仮面ライダー3号 | 日刊タカナリ

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※あくまで個人的な感想なので、参考程度にご覧ください。

観てきました。

「スーパーヒーロー大戦GP  仮面ライダー3号」



『1973年2月10日。
ショッカーは、仮面ライダー1号・2号の活躍により全滅した。世界は平和を取り戻した。
しかしその後、1号達の前に、今までの歴史には存在しない謎の戦士・仮面ライダー3号が現れ、1号達は抹殺されてしまった。

その瞬間世界は変わり、ショッカーが支配する世界になってしまった。
仮面ライダードライブこと泊進ノ介もこの瞬間、ショッカーの一員となってしまった。』


もう毎年の恒例になってしまった仮面ライダーとスーパー戦隊のコラボ映画。

今回は、ライダーの歴史上存在しないライダー、仮面ライダー3号が登場します。


「よかった所」
・ブレイド、ファイズ、ゼロノス、ブラックのかっこよさを改めて再認識。
・レースのクライマックス。
・シュリケンジンとトライドロンの合体。



「悪かった所」
・仮面ライダー3号が何故あの時代に存在し、何故今にはなってその影響出てきたのかわからない。

仮面ライダー3号が存在するのなら、その影響がずっと出ていないとおかしい。
まぁ電王の設定があるので、なんとでも出来るっちゃあ出来るが、納得出来ない。

・仲間に犠牲が出てしまった。
・「仮面ライダー4号」ありきの話になってる。

こういう作り方はよくないと思う。
WEB配信のものと繋げるためにああいう終わり方にするのは。
せめて綺麗に終わらせて欲しかった。

・スーパー戦隊がニンニンジャーしか出てこない。

「スーパーヒーロー大戦」としているのだから、他のスーパー戦隊も出すべき。




総評。

悪くはないですが、いろいろと疑問が残る作品です。

無理して3号・4号を登場させる必要はなかったし、登場させる理由がわからない。

こういうのを作るときは、ある程度のつじつまは合わせるべき。

こういう疑問が出てきた時点でその作品は失敗だと思う。

100の駄作より1の傑作。

このシリーズも無理して作る必要はないと思う。


やっぱり私は「歴史を変えろ」と言ってる作品があまり好きではないみたいです。