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4月25日:「経済ニュースの裏を読め!世界経済編」刊行記念 三橋貴明氏 特別講演会・サイン会
http://www.books-sanseido.co.jp/blog/jinbocho/2011/04/425.html

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三橋貴明の新刊、続々登場! (「日本の大復活はここから始まる!」発売開始!
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 小学館の「日本の大復活はここから始まる!」(http://www.amazon.co.jp/dp/4093881774  )アマゾン在庫が、「在庫あり」と「通常4~6日以内に発送します」を繰り返しています。この現象は初めて見ました。紙とインクが不足の中、流通スピードが鈍化しているのかも知れません。


 さて、上の方にご案内がございますが、来週の月曜日(4月25日)18:30から、三省堂書店神保町本店 8階特設会場にて「経済ニュースの裏を読め!世界経済編」刊行記念のサイン会、講演会が開催されます。

【4月25日:「経済ニュースの裏を読め!世界経済編」刊行記念 三橋貴明氏 特別講演会】
http://www.books-sanseido.co.jp/blog/jinbocho/2011/04/425.html


 本書を出版した時点では、ポルトガルは破綻しておりませんでした。東日本大震災も発生しておりませんでした。
 本書をベースに、その後の世界経済や日本経済を解説することを、講演会のメインにしたいと思っています。


 何よりも話したいのは、これ⇒「格付け機関の話」。


 本ブログでは、頻繁に「ユーロ諸国が格下げされた」という話題を取り上げます。改めて書きますが、格付けとは、
「投資家に対し、特定の公社債その他の証券やその発行体について、元本や利息の支払いが契約通りに行われないリスク(信用リスク)を簡単な記号で表し、広く知らせるもの」(Wikipedia)
 でございます。元本や利息の支払いが行われないこととは、すなわちデフォルト(債務不履行)です。格付けとは、デフォルトの可能性を記号で表し、周知するものというわけですね。


 根本的に疑問なのは、格付け機関が企業を格付けするとき、料金を企業側が支払うという「利益相反問題」です。すなわち、企業側が気に入らない格付けをすると、格付け機関は顧客を失うことになるわけです。


 さらに疑問なのは、例えば日本のようにグローバルに国債をあまり販売しておらず、格付け機関の評価が国債消化と無関係にも関わらず、「格付け機関側」が勝手に日本国債を格付けしていることです。日本政府は、格付け機関に格付けを頼んでいませんので、料金を支払っているわけでも何でもありません。


 それにも関わらず、格付け機関がもったいぶって日本国債を格下げし、それを大手新聞が大騒ぎし、
「日本国債、またもや格下げ!」
 などとやっているわけですが、日本の長期金利は相変わらず世界最低のままです。デフレ深刻化で国内が過剰貯蓄状態で、民間企業の資金需要がないわけですから、当たり前です。


 すなわち、こと日本国債に関しては、格付け機関の格付けは担当者の時間の無駄ですし、大手新聞の紙面の無駄というわけでございます。


 格付け機関に関する疑問は、他にも色々とあります。
 現在、アイルランド、ギリシャ、ポルトガル等は、
格下げをされて、財政健全化目指して緊縮財政を強行すると、GDPが縮小し、税収減で財政が悪化し、格下げされる
 という、いや~な悪循環にあります。


 とはいえ、そもそも格付け機関とは国際機関でもなければ、公の存在でもありません。ただの民間企業なのです。何が哀しくて、諸外国の政府が、民間企業の「意見表明」に足をとられ、政策が混乱しなければならないのでしょうか。といいますか、アイルランドなどの国民や政府は、とりあえず格付け機関に対し、
「我が国のソブリン債の格付けを禁止する!」
 と宣言するべきなのだと思います。とはいえ、そんなことをすると、国際金融市場で国債が買われなくなり、あっという間に財政が破綻してしまうことになるのでしょう。


 まさに、「グローバル金融」の網の中に絡め取られ、足掻き、苦しんでいるのが現在のユーロ諸国というわけでございます。この網の目から逃れるには、以前、ルモンドが社説で書いていたように「日本の真似をする(国債を国内で消化する)」しかないのだと思います。


 格付け機関の問題で、最悪だったのが、そもそも今回の世界金融危機の引き金になったサブプライムローン関連の証券化商品に関する評価です。詳しくは、拙著「ドル崩壊!http://www.amazon.co.jp/dp/4883926583/ )」をお読み頂きたいのですが、格付け機関はサブプライムローンを含む証券化商品の「生産時」に、「格付けが高まるように」組合せを提案するという八百長をやっていました。


 自らの提案により「格付けが高まるように」組み合わされ、生産された証券化商品は、当然ながら最高格付けです(当たり前です)。アメリカの投資銀行は、格付け機関と八百長をやって生産した証券化商品を、「AAA債券」として国内や海外の投資に売り捌きました。


 とはいえ、結局はサブプライムローンの延滞率が維持不可能なまでに高まり、2007年7月、ムーディーズが数百のサブプライム関連CDO(債務担保証券)を、「AAA」から一気に格下げし、今回の危機が始まったのです。すなわち、格付け機関は今回の世界的な経済危機を引き起こした主犯というわけです。


 それにも関わらず、格付け機関の人間は誰も責任を取っていないというのが、本当に凄い話ですが、今度はアメリカ国債まで格下げの危機に怯えています。


米国の「AAA」格付け、見通し「ネガティブ」に変更-S&P
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aGnnPmrY.Z4Y
 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、米国の長期格付け「AAA」について、アウトルック(見通し)を格付けが下方に向かう可能性が上方向よりも高いことを示す「ネガティブ」とした。増大する財政赤字および債務への対応をめぐり、指導者らが合意に達しない「重大なリスク」があると説明している。(後略)』


 先にも書いたように、格付けとはデフォルトの可能性です。ほぼ100%ドル建ての米国債がデフォルトするなど、日本国債同様にあり得ません。(インフレ、ドル安はあるでしょうが)


 アメリカ政府には、是非とも「日本の財務省(かつての)」を見習って、
日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。デフォルトとして如何なる事態を想定しているのか。(by 財務省)
 という意見書を、S&Pに叩きつけて欲しいと思います。


参考「外国格付け会社宛意見書要旨(財務省)」
http://www.mof.go.jp/about_mof/other/other/rating/p140430.htm


本日のエントリーで「グローバル金融」の歪みを感じ取って頂けた方は、

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