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 三橋貴明後援会ホームページの「三橋通信 」で、三橋の日々の活動内容をご紹介しています。

 1月28日の活動報告には田母神俊雄氏とのツーショット写真が、1月29日は(チャンネル桜さえ撮っていない)シンポジウム参加者五名の集合写真が載っているなど、オリジナルコンテンツが満載です。
 また、三橋貴明後援会では、現在、2011年度会員を募集しております。詳しくは、こちら を。
 


【予告!】2月より日経ビジネスオンラインにて「三橋貴明のTPP亡国論 暴走する『尊農開国』」の連載がスタート致します。
 前回のわたくしの日経BO連載は、毎回、数十万人の方々がご覧になられました。今回は何しろテーマがテーマですので、百万人アクセスを目標に、気合を入れて頑張りたいと思います。


やまと新聞【三橋貴明さんインタビュー「菅政権3つの逆行」】
http://www.yamatopress.com/c/10/13/3446/

 な、なぜよりにもよって、わたくしのインタビューだけが、やまと新聞に掲載されているのでしょう。。。他にも大勢、取材を受けていらっしゃったのに。
 色々と先陣を切れということなのでしょうか、やまと新聞様。


 一昨日のシンポジウムの映像がニコニコ動画に載っていました。


『三橋貴明「TPP…『郵政民営化』『政権交代』今度は『平成の開国』」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13444876
『三橋貴明「TPPはインフレ対策。デフレ時には逆効果
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13445077
『中野剛志「TPP…平成の黒船ではなく泥船、平成の開国ではなく売国」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13444797
『中野剛志「TPP不参加でも日米軍事同盟に影響はない」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13445033
『片桐勇治「TPP…賛成のマスコミ記者もみんな淘汰される」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13445095


 一昨日のシンポジウムの前に、ご参加された方々とお話したのですが、わたくしは今の状況を心の底から喜んでいます。なぜならば、青山繁晴氏の言う「戦後日本の集大成」とでも言うべき連中、あるいは戦後の日本を「悪い方向」に導こうとしている連中が、ほとんど民主党「政権」に集まっているためです。
 
◆売国主義者。ひたすら日本を貶めることに邁進する、日教組を中心とする人々。憲法九条教を信仰していれば、戦争にならないと信じるお花畑たち
◆農村社会主義者。自民党旧田中派の流れを汲む、「政治と金」の癒着が顕著な人々。公共投資悪玉論が広まったのは、主にこの連中のせい
◆媚中主義者。共産独裁国の中国を褒め称える、人権意識が皆無の人々。日本を批判するのは得意なくせに、劉暁波氏の監禁やノーベル賞受賞、チベット、東トルキスタンの弾圧問題には口を閉ざす、人間として最低の連中
◆グローバリスト。「グローバリズム」「イノベーション」など、意味不明な横文字を使い、自由貿易やトリクルダウン理論(昨日のエントリー参照)、新自由主義などを推進する人々(注:TPPを推進しているのは、この連中)
◆緊縮財政至上主義者。いわずと知れた財務省の飼い犬たち。現在は最も影響力が強い


 これだけ「戦後日本の癌」が一箇所に集まったというのは、ある意味で奇跡だと思います。何しろ、現在の民主党政権を倒すだけで、日本の癌の多くが綺麗さっぱりと消滅してしまうわけですから。(まあ、完全消滅までは色々と紆余曲折があるのでしょうが)


 一昨日のシンポジウムでは、西部先生など、わたくしを除く四人の皆様は、TPPについてかなり悲観的な論調でしたが、実はわたくしはそうでもありません。別に、楽観しているわけではありませんが、充分に戦いようがあると思っています。
 TPPのシンポジウムにご出席された方々と、わたくしとの間には、一つだけ「決定的な違い」があるのをお気づきになられましたでしょうか。それ「国政選挙を経験したか、否か」になります。国政選挙がどれほど凄まじい戦いかは、さすがに経験しないとリアルに理解することはできません(断言!)。


「TPP」
「法人税減税」
「消費税増税」


 という、三つの不人気(もしくは突っ込みどころ満載)の政策を掲げて国政選挙を戦うのは、厳しい云々以前に「破滅への道」です。候補者は、冗談抜きに地獄を見ると思います。


