さぁ、確定申告の時期になってきました。

とは言え、確定申告って、2月15日からでしょ?という知識をお持ちの方も、居るかもしれません。

ある意味、正解です。

しかし、還付申告は、1月1日から出来ます

まぁ、還付の内容によりますが、細かい点は割愛します。

早く計算すると、あの鬱陶しい混雑の中、対応が適当になりがちな職員を相手にしなくても良いのです。

時間が有れば、職員も、少し優しく疑問点に答えてくれますが、忙しい場合はどうでしょう?

おざなりとまでは言いませんが、簡単な事は後回し・・・にされても仕方ありません。

だからこそ、少し早目に申告すると心がけてみてはいかがでしょうか。



前置きが長くなりましたが、今回は一般に有る、確定申告でのありがちな誤解を書いていきます。



①医療費控除

一見『医療に掛った領収書を集めて、まとめて出せば良いんでしょ?』と簡単に見えがち。

しかし、細かく考えていくと、意外に見落としている点が多々あります。

例えば、通院に掛ったバス代や電車代。

領収書も取れないし、どうしようもないだろう?なんて思っている方は、損をしています。

これは、通院した日とバスでどこからどこまで行ったなんて明細を簡易にメモして出せば、十分に認められます。

タクシーも、『骨折などで、バス・電車での通院は無理』というような理由が正当で有れば、認められます。



ちなみに、『自家用車で通院して、ガソリン代が1万円かかった』なんて場合は、残念ながらダメです。

あくまで、<通院の為>という冠が付きますから、自家用かどうかの区別がつきにくいものや、個人的に使う頻度が高いものは認められません。



難しいのは、『遠方に居るお医者さんに見て貰う為、地方から出てきた場合の宿泊費や交通費』などですが、これも内容に寄ると思います。

ガンや心臓病など、難しい病気になれば、腕の良い医者を探してでも助かりたいと思う人も少なくない。

そこで、遠方まで医療を求める方も居ますから、そういった事に関しては、税法も寛容な部分は見られます。

但し、食費などは別にしておかないと、治療名目とは別の話になってしまいますので、キチンと説明出来ることが第一前提でしょう。






(医薬品)

