私の予備式(ユーベイシー)の整え方を順を追って記します。
まず両足を平行にして1〜2センチ空けて立ちます。
ピッタリくっつけてしまわないようにします。
上体は常に垂直に保ちます。
つま先の先端を結ぶ直線と踵後端を結ぶ直線と両足外側が作る面の中心に上体の重心を置きます。
頸椎から上は軽く上方に突き上げます。
耳のすぐ後ろを上に辿って行った頭の頂点を上げる意識です。
顎はわずかに引き加減になります。
頭の前寄りを突き上げると顎が出ます。後ろ過ぎると顎を引き過ぎ上目遣いになります。
胸椎から下の関節・筋肉は全て緩めて下へ垂らします。
肩・肘・手首を緩めます。
手指は一旦伸ばして力を抜きます。
胸・股関節・膝・足首を緩めます。
股関節を緩めるとき、仙骨とその周辺も緩めます。そうすると尾骨がわずかに巻き込まれます。
各部を緩めても、上体垂直と重心を落とす位置は正しく保ちます。
舌先を上顎、歯の付け根辺りにつけ、唇を軽く閉じ、鼻で呼吸します。
私の站トウ功は、脚を開立歩にして、その他はこの姿勢で行います。
行いながら、上の通りに維持出来ているかチェックし、姿勢を保ちます。