エンディングノートは必要か? | 60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

50代で介護職を経験し実父と叔母の援助をしながら人生初の60代を生きています。これから『高齢者』と呼ばれるようになる私たちシニア初心者のために日常の自分を通して『シニアの心得』を発信しています。共感していただけると嬉しいです。ご一緒に歳を重ねましょう!

8歳年上の従姉妹から

「そろそろエンディングノートを書こうと思う」

とLINEが来た。


彼女は20年前

芸術家だった夫を

突然死で失った。


子どもはいなかったので

20年間一人で暮らしていた。


社交化で

昔からお友達がたくさんいたので

寂しくはなかっただろう。


いつも堂々としていて

嫌なことは嫌と

ハッキリ言える人。


私にとっては

少し怖い存在だった。


子どもがいないので

遺産相続について

明確にしておきたかったのか。


というのも

二人の弟のうち一人は

勘当されていて

音信不通になっている。


そんな弟に

遺産は一円も

やりたくないだろう。


世の中には色々な家がある。


問題の無い家なんて無い。


私も毎年誕生日に

遺言書を更新しているが

死んだ後まで

自分の思い通りにしようなんて

烏滸がましいかな

と思うこともある。


いつか達観して

遺言なんて不要

と思える日が来るかもしれない。


でも、ま、

生きてるうちは

好きなようにさせてもらおう。


死後を夢見るのも

生きているからできることだ。