さあ、JR九州完乗作戦に続き、いよいよ、
8月26日~28日に行ってきた「JR東日本最終決戦」をUPしていきます。
本ブログは開始当初、「JR東日本をぶっつぶす!」というブログ名でした。
その後、目標をJR全線に広げましたが、それでも「JR東日本をぶっつぶす」ことが自分にとっては大きな区切りとなります。
また、今までJR東日本の乗りつぶしにかけてきた時間もJR他社の比じゃありません。
そんな思い入れをこめて今回は「JR東日本最終決戦」というタイトルにしたわけです。
そして、記事の区切り方も今までとは変えています。
今までは「~日目」とか「~日目(前半)」というように、日付を区切りとしてきたんですが、
今回は、乗りつぶす路線ごとに記事を区切ることにしました。
さて、今回の最終決戦の決行日を8/26~28の3日間としたのは、
実は計画性はなく、突然の思いつきです。
もともとは、9月の3連休(ちょうど今頃)に行こうと考えていたんですが、
①溜まっていた代休を8月に一気にとった関係で、平日に旅に出ることができた。
→平日に乗れば、「はやぶさ」の指定券も余裕をもってとれると思った。
②8月27日に東北で有名な花火大会があり、それに合わせて行ってみようと思った。
③スリーデーパスの時期は特急の自由席が混むので、それを避けようとした。
といった理由から、8月中旬になって急に旅に出ることに決めました。
ただ、この時期にすると、スリーデーパスが使えないので、切符をどうするかが難点でした。
そこで考えたのが、、、
これです。ここには以下のような工夫があります。
工夫1:川越→川越の片道乗車券
乗車券は、距離が延びるにしたがって、キロ当たり運賃が下がる傾向にあります。
したがって、行きは東北新幹線経由、帰りは羽越線経由というような場合は、
写真1枚目のような「片道乗車券」に収めるとおトクです!
工夫2:株主優待割引券
写真2枚目のような、「株主優待割引券」が金券ショップで1枚2000円ほどで売られています。
これを1枚使うと、「片道の乗車券+1区間の特急料金」が2割引になります。
2枚まで併用でき、その場合は4割引になります!
今回は上記の「工夫1」と「工夫2」を組み合わせることにより相乗効果が生まれ、
結果、スリーデーパス使用時に劣らないくらい安くすることができました!
前置きが長くなってしまいましたが、ここから本題です。
8月26日午前8時、川越駅の改札に片道乗車券を通して、決戦スタートです!
そこから大宮まで行き、ここから最初のターゲットです。
タイトル及び上の株主優待割引券の写真でもうバレバレですが、
最初のターゲットは、いきなり、東北新幹線です!
昨年12月に新規開業した東北新幹線の八戸~新青森間を、乗りつぶします!
そして、乗る列車はもちろんあの列車。
大宮8:37→11:44新青森 (はやぶさ401号 新青森行)
長い鼻に、水色+ピンクの鮮やかな配色がされたE5系新幹線が入線してきました!
