ブロークン・シティ | 日刊タカナリ

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※あくまで個人的な感想なので、参考程度にご覧ください。

罪を受け入れ、清算する。



「ブロークンシティ」



『元刑事の探偵ビリーは、市長のホステラーに呼び出され、自身の妻の浮気調査を依頼された。何事もなく調査は終わり、ビリーは浮気相手を市長に報告。


その調査の後、市長の妻の知人が何者かに殺されてしまった。』



2013年日本公開。


監督:アレン・ヒューズ。


脚本:ブライアン・タッカー。


出演:マーク・ウォールバーグ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ジェフリー・ライト、バリー・ペッパー、アロナ・タル、ナタリー・マルティネス、ラッセル・クロウ。




ビリーの助手のケイティがなかなか良かったです。


顧客の未払金のやり取りも面白かったですし、ビリーに頼まれた事をきっちりやってくる所とかかなり好感が持てました。非常に優秀。

ビリーなんかのとこに置いておくのが勿体無い。



肝心なビリーですが、最後の決断は男らしかったですね。


市長からの脅しに屈しずに、自分の信念を貫きました。市長もバカですよね。何の覚悟も無くあそこに来るわけないのに。

ラストの去り際には、清々しさを感じました。




だけどそんなビリーも結構バカです。


色々裏がある市長がただの浮気調査なんか依頼するわけないのは明白。それをバカ正直に浮気と信じて、大して調べもせずに市長に伝えてます。

市長との間に過去に何かあったのなら、尚更声がかかった時点で疑うべき。


市長婦人がビリーを二流と罵っていましたが、二流ではありません。こいつは三流です。



あと、女優の彼女は見せる作品を考えるべき。


自身のラブシーンがある作品を、いくら自信があるからと言っても彼氏に見せるのはどうかと思う。

気分は良くないし、怒るのは当然。




アクションや駆け引きは正直微妙なんですが、キャラクターの人間的な能力ややらかしは面白かったです。


ビリーの刑事としての能力も見てみたかったです。