珍獣島のチョッパー王国 | 日刊タカナリ

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※あくまで個人的な感想なので、参考程度にご覧ください。

動物王チョッパー、誕生。


「ONEPIECE 珍獣島のチョッパー王国」


『麦わら海賊団は、王なる宝を求めて「王冠島」へとやってきた。しかし海底火山の噴火により、チョッパーだけが島へと飛ばされてしまった。

その島「王冠島」の動物達は、島の王の死を悲しんでいた。
すると、島に飛ばされたチョッパーがその場に落下。
島の言い伝えを信じていた動物達は、チョッパーを無理やり次の動物王にしてしまった。』




2002年公開。

「ONEPIECE」劇場版第3弾になります。


ルフィ達がチョッパーを、島の動物達を守るために、バトラー伯爵の野望に挑みます。



映画館で観た以来なので、約16年ぶりに見ました。
2002年公開なので、非常に懐かしかったですね。


今見ると、やはり子ども向けという印象を持ちました。
秘密をうっかり言ってしまうバトラーや、太りすぎて道を塞いでしまうルフィなど、子ども受けはいいと思います。子どもは笑うでしょうね。
だから子どもだけの作品かと言われたらそうではなく、大人が見ても考えさせられる部分はありました。

「仲間とはどういうものなのか」
「動物同士の方がいいのか」
「何が幸せなのか」

王冠島に住むただ一人の人間・モバンビーは、チョッパーを無理やり動物王とし、仲間であると強調。
しかしチョッパーには、海賊団の仲間がいます。
モバンビーはルフィ達を否定し、動物同士一緒にいようと強制します。

それが果たして本当に仲間なのか。
仲間を思い、仲間のために何が出来るか。

モバンビーとチョッパーの成長がよく描かれていました。



その他にも、それぞれの戦いもちゃんと描かれていました。
ルフィVSバトラーも良かったですが、サンジとゾロの戦いがなかなか良かったですね。

いつもケンカしている二人ですが、ちゃんとお互いの強さを認めあっていました。
こういうの好きです。



大人になった今見てもなかなか面白い作品でした。



ちなみに同時上映は「夢のサッカー王!」でしたが、こちらは今見ても面白くないです。