ある日の遊びをご紹介します

当院のレスパイト入院には、ベッドの上、自分では身体を動かすことのできないお子さんもいらっしゃいます。

 

どんな遊びができるか・・・

どんな遊びだったら安全に遊べるか・・・

どんな遊びだったらいつもと違う表情が見られるか・・・

いつも、そんな事を考えているのですが、なかなか思うようにはいきません。

 

そんな時、おひさま(レスパイト入院)を利用してくださっているお母さまからこんな事を言われました。

「(保育士が)楽しんで遊んでくれているだけで充分、その思いがきっと、子どもに伝わっていると思うから」と。

とても嬉しく励みになる言葉でした。

 

医療的ケアが必要なお子さんは、とても繊細です。

ちょっとした変化も感じ取り、その子なりの表現で教えてくれます。

色々見透かされ試されているのは、私たちの方なんだろうなあ・・・と思うこともあります。

 

きっと、明るく楽しい雰囲気は伝わる!!

 

そこで、今回の遊びは「お風呂ごっこ」です。

レスパイト入院中、ほぼ毎日、お風呂に入ります。

この大好きなお風呂をテーマにしました!

視覚、聴覚、嗅覚、感触・・・

どこか、「おおおおおおおお・・・・っ!!」 ハッと、ときめくことがあれば・・・

そんな思いで考えました。

 

絵本「もりのおふろ」を題材に

おひさまをだより№15でご紹介したスピーカーで「いい湯だな」を流してお風呂の雰囲気を高めます。

そして、高級温泉露天風呂のお湯が湧き出る音を聴きながら・・・

 

保育士2人、お面を被ります。

馴染みのある犬と猫(ただ、被り物が好きなだけなのですが・・・)

少しでも、お風呂の気持ち良さを感じられるようにホットタオルで足や手を温めます。

冷えた足が温まったところで、足や頭、手を優しくモミモミ・・・なでなで・・・

そしてもう一人が、入浴剤で薄っすら匂いをつけたスカーフをポーンポーンと投げ、香りやオーガンジースカーフの感触を楽しみ

ます。

スカーフとはまた違った感触を感じてほしく、すずらんテープで作ったポンポンも一緒に♪

そこへ、森の動物たちが「私もお風呂に入れてくれませんか?」とやってきます。

ゾウ、カバ、ワニ、トラ、サル・・・

ゴシゴシ、シュッシュ、ゴシゴシ、シュッシュ

あああああ・・・極楽ごくらく・・・

1・2・3・・・10まで数えて   お風呂ごっこは、おしまいです!

 

脱臼や骨折しやすいお子さん、気管切開しているお子さん、呼吸器を付けているお子さんもいらっしゃいます。

体調に気を付け、安全に無理のないよう行います。

そして、看護師さんも一緒に巻き込んで♪

 

上手くいったり、いかなかったり・・・

試行錯誤しながら一緒に楽しんでいます!