今回は、3人での体操でした。

 

楽しい体操の時間をありがとうございました。

 

 

 

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まず、はじめに野口体操のDVDを見ました。

 

2巻のはじめのところです。

 

 

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「貞くについて」

  やすらぎの動き

 

重さと動きについて

  重さのバランスを崩す

「バランプレー」について

  後ろにゆるむ立波(基本の立て波)

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DVDの流れで、今日は

 

 

「すべての動きは、重さの変化・流れである。」

 

「重さこそ存在であり、存在こそ重さである。」

 

 

「バランスがとれていなければよい動きはできない」

「バランスを崩さなければ動きは生まれない」

 

 

野口三千三

 

 

 

これらを意識しながらも

 

前回のように、水袋(原初生命体)にどこまで成れるか

動きながら、からだを緩めていきました。

 

 

 

 

【今回の動きは】

 

やすらぎの動き

寝にょろと戯れる

 

横にょろ転

 

重さのバランスを崩す

ぶらさげ

 

腰まわし、へそまわし、胸まわし

 

合蹠のうごき

にょろ転

 

よっぱらいの動き

 

脳天一点逆立ち

 

 

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チューリップ

 

特に

寝にょろと戯れる時間は

3人で、それぞれに模索ができました。

 

 

自分の中身と相手の中身が一体になって

相手の中身を感じて、相手の中身を内側から見て

相手の末端まで感覚で繋がり

末端から手繰り寄せた重さを

自分の中を通過させて、地球の中心まで流していって。

 

ふたりが一体の原初生命体になったとき

軽くなって、すっと動きます。

1mmくらい、浮き上がったかのようです。

 

引っ張られてる感じじゃなくて

優しく繋がって、気持ちよい。

 

「このまま寝てしまいそう」という声も。

 

 

 

でも、寝にょろになっている方も

どこか詰まったり、固めたり

力が入ってるところがあれば

その部分がストッパーになってしまいます。

 

内側の流れがそれ以上、向こうからこちらに来てくれません。

からだの一部は置き去りになり、結果、動きも止まります。

 

 

そんな微妙な感覚の違いも

内側の流れの感覚、重さの流れを

まるごとの からだ全体 で察知します。

 

 

 

ここでは

嬉しい発見もありました。

 

 

固まって、動かなかくて

重さが繋がらないなと思ったところも

ある瞬間、脳が無防備になったとき

もともとの状態、水袋になったのでしょうか。

固いところが溶けていて、すっと楽に動けたんです。

 

でも、そのあとで

ご本人、脳のスイッチが入ったようで

再び固まって、止まってしまった。

 

もう一度、水袋の感覚に戻ってもらって

静かにもう一度、働きかけてやってみたら

あら、ほら、するっ。柔らかく、全体が動きます。

 

 

脳が誤解をしているだけで

水袋、原初生命体のからだに戻っていくと

はじめから誤解はないのかもしれない。

 

今後のテーマにも繋がりそうです。

 

 

 

チューリップ

体操していると、途中から眠くもなりますね。

あくびも、たくさん、出てきます。

 

滞ってたものが、どんどん流れているのでしょうか。

 

 

 

チューリップ

 

そして、後半

だんだん、からだは、緩んできたけど

 

重さのバランスを崩して落ちる。

空けて、空いたところに重さが入って、流れる。

 

意識的に降りるのでなく

重力の作用で、勝手に落ちる。

 

このあたりは、今日が、初めての体験で

勝手を掴むのが難しい。

 

 

 

「水袋のイメージ、なかなか難しいですが、

 徐々に 分っていければと思っています。

 

 ふだんから、体の どこかしこに 力が入ってるので、

 ふにゃふにゃ になるのは、気持ちいいと同時に、

 なかなか ふにゃふにゃ には、なりきれないなぁ・・・」

 

Sさん

 

 

 

「途中で頭の中がぐらりと揺れた感じがあって、それから眠くて眠くて。

 寝ている間は身体の力が抜けてるけれど、それに似た感じ。

 身体の力を抜くと、起きたまま眠りの意識に近づいていくのかなぁ、

 と、ちょっと不思議な体験でした。」

 

Jさん

 

 

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「『頑張り』がなくなったとき、『重さ』が主役の『透明な力』の世界が現れてくる」

 

 

野口三千三

 

 

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今回も、たのしかったです。

いつも、ありがとうございます。

 

 

かよ