フリーになり、早4年を迎えます。30年間、走り続けてきましたので、いい休養と気分転換になっています。

 

自由な時間ができたことで、旅行もしました。奈良飛鳥地方、法隆寺、奈良公園、九州阿蘇地方、震災前の熊本城へも行きました。浅草寺、渋谷ハチ公。そして、富士山、絶景でした。

 

また、かねてから念願だったフィギュアスケート世界選手権も、全日程通して良い席でみることができました。羽生弦選手、浅田真央選手などの最高の演技を見ることもできました。

現在は、猫がいますので、1泊2日が精いっぱいで長期の旅行はできませんが、近場を中心に旅行を楽しんでいます。

 

また、カラオケもかなりできました。両親を亡くしている私には、カラオケを通じて、親代わりともいえる方と親交を深めています。(以下、Aさんと記述します)

Aさんは、幼少期に父親を亡くし、母親と大変な苦労をされた方です。苦労人で男気のあるAさんとは気が合って、すでに10年来の付き合いになっています。職人さんで、高い技術を持って見えるので、今でも、名だたる企業から、特注の精密部品加工をしておられます。

 

ところで、昨年の夏、カラオケボックスにいったとき、カラオケのダムで「遠藤実大賞」が実施されることを知ります。

damとも部門は

「遠藤実先生作曲の課題曲50曲で、精密採点で上位の者が出場できる。同点の場合は複数名出場」

ということは、早い話、100点満点をとれば、完全に出場できるということです。

 

正直言って、最初は、精密採点DXで、とても100点など無理と思いました。

しかし、課題曲に「希望の詩」がありました。希望の詩だけは、今まで良い点が出せていました。ほかの楽曲はせいぜい92点台だったのですが、一度だけではありましたが、97点を出したことがありました。もしかしたらと思い、その後必死にカラオケボックスで挑戦しました。

 

採点でいい点を取るには、コツがあるようでした。ネットで調べました。100点を取った人が、その秘訣などを公開していました。それを参考にしました。良い方法と思えば、早速ボックスで試しました。何度かいろいろ試すうちに、何とか99点台が出せるようになりました。これはいけるかもしれないと思いました。

 

しかし、99点は出せるのですが、そこからが大変で、100点には、なかなか届きません。Aさんは気にかけてくれて、彼の行きつけのカラオケ喫茶へも気分転換で誘ってくれるのですが、なかなか出ません。Aさんの友達で、またまた私も親しくしている方が100点を出したというので、一緒に歌って秘訣を教えてもらいました。

 

ボックスに通い、一日3時間、同じ曲を30回以上唄います。これは疲れました。のどを痛めることはなかったのですが、エントリー締め切り日が近づくにつれて、追い込まれていきました。

 

しかし、神様はいるものですね!あきらめかけていたのですが、ここで踏ん張らないといけないと思い、最終締め切りまで、7日間、毎日、ボックスに通いました!やり切りました!

そして、エントリー最終日、午後9時過ぎ、ついに100点満点が取れました!