年始の番組から | 八尾じゅんのブログ

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歌手の森山愛子を応援するブログです。
その他のこともいろいろと書きます。

年始に放送された演歌に関する番組の中で印象に残ったものをあげます。もちろん、愛ちゃんに関係した番組です。

 

まず、1月3日のCSの歌謡ポップスチャンネルでの、愛ちゃん出演の歌謡コンサートです。
2006年3月7日の放送で、今からほぼ10年前の放送です。阿部渉アナウンサーと出演歌手が皆若いことに、まず驚かされました。観客には、若い人の姿も多く見受けられ、全体的に客層も現在よりも若い感じです。

出演歌手の顔ぶれの多くは現在も演歌番組の常連ばかりで、10年若い分、歌手たちの歌声も若々しく感じました。しかし、それゆえ、10年経っても演歌界の新陳代謝は進んでいない印象を受けます。この歌手たちの一層の高齢化とともに演歌界の衰退も一層進んでいくかもしれません。地上波のテレビ番組から演歌番組が消えていく所以でもありましょう。

「父娘舩」を歌った愛ちゃんに対する客席からの声援が多く聞こえ、かなり好印象でした。
全出演歌手の中でも二番目くらいに声援は多いように思いました。中に「愛子ちゃん~」という声援があり、やはり今とは客層がちがうと感じました。今なら「愛ちゃん~」でしょうから。



次に、1月3日の夜の「芸道55周年記念スペシャル 北島三郎~新たなる挑戦~」という番組です、この中で北島三郎が、島倉千代子の「襟裳岬」を歌うというので見ることにした番組です。

島倉千代子は年下の北島三郎を「ちゃん」づけではなく「さま」づけで、「さぶさま」と呼んでいたそうです。北島三郎は島倉千代子の歌った「襟裳岬」が好きで、男が歌っても良い曲だということで、「歌うと岬の情景が浮かんでくる」と言いながら、実際に歌ってくれました。しかし、確かに「ヒュルヒュル」とか「ザンブリコ」という擬音語の歌詞は男性歌手の歌の方が迫力があると思いました。北海道の襟裳岬の近くには浦河や様似(さまに)と言った競走馬の産地があるので、北島三郎の頭の中には競走馬を買い付けに来た時に立ち寄った襟裳岬の情景の思い出があったかもしれません。

「芸道55周年記念スペシャル 北島三郎~新たなる挑戦~」という番組は2016年5月15日の再放送で、「襟裳岬」の他にも「岸壁の母」なども歌っており良い番組だと思いました。

愛ちゃんは「新BS日本のうた」の釧路での収録で島倉千代子の「襟裳岬」を歌いましたが、番組のディレクターは北島三郎のこの番組を見ていて、島倉千代子のこの曲を選曲したのだと思いました。