加賀屋北投の進度

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久しぶりの更新。

加賀屋北投も躯体工事がほとんど終わり、サッシの取り付けが終了次第、内装工事に取り掛かります。


加賀屋北投公式ホームページ http://www.kagaya.com.tw


台湾生活…アジアの平和を願って
台湾生活…アジアの平和を願って

内装には約8ヶ月が必要。

来年の今頃にはオープンできるだろうか。

何しろ、不確定要素の多い「臺灣」。

純日本旅館のサービスを国外で展開するのは、この加賀屋北投が第一号。

李登輝前総統からも、新幹線に次ぐ日本文化の臺灣への輸出だと期待されている。


場所、規模などは、後日ご紹介させていただこう。

期待

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5月8日の八田技師の墓前祭で、故郷金沢の人たちから、「ぜんぜん更新してないね~」とチェックが入った。

2月の金沢での八田技師生誕123年祭や3月の石川県からの中学生の台湾訪問、そしてこの5月8日の第67回墓前祭など書くことが多々あるのだが、これらのイベントの進行やらを任せられたりしているので、写真が一枚もない…


ということで、言い訳がましく・・・


マイペースで更新することを再決心。


しかし、毎日平均して100名を超える人が、なんらかのルートで私のブログにアクセスしているようだ。

その検索ワードは、上位から「八田技師夫妻を慕い台湾と友好の会」「徳光信誠」「八田修一」などなど・・・

「八田来!」のアニメなどこのところの八田技師の認知度が上がってきていることが私のブログへのヒットとなっているようだ。私の個人名での検索も上位に来ていることにビックリ!



私の進む道を教えてくれた「道家 卓恩台 師父」



不良のタオ01 不良のタオ02

不良のタオ   無極山荘の仙人が教えた「老子」

安部英樹著 講談社


去る8月5日に発刊されたこの書は、私が「兄貴」と慕う安部英樹氏が書いたものです。

7月30日に安部氏から電話があり、本を出したから持って行くよと言う事だった。

本を頂戴し、内容を見てびっくり! 今は安部氏とは離れている、「卓恩台師父」のことではないか。

2時間ちょっとで読みきった。涙があふれた…


私が台湾で長きに渡って暮らしているのも、卓恩台師父との出会いがあったからといっても過言ではない。

卓師父を紹介してくれたのは、安部氏。私と安部氏との出会いは、12年前にさかのぼるが、本書にも書いてある、彼がちょうど「頑張っている」ころである。

そして、安部氏から卓恩台師父を紹介されたのは、2002年の11月末であった。

八田技師の顕彰をはじめ、台湾と日本の架け橋のお手伝いをしたいと思っているころである。

安部氏から「徳ちゃん、面白い人を紹介するよ。宗教家だけど、お金も何もいらないから。」ということであった。

当時、卓師父は、三峡の無極山荘から台北に下りて来ており、台北での出会いであった。

本書にも書いてあるとおり、おっかなびっくり、夜の講義にはブランデーをしこたま飲まされ、どうやって家に帰ったか覚えていないほどであった。


その日から、週に二、三回は卓師父の道場へお邪魔するようになった。

午後10時過ぎからの「講義:上課(漢語)」に出席するのである。

「陰」の時間帯に「陽」の酒を体に入れることは、良いことなのである…

本書にも書いてあるが、講義に参加するのは、政府高官、国会議員、大企業経営者、医者などなど…

徒弟(弟子)同士の挨拶は「舒適:すーしー」、そして卓師父との挨拶は「道威無極:タオウエイウーチー」。

弟子、師父と乾杯を繰り返しながら、師父が突然、講義を始める。


困難に陥った時は、動くな。溺者に見られるように、水に溺れて死ぬものはすべて、あわててもがくから、上下が分からなくなり、最期をむかえる。水に溺れた時に、あわてず動かずにいると、重力、浮力の関係で上下が見える…これが大自然に生きるものに大変必要なことだ。人生も同じである。


いわゆる、超怪奇現象を見せる時もある。


身体から、装飾品を全てはずし、目を瞑らされる。師父が何も言わずに弟子たちを瞑想させる。

約15分から20分、師父から「氣」が送られる。

突然、「何の匂いがしたか」と、たずねてくる。

私の初めての、超怪奇体験である。師父の言うまま、瞑想を始めたのだが、何が起こるかは何も知らされていなかった。しかし、瞑想の最中に、何か懐かしい「かをり」を感じていた。形容のしようのないかをりだった。

瞑想がおわり、師父が「何の匂いがしたか」ときたもんだから、おったまげたのである。


こういった日々を過ごすうちに、2003年初頭、世にも奇怪な病気が中国、香港から流行しだした。

SARSである。この波は台湾にも押し寄せ、私の勤めていた日本の会社は、台湾からの撤退を決め、私に帰国するよう命じた。

前年に八田技師の顕彰活動をしていきたいと思い出したばかりなのに、台湾を離れたくないと強く思った。

結局、その会社をやめ、台湾に残る決心をし、小さな会社を興した。何の収入の当てもないのにである。

家族は不安だったであろう。(わがままを聞いてくれた妻に心から感謝している)


結局一年ちょっとは、全くといっていいほど収入はなかったが、あわてなかった。

その間に、「八田技師夫妻を慕い台湾と友好の会」世話人代表の中川さんと出会い、李登輝前総統と深いパイプができ、昔お世話になった、スポーツクラブのオーナ再会し、温泉旅館の相談役そしてオーナーと出会い、もう、銀行預金の残高がゼロだというときに、現在の温泉旅館プロジェクトが決まった。


ああ、生かさせていただけるのだな と、思った。


安部氏が書いたこの本には、氏の波乱万丈の過去と、卓恩台師父との出会いそして学んだことを通じて、自分流の「老子」の解釈を表現している。卓師父の波乱万丈の人生も描かれている。

どうして、仙人になったのか…詳しくは、ぜひこの本を読んでいただきたい…若い人にもたいへん読みやすい本です。


今思うと、安部氏、卓師父のお二人と過ごせたことが私にとって大きな意義があるように感じる。

私は頑固だが単純な性格であるので、師父の話はどんどん心の中に入っていった。何の疑いもなくである。

しかし、いつも横にいた安部氏は師父の話をいつもさかさまにして聞いていた。両方の話を聞きながら、私は私なりの解釈ができたのであろう。


出会うべき人に、出会うべき時に出会っているのである。


この本を既に読んだ方は、お分かりだと思うが、安部氏と卓師父は、四年以上連絡を取り合っていない。

しかし、近々、二人が再会する事になるであろう。


道威無極 タオの威力は無極である