・姿勢指導
今回は、簡単に実践できる「壁を使った姿勢指導」を行いました。
ブログを見てくださっている方も是非試してみてください。
<実践内容>
ステップ①
被験者には、壁に身体の後ろ側を付けるようにして直立してもらいます。
この時、後頭部とお尻は壁にわずかに触れる位にしてください。
注意点は、踵が壁についたままだと重心が踵にのみ乗ってしまうため、
踵と壁は半歩ほど離すようにして立ってください。
「踵と前足部に体重が1対1に乗っている」と感じるくらいが
ちょうど良く荷重が出来ていることになります。
ステップ②
背中と壁の隙間に、術者(セルフの場合は被験者)の掌をタテにして入れます。
掌の厚さに対して壁との隙間が広すぎるようだと骨盤が前傾(いわゆる反り腰)。
狭すぎて掌が入りにくいようだと骨盤が後傾(いわゆる平背)です。
背中と壁の隙間に掌一枚分がちょうどよく入るくらいの間隔を
骨盤の傾きで調整していきましょう。
※臀部や脊柱で押し付けてしまうと、骨盤の傾きが是正されませんのでご注意ください
ステップ③
最後は頭部の調整です。
頭の上から糸で吊られているように脊柱全体を上方へ伸ばして下さい。
顎が上がっている姿勢になっていたら、目線はまっすぐのまま顎を引きましょう。
※頸部が伸展していると、頭部前方位となって頸部の筋が過緊張してしまいます!
☆肩に力が入るようなら、肩をすくめるように力を入れてから
肩の力を一気にストンと脱力すると、うまく力が抜けますよ♪
太子堂接骨院では、土曜日の午後18:00以降から三鷹駅前院にて勉強会を行っています。
徒手勉強会、症例検討会等、その日によって様々な事を行っています。
徒手治療に興味のある方,学生さんはお気軽にご連絡ください!
三鷹駅前太子堂鍼灸接骨院:0422-29-9635
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