先月上旬のこと
高校の同期会(同じ学年だけの同窓会になります)があり
春から企画準備等を進捗させてきた幹事のひとりとして
満を持して参加してきました
受付が始まり少しずつ増えてゆく参加者の顔触れを見渡し
当時の面影が僅かばかり残されていた親しかった友人は
すぐにでも理解出来ましたが
首から提げたネームプレートで確認しなければ
誰が誰だか分からない方々も多くいました
宴は大盛況でした
準備していたデジタル卒業アルバムのスライドショー
あの当時(1980~1990年代)の昭和のヒット曲のBGM
同級生が発見し動画に撮り直された青春恋愛ムービーなど
終始参加者の方々には笑顔が溢れていました
今回の同期会開催の告知や参加の呼び掛けは
ほとんどの方々はグループLINEを活用していましたが
僕を含む何人かは電話やダイレクトメールで連絡を繋いでいました
3月末に初めて集まった幹事会の夜から
LINEへの招待のメールもたくさん届いていましたが
僕は何となくLINEから距離感を保ちながら暮らしているので
僕の家族(ふたりの子どもたちと彼らの母親)はLINEで繋がっていますが
僕だけは家族も会社の同僚も友人達ともメールで連絡をしていましたし
今後も何の変わりようもないのかもしれません
無事盛会で終えた同期会から1ヶ月が過ぎた昨夜
同じクラスで幹事兼会計を引き受けてくれた一人の女性から
一通のメールが届きました
その文面には、「筆致」という言葉があり
僕は高校の国語の授業を思い返し始めました
「筆致;ひっち」とは…
「趣;おもむき」、「有様;ありさま」を含んだ言葉になる。使い方としては下記のとおり
① 文章の筆致(単語選び、行論の独特さ、情景を喚起させる感性的文章など)
② 文字の筆致(字体の力強s、優美さなど)
③ 絵画の筆致(印象派的な描き方、色彩的技法など)
書道や油絵のようにある程度視覚的に「筆致」に言及出来る場合もあるし、難解な哲学書や古典を軽やかな「筆致」で紹介するように、内容やニュアンスを「筆致」と呼ぶこともある。
「おもむき」という時点で、すでに心を動かされる何らかの味わいがそこに発生し、肯定的な文脈での使用例が多くみられる。
メールの内容とは
連絡が取れない同級生や音信不通になった方々のために
同期会開催の告知チラシを
3回ほど母校の同窓会HPに掲載して貰いました
そして無事に開催出来たことや当日の参加人数
駆け付けてくれた恩師など
報告を兼ねて最後の告知チラシを作成し
同窓会HPに掲載を先週依頼しました。
その一方で
会場の予約や開催の告知や参加人数の集約など
幹事長の大役を務めてくれた友人宛てに
グループLINE上でも拡散をお願いしていた折
その文章を見て感謝の言葉を届けてくれたメールでした
そのまま画像を貼り付けます
僕には身に余るメールの言葉と文章でしたが
同期会を開催出来たことだけではなくて
ここ暫くは過去の文章をリブログと称して掲載するくらいでも
こうやって言葉を丁寧に選んで何度も何度も文章を書き直して
日々の暮らしの中で感じたことや考えたことを
真摯に誠実に綴ったブログを書き残してきたことに対する
ちいさな賛辞と激励なのかもしれないと思い始めました
ようやく9月を迎えても30℃を越える日が続いています
昨年は酷暑と言われるほど
9月下旬近くになるまで30℃を越えていましたが
今年はいかがでしょうか?
皆様もご自愛ください
また少しずつ言葉を丁寧に選んで何度も何度も文章を書き直して
日々の暮らしの中で見つけたちいさなしあわせや、
何気なく感じたことや考えたことを
このブログに綴ってゆこうと思いました
Thursday.12.Sep.2024.
No.1047 to be continued…