台湾観光のブログ

「台湾観光月刊」は台湾の観光地・文化を始め、
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テーマ:

港都「高雄」
進化中のトロピカルシティ

 

企画構成‧文/朱佳雯 攝影/宋育玫‧視野創異行銷


 日本時代に本格的建設が進められた高雄は南北幹線鉄道の終点であると同時に、近代的な港湾都市として発展を遂げた。港のそばに新開地としてひられた今日の哈瑪星(ハマシン)と鹽埕区は当時もっとも急激な変貌をみた区域である。戦前から戦後にかけて、高雄は南部台湾における工業と運送の拠点として不動の地位を築く

 

 近年産業構造の変化に伴い、高雄はしだいにその役割を衣替えしつつある。かつての倉庫が「駁二(ポーアール)芸術特区」に変わったり、台湾重工業の要衝を占めた「台湾アルミ」工場の跡地が生活文化センターにリニューアルされたりしている。現在高雄にはMRT地下鉄網やLRT軽軌道(路面電車)が走り、市内ツアーがいっそう便利になった。高雄は独特の文化と港町の風情が特色で、最近はユニークなスポットやショップが急増中だ。
 
 
 

MRT紅線 草衙駅
TAROKO PARK大魯閣草衙道


 今年5月に開幕したばかりのTAROKO PARK(タロコパーク)の敷地は2.64万坪に及ぶ。地上三階の本館にはショップ・シアター・美食街を核にスポーツ・遊戯施設がそろう。多彩な商店と多様な美食が勢ぞろいするほか、ミニゴルフコース・バスケットコート・スケートリンク・バッティングセンターなど親子で楽しめる設備が整う新しいタイプのショッピングモールである。屋外では鈴鹿F1サーキットを縮小して再現した高雄鈴鹿サーキットパークが売り物。スリルいっぱいのカーレースを体験したり、自動車とタイヤがモチーフの観覧車にチャレンジしたり楽しい一日が過ごせそう。

 

 

Add:前鎮区中山四路100号(草衙駅2号出口)
Open:月曜-木曜11:00-22:00、金曜11:00-22:30
     土曜10:30-22:30、日曜10:30-22:00(パーク・シアターは現場の公告優先)
Web:www.tarokopark.com.tw

 


MRT橘線 鹽埕埔駅
哈瑪星(ハマシン) 台湾鉄道館

 


 高雄歴史博物館が二年の準備を重ねて、「駁二(ポーアール)蓬莱倉庫」に「哈瑪星台湾鉄道館」常設展をスタートさせた。HO(1:87)規格の鉄道模型のパノラマがしつらえられて、いろいろな時代の列車が名所の造型とともに展示され、日本時代から現代までの台湾鉄道史を一望できる。

 

 

 「哈瑪星(ハマシン)」は「浜線」に由来する。高雄駅と波止場の倉庫を結ぶ引き込み線を呼んだもので、このたび「駁二(ポーアール)」倉庫跡にて「浜線」にかかわる展示会が開催されるのは意義深い。玄関では鉄道時刻表をモチーフにした看板が迎えてくれる。館内は、蒸気機関車を再現して、その動力伝達の原理が学べるエリアと台湾鉄道1083キロを再現した鉄道模型のエリアに分かれる。模型軌道の総延長は2キロを超え、西部・東部幹線のほか製糖・製塩・炭鉱・林業鉄道を走った31の貨客列車やトロッコが展示されている。売店の望遠鏡をゲットすれば、さらにリアルに当時の面影が偲べよう。今回は横浜の鉄道模型博物館より、台湾鉄道史を記録した原信太郎氏所蔵の資料および手作りの車両模型を借り受けて展示する。

 

 

 館外では哈瑪星駁二線のミニ機関車が蓬莱倉庫を巡って走っている。行程は約10分なので、ぜひ体験乗車をお薦めする。高雄の鉄道交通発展の様相がいっそう実感できよう。

 

 

