本日のお客様

 

「王家の羊」である、「エスコリアル」からチョイスしてオーダースーツをご注文。

 

 

 

エスコリアルとは?

起源は11世紀、ムーア族がスペインに侵攻したときに、エスコリアルの起源であるマーグレッブ羊を持ち込みました。(この羊は通常の羊であるメリノ種に比べると約半分の大きさにまでにしか成長しません。)

 

 

16世紀になると、スペイン国王がこのクリームのような毛を持つこの羊を修道院の「エスコリアル」で王室専用として大切に飼育させました。これが「エスコリアル」の名前の由来です。

 


しかし、18世紀になるとナポレオンのスペイン侵攻により、戦争の戦火でスペインのマーグレブヒツジは消え失せてしまいました。

 

 ところが、18世紀にスペイン国王が、ドイツのサキソニーの選帝侯(ローマ帝国皇帝選定権を持つ人)に「エルエスコリアル」の羊を贈っており、マーグレッブ羊は生き残りました。

 

 

やがてサキソニーでも柔らかなクリームのような羊毛が取れるようになりました。

 

その後19世紀に入り、スコットランド人のエリザ・ファーロンジュがドイツでこの羊を見つけ100頭をニュージーランドに送り現在までこの純血種が残ったのです。

 

「エスコリアル」は希少性があり(通常のメリノ種に比べ1/3の量しか原毛が取れないため)カシミヤに優るとも劣らない柔らかさ。

 

さらにナチュラルなストレッチ性があるのが特徴です。

 

 カシミヤのような、という表現は服地にとって最大級の賛辞の一つですが、「エスコリアルウール」の原毛は、一般的なカシミヤ(径約14マイクロン)にも迫る細さが特徴です。

 

ウールの強さとカシミヤの滑らかさ、双方を併せ持つ希有な素材がゆえに、スーツやジャケットに極上の心地よさと一目でわかる、高級感をもたらしてくれるのです。

 

 

名門の丁寧な仕事によって、魅力が最大限に引き出されるというわけです。

 

今回のお客様

 

ブラウンのチェック柄

 

 

とてもスタイリッシュに仕立てました。

 

 

 

 

そのほか色々取り揃えております。

 

すでに着数は限られております。

 

ご注文なさる方はなるべくお早めにご連絡をください。

 

 

 

 

カシミヤ以上の滑らかさと、しなやかさを誇るファブリック「エスコリアル」で「オーダースーツ」「オーダージャケット」を仕立ててみませんか。

 

当店の「ホームページ」には掲載していない「エスコリアル」の原反も数着ご用意をし、「破格」で販売しております。

 

 

どうぞ当店によってその貴重なバンチブックをご覧に来てください。

 

 

グーグルマップで店内が見られます。

https://goo.gl/maps/X1vb5Xmwcgn

 

2016年フリーペーパー「rojiroji」に当店が掲載されました。No.1詳しい事はこちらまでhttps://rojiroji-blog.tumblr.com/post/144935146801/tailor-watanabe-order

  
 

2016年フリーペーパー「rojiroji」に当店が掲載されました。No.2詳しい事はこちらまでhttps://rojiroji-blog.tumblr.com/post/147790642911/tailor-watanabe-fitting




 

2015年「ミスターパートナー」に当店が掲載されました。
詳しい事はこちらまで
http://www.tailorwatanabe.com/category1/mepartnertailorwatanabe.html



 

「日刊ゲンダイ」に「めっけもんはテーラー渡辺」で誌面に掲載されました。http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/156410

 

テーラー渡辺ホームページ(渡辺弘行)
http://www.tailorwatanabe.com/index.html