こちらも、ちょっとした誤解が有ります。

薬品とは、お医者様が処方した物など、特別な物のイメージが有ります。

しかし、風邪を引いた時にドラッグストアで購入する風邪薬、これも医療費控除の対象となります。

全てが全て、病院等に掛ったものしか認められないとなると、そちらの方が大変です。

風邪薬によって、大事を免れたかもしれませんし、それは誰にも証明出来ません。

ですから、そこは拡大的に解釈されています。

筋肉痛になった時のシップなども、対象の一つです。

家族で買ったような領収書、失くさないようにしましょう。




(特別な物)
これは、知っている方も多いのかもしれませんが、子供の歯の矯正費用

子供の内に歯並びを矯正することは、将来への治療の一環として見られ、矯正をしている子供が多くなっています。

そういった点から、この費用は控除として認められています。

歯列矯正費用は、月々、結構な金額になりますから、領収書の保管を忘れないでください。

ちなみに、大人の矯正は、ほとんど認められません

これは、ある程度の年齢となると、歯並びを治す事が『健康への治療』と見られず、『美容』としての側面を多分に含んでいると考えるからです。

基本的に、美容に関する治療費は、医療費控除の対象外です。

ただの美容整形なども、医療費控除には適しません。

要は、”美”では無く、”健”に対する出費が医療費控除です。





今回は、簡単に代表的なものを書きました。

もう少し深めてみようと思いますが、それは次の機会に・・・。

毎回言いますが、知らない事は罪です

知識を深めて、知る努力を深めましょう。
ここまで、かなり駆け足でしたが、電子申告について書きました。



最後に、一つ。



電子申告控除は一回限りです。


5,000円が還ってくるこの控除は、21年・22年の申告のどちらか一回しか使えません。

もし、19年・20年で既に電子申告を終えているという方は、使えません。

それもデメリットです。




電子申告後、ICカードリーダーが不必要になります。

家で、suicaとかペイジーに使ったりと、その程度です。

無用の長物かもしれません。


それもデメリットです。




以上、電子申告についてでした。

また、時間を観て、確定申告について書きたいと思います。

さてさて、前回のブログからかなり時間が経っております・・・すみません。

無精な性格ですから。



では早速、<電子申告のメリットデメリット>について。



まず、年末調整後に、源泉徴収票を会社から貰います(サラリーマンの場合)。

その時、『徴収税額』という欄に、数字が入っている方。

それが、今回の税金を返してもらえる対象の方々です。

で、ここからが重要。



受ける為に準備をしなければならないものが有ります。

①電子証明書

②ICカードリーダー

③電子申告の登録ID



簡単に言うと、以上の三点です。

まず、①の電子証明書

これは、一般の方であれば、住基カードがこれに該当します。

一番手っ取り早いし、分かり易いのがこれ。

市役所に行って、一定の手続きを済ませてしまえば、30分も掛らずに出来あがります。

但し、1,000円くらいお金が掛ります。

いわゆる登録料ですね。

しかも、住基カードには、『電子証明書付き』とそうじゃないものが有ります。

『電子証明書付き』を選んで下さい。

後々、面倒くさくないので。



②ICカードリーダー

これは、家電量販店で売っています。

値段は、大体安くて2,000円から、良い物で4,000円くらいします。

ネットなどでも、事前に調べておいた方が良いかもしれません。



③電子申告の登録ID

これは、税務署に届け出を出すと、自分でIDなどを決めたりして、送付されたりします。

そこで、確認可能です。




①~③までの事を考えると、電子申告をする為の経費は、約4,000円となります。

これでは、5,000円の税金が還ってきても、1,000円の旨みしかありません。

市役所に出向いたりしている事を考えれば、1,000円も無いのかもしれません。

ですから、ここで頭を使います。


ICカードリーダーの共有です。


友達などを募って、一つのカードリーダーを共有してしまえば、人数が多ければ多いほど、カードリーダー代を分散出来ます。

更に、4,000円近くの税金が還りますから、10人居れば、カードリーダー代の負担は300円。

3,700円は、自分に確実に還ってくる事になります。

これで、夫婦共働きをしていたりすると、倍になります。

7,400円、大きいですね。

普段、会社で働いていて、これだけの日給があげられるでしょうか?

ハッキリいって、難しいです。

それだけの還ってくるチャンスを、皆さんは既に抱えているという事です。




さて、ここからが最終問題。



(確定申告書の作成)

これは、ネットで国税局にアクセスすると、確定申告作成コーナーというものが有ります。

そこを使って、e-taxのソフトをわざわざダウンロードしなくても、現在では作れます。

しかし、記入の仕方が分からないなんてのも、税金計算が難しいと感じる特色ですから、時間が掛るかもしれません。

この点を全てクリアーすると、晴れて、電子申告ユーザーとして、お金を受け取ることが出来るのです。




まぁ、面倒くさいと感じる人には、全くおススメしません。

『そんな、小さい金額よりも、寝ていた方が良い』と思えば、それまででしょう。

但し、知らない事は罪です

特に、今のように、知っている人だけが旨みを得ている世の中では・・・。



今回の電子申告にしてもそうですが、電子化にするにあたり、色んな思惑が有るのは確かです。

そういう流れの中で、一つ一つを取捨選択して、自主的に判断する能力を持つ事も必要だと思います。

そして、自分から ”知る努力” というアンテナを張り巡らせて、少しでも損をしない生活をしましょう。

それが、年収300万円・・いや、200万円時代を乗り切っていく為の知恵ですから・・・。
さてさて、平成22年も明けて10日程経ちました。

個人の事業者の方々は、確定申告準備へと移られると思います。

皆さんの確定申告のイメージは、事業者・不動産賃貸・医療費控除だと思います。

他にも、上場株の売買をやったりとか。



この中で、ちょっとした盲点となっているのが、サラリーマン

通常、職場内で年末に行う『年末調整』で、ほとんどの税計算が終わってしまいます。

ところが、平成19年分の申告から、電子申告(5千円)控除なるものが出来ました。

これは、19年・20年の申告を電子申告で行うと、5千円を税金から差し引きますよというもの。

しかし、あまり普及しませんでした。

問題は、操作やら手続きが、かなりややこしいというのが大勢の声。

ただ、国が電子申告というものに着手した以上、一定の成果を上げないといけないのでしょう。

期間を延長して、22年分確定申告まで対応することになりました(笑)。



そこで、サラリーマンの登場。

この5千円控除とは、年末調整を終えたサラリーマンに対しても適用可能なんです。

要は、年末調整をして、5千円くらいの税金が年間で掛っていれば、電子申告をすると返してあげますよという単純なものです。



ただ、デメリットも有りますので、それは②の方で・・・。



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