私の絵は、ポップな色が多いです。

 

特に意識しているわけではなくて、モノトーンのシックでシンプルな世界に憧れていた時期もありました。

(というか今も憧れています・・・)

 

「あんな風な絵が描きたいな」

 

だけど、やはり気がついたらポップな色合いに仕上がってしまいます。

うーん、このままでいいのだろうか・・・悩んでいた日々もありました。

 

だけど、先日観た映画がとっても好きな色と好きな世界観だったんです!

 

「ジョジョ・ラビット」

 

公式サイトのトップページには

戦時下の人々をユーモアを交えて描いた感動作
愛は最強。

そう、まさにそんな映画でした。

 

ストーリーは、第二次世界大戦下のドイツ。

母親と暮らす10歳になる少年ジョジョは、空想上の友達(アドルフ・ヒトラー)に励まされながら立派な兵士になろうとがんばりますが、心優しい彼にはむずかしく。

そんなある日、家の屋根裏部屋にはユダヤ人の少女エルサが匿われていること気付きます。

 

爆撃シーンや処刑シーンなどもあるのですが、使われている色がとてもきれいで、ファッションや人々の仕草がかわいらしく、しっかりと戦争の悲惨さや悲しさを伝えながらも、愛が溢れているすばらしい映画でした。

 

ああ、やっぱり私はこういう映画が好きです。

 

重いテーマも、色やファッションや人々のちょっとした優しさに救われる・・・。

 

だからやはり私はこれからも好きな色で、自分の世界観を表現しようと思います。

好きな色をキャンバスや紙にバーっと塗っていると本当に楽しいから。

 

観るまでは、こんな歴史上の悲劇を茶化したような映画、どうなんだろう・・・って思っていたのですが、全然そんな意図はないし、不快な部分もありません。

 

 

「ジョジョラビット」は、ネット配信で観ることができますので、ぜひ。

 

他に、似たタイプで私が好きな映画は

ムーンライズ・キングダム

グランド・ブタペスト・ホテル

 

どちらも、おいしそうな色がいっぱいでおしゃれで少し毒がある感じが好きなのです。

 

 

 

ニコニコ<特別感謝企画>絵本「きっとそこにいるから」お名前+イラスト入りサイン付き