「イソシジミ(磯蜆・アケミ貝)」

マルスダレガイ目ニッコウガイ超科シオサザナミ科ムラサキガイ亜科

令和3年(2021年)6月21日
胆振管内某所でアケミガイ収穫
正式名称はイソシジミと呼ばれている。

シジミと名前が付くのにシジミ科ではないんだ〜
調べてみました。

本シジミ
マルスダレガイ目シジミ上科シジミ超科シジミ科シジミ亜科シジミ属

道外では、チヌ(クロダイ)などの釣り餌としても使われている。

アケミ貝の収穫方法
必要な道具
・クーラーボックスもしくは発泡
・ゴム手袋
・海水汲むバケツ(アケミ貝砂出しのため)
熊手などの道具使用禁止
収穫する貝によって禁止期間が違うので注意しましょう。
熊手などの道具を使って収穫している方を見かけますが、こちらに記載されている通り
素手採取道具使用禁止
となっていますので注意。

こちらではアケミ貝以外にホッキ貝、アサリ貝
なども収穫できます。
干潮の2時間前に合わせて現地入り。

貝は魚と同じエラ呼吸しており、水管と呼ばれる2つの管を地上に出している。
管は2つあり入水管、出水管に分かれている。
道具は使ってはいけないルールなので
手にゴム手袋などを履いて砂を掘る。

素手でやった事ありすが爪が剥がれたり
指先が切れたりして大変でした。
 
掘っていくと写真のように管が通った跡が見える。
ここに貝が居る証拠。
 
管のある跡を重点的に掘ると
あった~
アケミ貝を発見。
 
穴をどんどん進めていくと管の跡が出てくるので
同様に収穫する。
これを繰り返す。
右側が身の入っているアケミ貝
左側が身の入っていない貝
死んでいる貝もあるので注意しましょう。
今回の収穫。
300個は採ったでしょうか?

アケミ貝は砂出ししなくてはいけないので
発泡に海水を入れて2、3日置いておく。 

なかなか砂出ししずらい貝と言われていますが、
砂抜きせずに 塩水で茹で、身だけを外しボールに塩湯をいれ 身をいれ掻き混ぜたら 砂は落とせる。

収穫後ひさびさに
室蘭観光、キャンプへと向かいました。

アケミ貝の調理方法
・アケミ貝の素焼き
・アケミ貝の酒蒸し
・アケミ貝の佃煮
・アケミ貝の炊き込みご飯

などがあるようである
「アケミ貝の素焼き」

焼いた写真撮るの忘れてしまった。
フライパンで焼く。
熱して貝が口を開いたら完成。

「アケミ貝の酒蒸し」
お好みでに日本酒かワインで作るとよいでしょう。

材料

・アケミ貝
・バター
・日本酒または白ワイン
・ニンニク
・鷹の爪
・刻みネギ

作り方
①フライパンを熱し、おろしニンニク少々と鷹の爪を刻んだものを入れて軽く痛める。
②アケミ貝入れてワインまたは酒を入れて蓋をして蒸す。
ワインの場合は残り汁をスープにできるので水を足す。
③貝が開いたら、バターを入れ、塩こしょうで味を整えて完成。
「アケミ貝の佃煮」
材料
・アケミ貝
・生姜のみじん切り
・醤油
・酒
・みりん
各1・1・1の割合で
作り方
①鍋にしょうゆ・酒・みりんを1対1対1で入れ、砂出ししたアケミ貝と生姜のみじん切りをいれ10分程煮込んで完成。

「アケミ貝の炊き込みご飯」

材料
2合分
・米2合
・アケミ貝 250g
・料理酒 (酒蒸し用)
・油揚げ1枚
・にんじん

調味料
・しょうゆ 大さじ1
・みりん 大さじ1
・顆粒和風だし 小さじ1/2

・小ねぎ 

①米は洗ってザルに上げ水気を切る。 
油揚げは熱湯をかけて油抜きしする。 
②油揚げは横に半分に切って5mm幅に切りにんじんは千切にする。
③鍋にアケミ貝と料理酒を入れ強火で蓋をし、アケミ貝の殻が開いたら火を止める。
粗熱がとれたら殻を取り除く。
④炊飯器に、調味料と水を入れ炊く。
⑤炊き上がったらかき混ぜ器に盛り、小ねぎを散らせて完成

次回に続く