Add:鼓山区蓬莱路99号(駁二)特区蓬莱倉庫B7・B8)
Open:10:00-20:00、火曜休館
Ticket:NT$199
Web:hamasen.khm.gov.tw


SMOKEY JOE’S冒煙的喬


 南部台湾を代表する異国情緒いっぱいのレストラン。二十余年前に鹽埕の小さなバーから出発し、墾丁・台南などに支店を広げた。2015年末に原点も言えるこの地に回帰し、「就是公寓旅店(アパートメントホテル)」とビストロを開店した。

 

 

 店内に入るとモダンなインテリアと家具が目に飛び込んでくる。アメリカンスタイルの復古調で統一され、各所に思いがけないしつらえがある。ビストロは欧風で、「カプチーノトリュフスープ」はきめの細かさとトリュフの香りが人気。「ハマグリとソーセージのピリ辛バター風味」はおつまみに最適、そして多彩な素材の「ミックスシーフードピザ」、柔らかく煮込まれた「ドイツ風アイスバイン」などが看板メニューだ。夏には最適の「ストロベリースカッシュ」やフレッシュジュースのほか各種カクテルが用意されている。

 

 

 またSMOKEY JOE’Sは2013年より宿泊業にも手を広げ、アメリカンスタイルの「就是公寓旅店」を開いた。各室タイプが異なり、多くの骨董家具とオーナー自慢の蒐集品が隅々に配置されている。まさに視覚と味覚で楽しめる宿だ。

 

 

Add:鹽埕区五福四路91号
Tel:+886-7-5210987
Open:平日11:30-14:30、17:30-22:00、休日11:30-22:00
予約:可/カード:可/サービス料:10%/ミニマムチャージ:お一人様NT$200
Web:www.smokeyjoes.com.tw

 


城市商旅
城市商旅駁二館


 今年開幕の「城市商旅駁二館」は「駁二(ポーアールアートセンター)」大義倉庫群のそば。MRT駅から徒歩10分という絶好のロケーションだ。「城市商旅=シティスイート」の新しいモデルで、12階建てに二人用・四人用110室を擁する。インダストリアルスタイルを基調に、煉瓦の壁と鉄製の家具がよくマッチし、懐かしい電球の明かりが暖かい空間を作り出している。大きな窓からは高雄港や愛河が一望でき、港町の雰囲気たっぷり。個人客のみ受け付けているのでプライバシーが保護された静かなホテルライフが楽しめる。

 

 

城市商旅真愛館


 「駁二館」から徒歩1分、明るく簡潔で、海洋モードいっぱいの設計が施されている。8階建てに298室。高雄港の出入りする大小の船が間近に観察できるほか、昼から夜にかけて、がらりと面影が変貌する光景も興味深い。一階の「魅力海百匯庁」では中華・欧風・和風のシーフード料理が満喫できる。海鮮は前鎮漁港および屏東東港直送。また最上階の「Sky bar」からは「駁二芸術特区(ポーアールアートセンター)」と高雄の夜景が一望できる。

 

 

城市商旅駁二館
Add:鹽埕区公園二路83号

 

城市商旅真愛館
Add:鹽埕区大義街1号
Web:www.citysuites.com.tw

 


MRT橘線 鳳山駅‧大東駅
鳳儀書院


 鳳山駅から徒歩約10分、清代の創建。屏山書院が焼失したため1814年に鳳儀書院が設置され、教学・祭祀・試験場などに使用されてきた。1891年に改築されたが、日本時代には陸軍台南衛戍病院鳳山分院・養蚕所・鳳山郡役所宿舍などに利用された歴史がある。1985年に史跡に指定され、2009年から2013年にかけて修復工事がおこなわれた。

 

 

 

 改装後は「科挙」や鳳山の歴史、鳳儀書院の意義などを紹介する展示がおこなわれている。院内ではかつての書院の場景が再現され、当時の衣装を試着して写真も撮影できる。往時の台湾の雰囲気を醸す茶席では台湾茶と点心が用意されている。

 

