③宗像大社 大島「星の宮」の七夕伝説 | 神旅 仏旅 むすび旅

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人の心は常に脚光を浴びるものに傾く。その中で本来のものを忘却していく事は歴史の中で繰り返えされてきました。日本の歴史財産である神社仏閣もそうです。巡礼をつづけると歴史の忘却したものに出会うことがある。その忘却した記憶を拾い集めています。


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ブログ☞世界文化遺産登録「宗像三女神 宗像氏」



▶宗像・宗像神と筑後地方との関係を伝える説話の特 徴は「機織」に関係するものが多い。
これらの伝説は、ブログでも何度かとり上げてきましたニコニコ
ブログ☞七夕と棚機女





阿知使主の伝承【福岡県】


▶宗像大社 中津宮神社
中国大陸や朝鮮半島に最も近く、外国との貿易や進んだ文化を受け入れる窓口として、重要な位置にあり、天照大神の三柱の御子神をまつる宗像大社には、七夕伝説がある。
中津宮神社内には、島の最高峰、『御嶽山』を源流とする、天ノ川が流れており、この天ノ川を挟んで、中津宮に向かって左の丘の上に、織姫を祀る神社「織姫神社」右の丘の上には、牽牛を祀る神社「牽牛神社」が祀られ、星の宮と呼ばれている。

宗像大社のHPによると
宗像市の大島は七夕伝説発祥の地と云われ、七夕祭は鎌倉時代から行われています。宗像大社中津宮の境内に流れる「天の川」をはさんで牽牛神社・織女神社が祀られ、旧暦の7月7日に近い8月7日に島内にて盛大に七夕祭りが行われます。

【 筑前大島天の川伝説 】
昔、唐の国に使えに行った貴公子が、織女を伴って帰国の途中、深い恋仲となったが、 それは果敢ないかりそめの縁で、二人は日本に着いて離ればなれになった。 それから貴公子は織女を想い日々を過ごしたが、ある夜、夢枕で神のお告げを受け、筑前大島の中津宮に来て、 天の川にたらいを浮かべ、水鏡に映る織女との逢瀬を楽しみに、神仕えの身になったという。


▶福岡県宗像市
現在は宗像大社の境外摂社の織幡神社(おりはたじんじゃ)は、延長5年(927年)成立の『延喜式』神名帳での祭神の記載は1座の武内宿禰(武内大臣)を祭神とし、現在では住吉大神・志賀大神ほか7神を祭神としている。
『日本書紀』応神天皇紀の阿知使主・都加使主に呉(中国の江南の地)に赴いて縫工女を得るよう命じたが、阿知使主らは帰国の際に「胸形大神(= 宗像大神)」に求められて同神に工女4人のうち兄媛を献上したとする伝承が記されており、この伝承と織幡神社とを関連付ける説もある。

「織幡神社」は後日紹介します。





船神湊ターミナルから中津宮のある大島へ渡ります








気づかないか 興味がないのか
知らない人が多いのですが
神湊港のターミナルの壁面には沖ノ島祭祀遺跡の岩上祭祀遺跡から出土した三角縁神獣鏡を模倣した大きな鏡が飾られているビックリマーク

岩上祭祀(4世紀後半~5世紀)の魏朝からヤマト王権に贈られた魏鏡。
魏との交流を証明する出土品らしいが、こうも巨大化して見れるとは感動ニコニコ









こんなに大きく拡大されると
つい嬉しくなり まじまじ見てしまう
三角縁神獣鏡は、古代中国の神話に登場する神仙や霊獣を浮彫風に表現した鏡で、周縁部断面が三角形状に突出する鏡のこと。

私はつい「道教の神々」が浮かんできてしまう。ニコニコ
ブログ☞道教の神々






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拡大してみると面白いね〜
画像をひっくり返してみたりして
一人で待ち時間を楽しみましたよニコニコ


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大島に着き
中津宮まではすぐそこ
一の鳥居は海に面しています。
古代は、こちらの鳥居のところに船着き場があったのかもしれない。










中津宮の鳥居のサイド
 右側に牽牛神社
 左側に織女神社
があります。

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『続風土記』十六大島の条には
境内に「天の川」が流れ、牽牛社(彦星宮)、織女社(七夕宮)があること
さらに七月一日より七日間男性は彦星宮で、女性は七夕宮で参籠(お籠り)後、祭壇を設けて星祭り(七夕祭)を行った。
そそて3つのタライに水を入れ、その3つをそれぞれに想う男性の姿が映ればその男性と結ばれると記されている。

『古今集栄雅』では
同様に七日間参籠後、上中下に水をいれたタライをおき、そこに男性の名前を書いて祭事を行えばその水面に映る姿で男女の縁を決めたとある

さらに、大島では男児をえたいと思う人は牽牛社の祠に、女児をえたいと思おう人は織女の祠に詣でるという信仰もある。



織女社



織女神社の方には、天の川が流れています





水流は少ないようですが

この川の源流は、古代中津宮祭祀跡のあった御獄山から流れているものです



















牽牛社












現在では
七夕祭 - 毎年旧暦7月7日夕刻時、筑前大島の中津宮末社で行われる。
牽牛社・織女社の前に短冊を付けた竹笹を立てて技芸の上達を祈る。
水に映る姿を見て男女の因縁を占う神事や、七夕揮毫大会も開かれる。

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