(デイトレ記録)5日目 | 40歳までに運用資産1億円を目指したい記録

40歳までに運用資産1億円を目指したい記録

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権利落ち翌日。市場全体としては下がることが前提の日。

 

YouTubeでスキャルピングの動画を見て、取引の仕方とかスピードが違うことを知ったので、それを試してみようと思った。

 

結果、大きくマイナス。含み益は確定できているが、含み損分は損切りをできず抱えている状態。通算で-50,000円くらい。スキャルピングについては上手くいったときとダメだったときを両方経験した。

 

上手くいったのは、株数を欲張らずに、かつポジションを大きくし過ぎなかったとき。リターンは大きくないけど、小回りが効くし、心理的に落ち着いていられた。そして流れが変わった時にすぐにそちらのポジションに立つことができる。ボラティリティが高い銘柄は一気に動くのですごく怖くなるけど、大きくな流れはそう簡単に変わらない。

 

逆に上手くいかなかったのは、少しの株数から入って、自分の想定と逆に動き始めた時にチャンスと思って買い増ししてしまった時。冷静に伸びると思って判断したつもりでいたけど、持っているから上がって欲しい、上がるはず、というマインドに引っ張られてしまった。そしてポジションが増えると余計に含み損が増えて、より損切りがしづらくなった。こういうときは、チャートの動きを見ても少しの動きに対して「これは反転するはず」と思って見てしまう。結果、そう思い続けて損切りができず数%マイナスまで行ってしまった。もし早い時に損切りできていれば、その後に売りで入って挽回できていた可能性もある。

 

無理やり例えると、小さい借金を返そうと余計なことに手を出した結果、さらに大きな借金を抱えて身動き取れなくなった、みたいな。

 

心理的なバイアスのコントロールと、リスク管理ができないととてもリスクが高いなと学んだ。それができないからこそ、小さく入って繰り返すのが大事。さらに、大きな流れに抗うのはリスクが高い。潮目が変わったらすぐそこに乗れるような状態でいることが、結果的にリカバリーを早くする。想定と違ったら早く手仕舞いする、というのは簡単だけど、その塩梅が難しい。

 

改めて三井E&Sと三菱重工のチャートを見ると、上がったら必ず戻ってくる、上がり続けることはない。上がったあと、どこかで大きな下げがきてそこから変わる。実需が伴わない銘柄は結局参加者全員の期待値で成り立っている。それぞれが、それぞれなりに仕込んだものをどこで吐き出すか。他に先んじて吐き出した人が一番得をする。大きく動いた後は、その動きに乗り遅れた多数の人が右往左往する時間がある。どこにどれだけ歪みが溜まっているかという感覚は忘れてはいけない。

 

このスキャルピングという手法が自分に合っているのかどうかも冷静に考えなければと思った日だった。やり方が変われば見るべきポイントも考えるべきことも少し変わる。