さて、仕事で東北に出張にきた私‥‥。
仙台のビジネスホテルには泊まらず、鳴子温泉からの車通勤をしたのである。
ここ、東北が誇る大温泉郷・鳴子温泉
では、温泉法上、日本で認められている11種類の温泉のうち9種類が味わえるのである。
それはもう、温泉のデパートといってもいいのである。
そして、“うなぎ湯”と呼ばれる、まるでとろとろのローションにつかるような重曹泉が味わえるのも、この温泉地の特徴なのである。
似たような温泉にアルカリ性単純泉というのもあるのであるが、これは石けんのようにツルツルスベスベする温泉でとても気持ちがいい。
一方、うなぎ湯はツルツルするのではなく、ヌルントロンヌルントロンするのである。
が、じつは鳴子温泉のうなぎ湯はツルツル・レベルで、あまりヌルントロンとはしないのである。
本格的なうなぎ湯が味わえるのは鳴子温泉の隣の中山平温泉 で、そのなかでもヌルントロンの代表格といえば『丸進別館』 と『東蛇の湯』 に尽きる。
それはもう、「いっそ、殺してくれ~」と言いたくなるほどのヌルントロンぶりなのである。
当然、行きますよね、この二つ。
ところが、である。
以前から、開いたり閉まったりを繰り返していた『丸進別館』は、どうも、建物を建て替えたらしいのであるが、雪にうずもれ、閉鎖されていた。
これについては心の準備もできていたのであるが、もう一つ、中山平の老舗『東蛇の湯』も、なんと、地震のせいで建物が傷んだとのことで閉鎖されていたのである。
『東蛇の湯』の経営者に確認したところ、「将来的には日帰り入浴施設として、なんとかあのお湯だけは守りたい」という希望のもてるお話をいただいたので、エールを送りつつ、この宿をあとにした。
とはいえ、なんとも無念な結果‥‥。
仕方がないので、最近できた『しんとろの湯』
という日帰り入浴施設でひとっ風呂浴びた。
中山平の温泉はほぼ100℃で出るので、お水を入れてうめなければいけないのだが、これだけの高温になると加水の量もハンパではない。
そうすると、せっかくのうなぎ湯も薄められて、ヌルントロン度が弱まってしまうのである。
ところが、この『しんとろの湯』は熱い湯を上手に冷まし、加水することなく温泉に入れていたので、けっこうツルツルして気持ちがよかった。
ただ、この日帰り施設は国道沿いにあるのだが、どうも、国道沿いの泉源は川沿いに比べてヌルントロン度が低いような気がするのである。
先ほどあげた『丸進別館』や『東蛇の湯』は国道から少しくだった川に近いところに泉源があり、このあたりのヌルントロン度はすごいのである。
なんとか『東蛇の湯』に再建いただき、その暁には、みなさんにもあのヌルントロン温泉にぜひともつかっていただきたいしだいであります。
さて、鳴子温泉郷はこの中山平以外に東鳴子温泉と川渡温泉をも含むのであるが、東鳴子温泉では東京のような真っ黒い黒湯も出て、さらに、その黒湯が油臭といわれる独特のにおいをもっていたりして、強力な個性を誇っているのである。
川渡温泉は“脚気川渡(かっけかわたび)”
と昔から言われているほど、足や膝にとてもよい温泉なのである。
ちなみに、去年あたりからプチ座骨神経痛のある私は、今回、ひそかにこの川渡温泉でその治療に励もうと思っていたのである。
さらに、鳴子温泉では、薬湯で知られる『東多賀の湯』、『西多賀の湯』
にもつかりたいので、それはもう、スケジュールがたいへんなのである。
詳しいレポートは次週に続くのである。
‥‥‥ほんとに仕事で行ったの?
号外
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