 

Add:鳳山区鳳明街62号
Open:火曜-金曜10:30-17:30(チケット販売は17:00)
     週末・国定休日10:30-18:30(チケット販売は18:00)、月曜休館
Ticket:大人NT$66
Web:fongyiacademy.khcc.gov.tw

 

大東文化芸術センター


2012年に開幕した多目的芸術センターで演芸ホール・視覚展覧館・芸術図書館を擁する。周囲の生態にマッチした半屋外の個性的な建築スタイルで、夜間はライトアップされる。

 

Add:鳳山区光遠路161号

 

軽軌 C7ソフトパーク
MLD 台鋁


 高雄は台湾を代表する工業都市。80年前創業の台鋁(台湾アルミ)は当時世界第二位の規模を誇り、台湾の建築材料のすべてをまかなった。工場は長さ315メートル、奥行64メートル、高さ最高24メートルで、飛行機が駐機できる大きさをもっていた。Hotel Duaチームが、2年をかけて改修にあたった。Y字型の鋼鉄製の構造を残しつつ2階建てにリニューアル。古い工場に現代感覚の設計をコラボさせて、心地よい娯楽・文化・生活スペースへと再生させている。

 

 

 「MLD 台鋁」は書店・シアター・市場・レストラン・披露宴会場を擁するが、品質維持のためにすべて経営チームの自営である。2階の「台湾最美書店」は「MLD Reading」と称される。総床面積800坪。書籍の種類ごとに独立した空間となっており、いずれにも快適な読書スペースが設けられている。鐘楼は中心となるべき交流の広場。半ば開放的なカフェは欧州を思わせる。「MLD Fresh」はリーズナブルな価格で上質の食材を提供している。「美食街」では中華・欧風のメニューを用意し、なかでも新鮮食材を使用したイタリアンアイスクリームは絶品。水曜・木曜の午後三時からはリサイクルバザー、毎週金曜にはバザールが待ち受ける。将来にあらゆる可能性を秘めた「MLD 台鋁」に注目したい。

 

 

Add:前鎮区忠勤路8号
Open:MLD Reading月曜-金曜11:00-22:00、土曜‧日曜10:00-22:00
その他各店舗の営業時間による
Web:mld.com.tw

 


輕軌 C8高雄展覧館
Mr. Oyster 蠔蠔先生


 高雄展覧館後方のMr.Oysterは生カキを主題とした景観レストラン。全面予約制採用。屋外のテーブルであれば海風が受けながら美酒とともに高雄港の夕景が満喫できる。そばには新光ハーバー、ボートクラブがあって、レジャーボートが停泊する背景は地中海をおもわせるゴージャスな雰囲気。

 

 

 フランスから空輸される「生カキ」は「カキのロールスロイス」とも称される「Gillardeau=ジラルドー」。ジューシーかつミルクの甘味と香りがする逸品で、生食してこそその真価がわかるという。また「焗烤乳酪松露醬薯條」はトリュフの香りが細切りのポテトによく溶け込んでおつまみにぴったり。「煙花女義大利麺」はトマトペーストをベースにした辛味が効いたパスタ。スパーク・ホワイト・レッドワインの種類も豊富なので、料理に合う銘柄をスタッフに問い合わせるのもお勧め。

 

 

Add:前鎮区成功二路39-1号(高雄展覧館裏)
Tel:+886-981-613688
Open:18:00-深夜1:00
予約:予約制/カード:可/サービス料:10%/ミニマムチャージ:お一人様NT$350

 

高雄展覧館


2014年開幕。高雄港そばに位置する台湾初の臨港展示センター。波状をモチーフにした外観は個性的で、周囲の風景によくマッチしている。

 

Add:前鎮区成功二路39号

 

新光ハーバー


かつては高雄港第22号ハーバーと呼ばれたが、現役引退後観光ハーバーに転身。水遊びのプールや大型オブジェ・眺望台が設置され、市民およびツーリストにとって格好の憩いの場所となっている。
 

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