司法書士の報酬について。 | 登記を、もっと、わかりやすく。

登記を、もっと、わかりやすく。

ふだんなじみのない登記簿について、できるだけ、わかりやすく説明させていただきます。わかりにくいところは、遠慮なく質問してください。よろしくお願いします。

司法書士事務所に勤務していた時

思っていたのですが、

登記が完了して、

お客様に請求書をお渡しするときに、

司法書士の報酬と、登記に必要な

登録免許税と、必要経費を一括して

計上すると、結構な金額になります。


司法書士の報酬そのものは

そんなに高くないのに、

「登記はお金がかかる」という

印象を持ってしまいます。


高いのは登録免許税なんですよね。

戸籍や除籍謄本を集める費用も

かなりかかりますが...。


司法書士の報酬は、今では自由に

決められることになっていますが、

とんでもない金額はつけられないので

かつての「司法書士報酬基準表」を

元に請求されていると思います。


司法書士報酬基準表



自分で勉強して登記するのもいいと

思いますが、法務局では登記の方法

しか教えてもらえません。


例えば、不動産の贈与をするなら、

贈与税、不動産取得税、そして

相続時精算課税などいろいろな

制度のことも考えてしないと、後で

失敗した、と後悔することになります。


司法書士さんに相談して、

よりよい登記の方法を提案して

もらうのもいいな、というのが

実際に司法書士事務所に勤務して

の感想です。