田母神塾」に出演いたしました。
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1543
 SOTVなどでご覧頂けます。
 本番組は、二回分(30分x2)をまとめて収録するのですが、今回放映されたのは前半部のみです(後半は7月8日だと思います)。
 前半部では、日本のデフレが「なぜ起きているのか。なぜ終わらないのか」に焦点を絞りました。後半部で、日本政府がデフレ対策を打つ際のボトルネックである「国の借金問題」の異常性について、分かりやすく解説しております。

 お楽しみ下さい。


 さて、ギリシャの運命(及び欧州金融機関の運命)を決める6月30日が近づいて参りました。6月30日に何があるかといえば、緊縮財政案をギリシャ国会が採決するわけです。
 緊縮財政案をギリシャ国会が採決すれば、一応、EUやIMFは追加融資に「GO」を出すと表明しています。


『EU首脳、ギリシャ支援を約束-財政緊縮策の議会通過が条件
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=auZ9fDHqzfPw
 欧州連合(EU)首脳はギリシャのパパンドレウ首相が来週、財政緊縮策の議会通過を実現するならば、同国のデフォルト(債務不履行)を回避すると約束し、ユーロ圏経済を安定化させる考えを表明した。  パパンドレウ首相は23日遅くにブリュッセルで行われたEU首脳会議初日の討議後に記者団に対し、「これはゴーサインであるだけでなく、ギリシャの将来にとって明るい兆候だ」と述べた。(後略) 』


 逆の言い方をすれば、ギリシャ国会が緊縮財政案を否決すると、その時点で「ジ・エンド」になります。EUやIMFの追加融資が実施されず、ギリシャは7月中旬の国債償還をデフォルト(債務不履行)することになるでしょう。
 無論、ギリシャ国民の多くは緊縮財政案に反対しており、議会採決期に大規模なゼネラルストライキが行われる予定になっています。


 しかも、ギリシャ政府が緊縮財政案を可決したらしたで、ギリシャは更なるマイナス成長に突っ込むことになるでしょう。すなわち、ギリシャ国会の緊縮財政案可決、EUやIMFの融資にしても、単なる問題の先延ばしにしかならないのです。


 さらに、ギリシャ国会が緊縮財政案を可決し、EUやIMFの融資が実施されたとしても、欧州の金融機関などが「自主的な」償還期限延長を求められ、それがデフォルトと見なされる可能性もあります(というか、わたくしも普通にデフォルトだと思います。)。


ギリシャ借り換えで「自主性」を演出、銀行との協議は国別で-EU
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=aR7NunMWIW5I
 ギリシャ国債の保有者に借り換えに応じるよう求める協議は、投資家に対する参加の強制と受け止められるのを避けるため、欧州連合(EU)の加盟国別に行う必要があるとの考えをEU当局者が明らかにした。
 EU当局者は23日、首脳会議を前にブリュッセルで記者団に対し、EUが交渉を一本化したり、投資家の自主的な努力をとりまとめたりすれば、市場参加者や格付け会社が強制を伴うと受け止め、デフォルト(債務不履行)と認定されるリスクが増すと指摘。EUとしては、各国の財務省と中央銀行が自国の金融機関と話し合うことを望んでいると語った。
 イーガン・ジョーンズ・レーティングス(米ペンシルベニア州)のショーン・イーガン社長は、EUレベルの交渉と国別の協議との区別を「ほとんど意味がない」とした上で、「いずれにしても投資家が定められた期日に全額返済を受ける結果にはならないだろう」と話す。 (後略)』


 加盟国ごとに機関投資家に「自主的な借り換え」に応じるように求めたところで、「投資家が定められた期日に全額返済を受ける結果にはならない」場合は、デフォルトになるはずです。現在のEUは、本当に無理をしていると思いますし、そうせざるを得ないという苦しい状況にあるわけです。たとえ、欺瞞と言われようとも、投資家に「自主的に償還期限を延長しろ」と政府が「お願い(命令)し」、投資家が応じたら「ギリシャはデフォルトしていない」と突っ張るしかないというわけでございます


 ドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領は、上記の「投資家が自発的な借り換えに応じる」方式を、「ウィーン方式の解決策」と呼んでおり、すでに自国の銀行や保険会社と協議を開始しています。最近の欧州各国の首脳がやっていることは、端から見ると意味が分かりませんが、本人たちはいたって真剣というわけです。


 多くの投資家が「自発的」な償還期限延長に応じたところで、ギリシャ国債のCDSを買っていた金融機関は、間違いなく「ギリシャはデフォルトした」と、CDSを販売した保険会社などに弁済を要求することになるでしょう。結果、リーマン・ショックの再来というわけです。


 ギリシャが本格的に立ち直るには、ユーロを離脱した上でデフォルトし、通貨暴落を利用して輸出競争力を高める以外に方法はありません。とはいえ、ギリシャが離脱するなり、あるいはユーロ側がギリシャを切り離すと、その瞬間に「ユーロの夢」は終わります。すなわち、欧州が共同でアメリカに並ぶ「第二軸」を造り上げるという、壮大な夢が終焉を迎えるわけです。
 
 結局のところ、ユーロの問題は金融政策を統合し、財政は各国に主導権を残し、「ユーロ・ナショナリズム」を構築することができなかったことに尽きると思います。ドイツ国民はドイツ国民であり、ユーロ国民ではありません。同じ通貨を使っているからと言って、「外国人」であるギリシャのために自分たちのお金が使われることに納得することはできないわけです。


 1992年以降の「グローバリズム」は、国境やナショナリズムを薄めようとする形で進行してきました。その象徴が、ある意味でユーロだったわけです。
 とはいえ、ユーロ事例は、国民(特に民主主義国の国民)が、ナショナリズムの下でなければ生きられないということを証明することになりました。民主主義国の有権者の投票行動は、最終的にはナショナリズムに基づくものにならざるを得ないというわけです。


 わたくし達は、結局のところ「地球市民」とやらにはなれないのです。


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