実は2月26日(火)に行われた、勝間さんの「決算書~」講演を拝聴しました( ̄▽+ ̄*)
勝間さんの本は、去年のグーグル化から読み始めて、
仕事術から勝間さんに興味を持ち、会計本を読むという、
勝間さんの術中に見事にはまっています(笑)
復習とアウトプットを兼ねて、本日の内容を抜粋しますね。
◆本講演のゴール
「無理に益出しをしている株」また、「市場が見逃しているお得な株」
を発掘できるようになること
⇒健全、不健全の会社を見分ける!!
(+会計の面白さの啓蒙もあったのかな?)
◆コンテンツ
1.会計利益を鵜呑みにしたら、だまされる
2.赤字を黒字にするためのテクニック
3.経営者が益出しへ駆り立てられていく理由
4.ケーススタディ(ココが生講演の味噌でした)
5.もっと詳しく勉強したい人のために
◆内容
会計士、アナリスト、そして投資家という多角的な視点をお持ちな
だけあって、説得力のある非常に面白い内容でしたよ!
講演でおっしゃっていましたが、「決算書~」を読んだ人を対象とした
内容になっており、復習+より深い理解につながりました。
4のケーススタディが本講演の本当のうまみなのかな、と思います。
予想通りにドカドカ発言してくださっていたので、着目点だけ抜粋しますね。
・企業の成長プロセス(第1~4段階)ごとに営業CFや売上、ROAの動き
売掛金が増加し、営業CFマイナス
⇒注目分野であっても、有名アナリストや、新聞の鵜呑みはやめましょー
・小売業のポイント(アパレルなど)
①売上の操作(売掛金増加)
②棚卸資産の操作(在庫アップ)
・製造業のポイント(製薬など)
①売上の操作
②棚卸資産の操作
③無形資産(本当は費用なものを資産にしてしまう)
④海外の活用(よくわからない国名の売上にしてはぐらかす!)
⑤インパクトはっきりしない新規技術
・サービス業のポイント
M&Aのケースが多い
・本にもあった、X社をザックリ掘り返す!
★×ガイ プレジデント発言でましたー(ノ゚ο゚)ノ
ちょっと言葉にするのは臆します・・
あそこは、最近他社の株主総会とかでえげつないこと
してたりするから、すこしスカっとしました(笑)
◆感想
銀行~にあるように、個々人が金融リテラシーやビジネスの言語である
会計学(作るではなく、読むだけでも)を知り、自ら判断しなきゃと痛感です。
正直、質疑応答のところの内容は会計のもっと深くつっこんだところ(?)
にいってしまったのでよくわかりませんでした。
まだまだですねぇ。
で、聴いて終わりだともったいないので、早速PLの比較表を作成してみました。
製薬系の注目している企業を比較してみたらビックリ!
ウワサでは、給料もよくバッチリの会社と感じていたところが
利益率が業界平均よりもかなり低い・・・
なにが理由かは、今後BS、CFと絡めて分析をしてみます(・・;)
講演の最後に、会計についてもっと興味がでたら、、と以下の本を薦めていました。
※上級編:会計操作(ダイアモンド社)
※初級編:『食い逃げされてもバイトは雇うな』なんて大間違い
(本講演は中級編との位置づけだそうです)
わたしの初級~中級におけるお薦めは、「財務3表一体理解法」です。
あれは財務諸表の基礎理解がよくできました。
実践的な内容で、今後投資をやろうと考えている方(自分のことです)や
株の目利き力をつけたい!って方にぴったりと思います。
勝間さんの決算書~次回作を期待しています!
今回が中級なら、上級と中級の架け橋的な位置づけの本だと
会計に興味をもった人にちょうどいいかも知れないな、と思いました。
それまでに会計力を研いでおかなくては!