職域接種を受けるか受けないか、職員に調査をしなければいけなかったとき、積極的に受けたいと言った人に関しては私は何も言わなかった。


怖い、迷ってる、と言った人には、自分できちんと情報を調べて決めた方が良いよと伝えた。普通に検索しただけだと情報操作されてるから正しい情報は得られないけど、(その時は)アメブロならまだ大丈夫だから、と。

すでに家族や身近な人が接種済みの人もいたから、その状態で私の口から情報を伝えられないと思ったのも事実。


その時はワクチン接種辞めときますと言った人たちが、その後の上司からのワクハラを受けて意見を変えた。私が絶対受けないと言うと、上司は怒り狂ってた。


私の人生の全ては私のもの。

私の人生の責任は私がとる。

だから、私にとって何が必要で何が不必要かは私が決める。


もし上司の言うままワクチンを打って、重篤な副作用が出たら責任取ってくれるんですか?

もしワクチンを強制されるようなら、私は仕事辞めます。


そう宣言した。


その後しばらくして顔を合わせた時も、ワクチン打てよ、家族にも迷惑かけることになるぞ、って呟いてたけど、うちの家族は誰も打たないんで、って返したら何も言い返せなかったよう。



世界で、どれだけ人が偏った情報に洗脳されていて、情報の取捨選択をするのが難しいのかが、ワクチン接種案件を通してよく分かった。


「良いと思うもの」の基準は人それぞれだから、甲乙はつけるべきではないのかもしれないけれど、みんなが良いって言ってるから私も、っていうだけの選び方はしないようにしたい。



同僚の娘さんが、生理中にワクチンを打って生理が止まったらしい。こういうのがあるから不妊になるって言われてるのかな、って言った同僚に、そうかもねーでもあれ(不妊の話)ってデマでしょ、お医者さんはそんなことはないって言ってたよ、と返す別の同僚。


これが世間一般なんだなと、一瞬悲しくなった。



ただ、どの選択もその人のものだから、私は否定も肯定もしない。この情報を知った時は、ワクチンを打つと言う人を否定的に見てた。

だけど、決めるのはそれぞれだから、私は私で自分を守る方法を探して実行したり、話を理解しようとしてくれる人には情報を伝えたりして、今を生きていこうと思う。


今後、どんな世界になっていくのかは分からないけど、悪意だけの世界になることは絶対ないから、いつだって自分の中を中立でフラットにしておきたい。