 まあ、だからこそ「TPP解散」で「平成の開国です! 賛成ですか! 反対ですか!」という感じに、イメージ中心の単純論でやってくるのではないかと思っているわけですが。


新報道2001 今週の調査より
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/shin2001/chousa/2008/110130.html
【問1】あなたは次の衆院選でどの党の候補に投票したいですか。
民主党 19.6%(↓)
自民党 23.2%(↑)
みんなの党 7.8%(↑)
(以下略)
【問2】あなたは菅内閣を支持しますか。
支持する 28.8%
支持しない 67.0%
(その他・わからない) 4.2%
(以下略)』


 民主党に比較的甘い数字が出る新報道2001で内閣支持率が30%に届かないのでは、通常国会を乗り切ることはできないでしょう。支持率も、あっという間に20%を切ると思います。


 何しろ、最大野党の自民党が「解散総選挙を!」という強攻策に乗り出したのです。(なぜ自民党がいきなり強硬になったのか、理由が面白いのですが、さすがに内緒) 

 野党が全面的に攻勢に出ると、民主党単独では予算関連法案を通せません。しかも、本日、小沢一郎氏の起訴が行われる予定になっているため、連立しても衆院で三分の二を確保することは困難になります。
 すなわち、野党が軟化しない限り、民主党は予算を通せないということになります。結果、暫定予算状況で統一地方選挙に突入することになります。「惨敗予想」を上回る惨敗、になるでしょう。


 そうなると、民主党としては、まずは菅総理が内閣総辞職をした上で、「選挙管理内閣」を作り、解散総選挙を条件に野党と話をつけて予算を通すか、あるいは「TPP解散」などの賭けに出るしかなくなるわけです。個人的には、わたくしは後者の可能性の方が高いのではないかと思っています。(常識的には前者ですが、何しろ民主党ですから)


 さて、またまた中野剛志氏からのご投稿。たちあがれ日本の藤井孝男議員が、公共事業について国会本会議の質問されました。(しかし、藤井さんは本当に良い声をしていますね)


平成23年1月28日 参議院本会議 藤井孝男議員(たち日)代表質問&政府答弁
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13429702


 本ブログ的に面白いのは、8分くらいからですかね。
「日本では公共投資が必要だ。なぜならば、高度成長期に建設された橋梁やトンネルなどのメンテナンス期を迎えているからだ
 という、「日本のグランドデザイン」そのまんまの質問をされています。


 それに対する菅首相の答弁は、何しろ「原稿棒読み」かつ「数字を一つも使わない」という凄まじい低レベルなものなのですが、まあ、「人間はどこまで自らの知能を低く見せることができるか」などの実証実験に興味がある暇な人は、是非ともご視聴ください。
 答弁の中で、菅首相が「財政赤字(フロー)」と「国の借金(ストック)」(正しくは政府の負債)を混同していますが、これは財務省の伝統的な「手」になります。財務省のやり方を理解したい方は、菅氏の答弁を聞くのもいいと思います。(答弁している本人は、何にも理解していないと思います。)

 菅氏は「日本の財政赤字は先進国最悪」とか、「嘘」を平気で口にしていますが、実際に最悪な先進国は、ご存知アイルランドです。何しろ、財政赤字対GDP比が30%超(2010年)なのですから。


 最近、講演などで様々な人達(主に中小企業の経営者)とお会いし、お話させて頂いて、つくづくと思ったのですが、わたくしは「日本がどうなるか?」については、全く興味がありません。講演出席者の方などから質問されても、答えることができないのです。何しろ、興味がないため、考えることすらないわけですから。


 その代わり「日本をどうしたいのですか?」「日本をどうするべきですか?」といった、能動的なご質問にはお答えできますし、それなりに持論も持っています。「なぜ、その方向なのか?」という質問に対しても、数字ベースでお答えすることが可能です。


 無論、別にわたくしの考え方が「正しい!」などと主張する気は、さらさらありません。しかし、せめて「数値データ」に基づき、土台は正しい形で共有しようよ、ということは、強く主張させて頂きます。


 事実ベースをきちんと認識した上で、日本国民がギャアギャアと議論すればいいのです。正しい事実認識の上で議論さえなされれば、それなりにまともな方向に行くと思います、この国は。


「正しい問題認識なしで、正しい解決策を構築することは、この世の誰にもできない」

 のでございます、菅直人氏を始めとする、民主党の皆様(及び与謝野氏)。

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