以下、mixiからの転載にて失礼します。
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行ってきました。
新快速にてわずか28分の京都は
せっかちな私をいさめるような 5分咲きのもみじでした。
1日目
寝坊
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銀閣
工事は2階部分は終わったらしい。
銀閣の屋根はずっと萱葺みたいなものかと思っていたが、
杮葺(こけらぶき)という板を組み合わせる技法でできているらしい。
まだ秋づいていない感じ。
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哲学の道
西田幾太郎を偲ぶ。
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平安神宮
蕎麦が1580円。
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清水寺
に行く途中で、俺にそっくりな俥屋さんを見つける。
思わず乗る。
旦那気分を味わいながら、石畳の京都を行く。
終点で彼の弟さんと出会い、三兄弟で記念写真を撮る。
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坂本竜馬の墓
坂キツい。この山から日本を見守る竜馬は何を思うのだろうか。
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二寧坂三寧坂清水寺
2つの記憶がよみがえる。
幼いころの家族4人の思い出と、大学1年のときの京都旅行。
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智積院
長谷川等伯を偲ぶ。
たまたま団体さんがやってきて、絵の説明を楽しむ。
例えば、
>豊臣秀吉が幼くして亡くなった愛児・鶴松の追善のために建立した祥雲寺(廃寺)の金碧障壁画(その一部が現在、京都・智積院に伝存)が代表作(Wiki)。
この絵は秀吉の好む松を描き、その松の幹の太さは
ゆらぐことのない秀吉の権力を象徴しているが、
枝ぶりは下を向いている。
これは鶴松の死を嘆き悲しむ様子を表している。
なんて話きかないとわかんないじゃん。
やっぱりローカルな人のお話を聞くのは楽しい。
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東福寺
が閉まっていた。
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京都駅のラーメン屋
豚骨ラーメンをいただく。芯から温まる。
2日目
東福寺
が2時間待ちといわれる。
ここで徹底的なリアリズムを追究しながら
批判的で懐疑的な視線で世の中を切る 一句。
白一点
紅葉を染むる
鳥の糞
--以下批評--
「白一点」から始まり「初雪」や「朝日」を彷彿とさせるも
次の句で「紅葉」と来て「秋の句なのか!」とここで聞き手を裏切る描写。
またここの紅白のコントラストが美しい。
続いて、「紅葉をそめる白いものは何!?」と想像力をかきたて、
「鳥」と続くことで、「白い鳥?」どういうことかと思わせながら
「糞」と続くことで、残酷なまでのオチがついてくる。
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大覚寺
写経。
書道が苦手だったことを思い出す。というか、左ききだし。
うまく写そう写そうと思えば思うほど、文字は揺れ、理想と遠ざかる。
むしろ、とらわれずに、しゅっとひといきに。
ほら、こっちの方が下手かもしれないけど、自分らしい。
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嵐山
まだ満開には至らない紅葉を
雨の向こうに望みながら食べ歩き。
コロッケの食べ歩きは、中村屋に軍配。
昨年恋をした中村屋のお姉さんは昨日はおらず。
で、7時に帰って寝て、8時に起きる。
朝の8時でしたが。。。
今週末は高校の友人が4人、大阪に遊びにきます!
あと4日、気合で乗りきれそうです。