E5系のこのデザイン、形も色もカッコイイと言えるかどうかは微妙なところですが、
少なくとも「奇抜」であることは間違いないです。
さて、これが記念すべきE5系初乗車・・・ではないんです実は。
7月にJR東日本パスで一度乗っているので、これが2回目です。
(JR東日本パスで宮城県に行った件は、いずれ「番外編」でUPする予定です。)
ただ、その時は指定券がとれず立席だったので、E5系に座って移動するのは今回が初めてです。
「みずほ」で山陽・九州新幹線を乗りつぶした時も「5号車5番A席」でしたが、
今回も「5号車5番A席」です、当然普通車です。
グランクラスもいつかは乗ってみたいと思いますが、今回は控えておきました。
普通車の車内はこんな感じです。
派手な外観とは打って変わって、車内は落ち着いた感じです。
ただ、こっちはもうちょっと派手でも良かったかなと。
座席は、普通車にもかかわらず可動式ヘッドレストが付いています。
コンセントも当然付いています。
個人的には、E5系の車内空間で一番良いと思ったのが、この洗面所、多目的室等用のスペースです。
優雅な雰囲気で、空間をリッチに使っている気がします。
さて、大宮を出たE5系は、宇都宮からで300km/h運転をします。
その300km/hの感想はというと、特に速さは感じなかったというのが実際のところです。
逆に言えば、それだけ乗り心地がいいんです!E2系の275km/hより安定感があります。
フルアクティブサスペンションのおかげかな。
もっとも、福島を過ぎると、一ノ関まで徐行区間に入ります。
徐行区間に入ると、スピードは一気に落ち、めちゃくちゃノロく感じます。
(それでも200km/hくらいは出してると思いますが)
こうして相対的に見ると、やっぱり300km/hは速かったんだなって思いました。
この日は平日でしたが、はやぶさ人気は相変わらずで、座席は大宮を出た時点で満席でした。
ただ、やはり平日はビジネス客が多く、仙台で半分近くの乗客が降りていきました。
盛岡でもある程度降り、盛岡~新青森間は席を回転させる人もいて、まったりしたムードになりました。
その盛岡を過ぎると、整備新幹線区間に入ります。
そして、はやぶさ401号は、そのまま一気に終点・新青森までぶっ通します。
2010年12月までの終点だった八戸も華麗に通過していきます!
その八戸通過時の動画が、これ。
時速260km/hでかつての終点を通過していき、ここから新規開業区間に入ります!
新規開業区間は、ほとんどがトンネルです。
少し前まで最長の陸上トンネルだった八甲田トンネルも通ります。
そのため、特に景色は楽しめませんが、
路盤は白く、開業して間もないんだなというのを感じます。
そして、青森の街が見えてきて・・・
終点、新青森に到着です!
この瞬間、昨年12月に復活した東北新幹線を再度、乗りつぶしました。
新青森に到着したE5系はやぶさ。
このはやぶさのロゴマークはなかなかカッコイイと思います。
本作戦実行時は、まだ一部徐行運転中のため、大宮→新青森で3時間7分を要しましたが、
現在(9/25)はもう徐行運転が解除され、東京~新青森を3時間10分で結ぶようになってます。
その意味で、あと一ヶ月待てば本気を出したはやぶさに乗れたわけですが、
でも逆に、徐行運転をするはやぶさに乗れたというのも、貴重な体験だったと思ってます。
2012年3月にはE5系の320km/h運転が始まるので、その時にまた乗りに来ればいいし。
ホームの反対側には、E2系のポケモン新幹線が止まってました。
このE2系は、今は東北新幹線の主役ですが、あと2~3年したら新青森では見れなくなります。
そのうち「E2系はやて」が貴重な存在となることでしょう。
この写真は、新青森駅から北側の線路を撮ったものです。
今は車両基地に続くだけですが、5年後にはここを北海道に向けて新幹線が走っていくんだと考えると、胸が熱くなります!
一方の在来線ホームは、1面2線の地味なホームです。
ここは逆に今は789系や485系も来て賑やかですが、5年後には751系と701系しか来なくなり、寂しくなります。
次は改札を出て駅舎と駅周辺を見てみます。
駅舎はこのように立派な駅舎で、中も土産店や飲食店が入っていて賑わってます。
しかし、
駅前はこんな感じで、閑散としてます・・・
この先ここに建物がひしめき合う日が来るんでしょうか。
ここからしばらく観光です。
新青森駅からバスに乗って、
三内丸山遺跡に行って来ました!
縄文時代の遺跡・・・ではなく、これらは復元模型らしいです。
だから、中にも入らせてもらえます。
お次は「さんまるミュージアム」に。
縄文土器の展示や、
縄文人の生活の再現とかあって、
「縄文人へのメッセージ」が。
まあ、俺が何か書くとしたら、
「新幹線開通したぞーーー!!」
ですかね(笑)
(津軽線編へ続く)