一言「推手」と言ってもお互いに力で勝負し 最終的に力の大きいほうが勝つというような「頂牛推手」(闘牛みたいに押し合う推手)も まだ世の中でよく見られる。これは太極拳の「以小勝大」 (「小さな力で大きな力に勝つ」の意)、「以弱勝強」(「弱者が強者に勝つ」の意)、「借力打力」(相手の力を相手自身に返す技のこと)の原則に反している。 呉式太極拳は「柔」を特徴とし、その推手の訓練方法は以下の内容からなり、それらを使いこなせれば、「頂牛」にならず「引進落空」(相手に自らの力の方向に滑らせバランスを崩す技)、「四両撥千斤」(「200グラムの力で500キログラムのものを動かせる」の意)が可能になる。呉式太極拳中百舌鳥倶楽部でこのような推手教室が開かれている。 以下URLから定歩推手の下盤手法の伝授実況を見ることができる。
URL:http://www.youtube.com/watch?v=ZfMBB4NpTXU&feature=channel
定歩推手
単推手:按法、粘手、削手、里粘肘、外粘肘
双推手:開四門、換手法、上盤手法(纏頭式、裹頭式)、中盤手法(中平肘、
立肘)、下盤手法(十字手、摟膝式)、短手法(里粘肘、外粘肘、倒
提壷)、長手法(小纏腕、大纏腕、穿手靠、通天手)
活歩推手
閃展歩、大翻身、七星歩、九宮歩、連環歩、大捋