活動終了まであと1週間ほど。

最後の〆というわけではありませんが、やり残していたセミナーを
開催中。


医療キャラバンの続き。

肝心の自分とこの病院で、まだ「手洗い」についてやってなくて…



希望を言えば、各病棟を巡回しながら、プチセミナーをやるつもりが、
日本からのお取り寄せ品などの都合もあり、結局院内のカンファ日と

かぶり、カンファ3日間で全看護師にセミナーをやることに。


強力な助っ人をタシケントから招待し、準備はまずまず?


慣れというのはコワイもので、資料の読み練習もただの1回…

なんとかなるさ精神で、なんとかなるようになりました。


ウズベキスタンの過ごし方


ウズベキスタンの過ごし方



ウズベキスタンの過ごし方


これがまたフド(神)がかったことに、現地の看護師の発表も
感染がテーマで、自分たちのセミナーとリンク!


つい最近、ウルゲンチ市の北のほうに位置するヌクス市で

クリミアコンゴ出血熱が一部で拡がって問題になったばかり。

国の対策として、感染予防についての意識を高めなさいと

各病院にお触れがまわったみたいです。


「手洗い」は感染予防の基本。


普段のセミナーより、より強く伝わったのではないかと思います。




そして無事1日目を終え、2日目の今日はいつも活動するICUが

対象の日でした。


セミナーを始める前に挨拶をしたのですが、


「いままでたくさん助けてくれてありがとう。そろそろ日本に帰ります」

この一言を言ったとき、ぐっとこみあげてくるものがありました。


やばっ、涙出る…


こらえたけど、一瞬やばかったです。


やっぱり、自分が思う以上に、いろんなことを考えた2年間だったのかな。




日本の看護師の技術と心を認めてくれ、なにかと支持してくれたドクター。


ウズベキスタンの過ごし方



いつもそばにいてくれた同僚たち。


ウズベキスタンの過ごし方



振り回して、振り回された同僚たち。


ウズベキスタンの過ごし方



無事に2年間を終えて帰れること、本当に感謝しています。


嫌なこともたくさんありすぎたけど、それでも笑って帰れそうです。




ウズベキスタンの過ごし方




彼女たちや彼女たちの大切な人たちの明るい未来のために。




そして、一人で活動を終えて、同僚たちとの写真もなく帰るのかと

思いきや、いろいろ撮影してくれ、セミナーも手伝ってくれたN隊員に感謝。


おかげさまです。本当にありがとう。







ホラズムには世界遺産の町並み【ヒヴァ】がある。


ホラズムの人たちはこれを誇りに思っている。


「ほーらずむだ ヒーヴァぼる ヒーヴァぼる ヒーヴァぼる」

そんな歌まである。


でも、ホラズムにはヒヴァしかないことも事実。


まぁ、そんな素朴なところが好きなんだけど。




そんなヒヴァに行けるのも、もうあとわずか。


だから、今回はタシケントから友人が来るのを機に
ヒヴァに贅沢お泊り。

とりあえず町をぶらぶら。


好きなジュマモスク。
ここは西日が差して柱があったかい色になった時がいい。

ウズベキスタンの過ごし方


柱の1本1本に彫刻が施されています。



やっぱりこの写真好き。


ウズベキスタンの過ごし方


彼女はサロペット美人。きゃしゃな肩がたまりません。



そして、この写真も良かった。
いままでこの角度から攻めたことなかったから、新発見!

ウズベキスタンの過ごし方

2本のミノル(塔)がちゃんと収まりました!


外せないのは見張り台からのサンセット。
夕日がタイルに反射して、きれいに見えるのはほんのわずかな時間。


ウズベキスタンの過ごし方


ヒヴァに来る機会があれば、この場所からのこの瞬間はお勧めです。




そして、日も暮れて晩御飯。


もともとお泊りするB&Bのテラスで、ビール片手に

シャシリク(串焼き肉)というスタイルできめるつもりが、

話が変わって宿主とともにビールを飲むことに…


他の観光客のコースと同じく、前菜からメインまで…
ビールもどんどん勧めてくれ、もう食べれません、
飲めませんってなった。


ちなみに宿主はざる。
酔わない。



これがヒヴァでしか食べられないシビットオシュ。


ウズベキスタンの過ごし方


どこの国の影響でもなく、ヒヴァでだけ作られ、食べられているもの。


外国人観光客向けの味付けなので、一般家庭でも食べるの?と
聞いたら、一般家庭でも作って食べているみたい。

他にも肉団子とじゃがいもの炒め煮とホラズムのオシュなど。

うまかった…




朝起きてお会計。


昨日の晩御飯代もしなーっと請求されると思いきや。

思いきや…
なんとお泊り代のみの請求。


そして、それもなじみ客価格。


1人25000スム(900円ほど)也。


某ガイドブックにも掲載されている【ミルザボシ】さん。


排水が悪かったものの、クーラーも熱い湯も確保できるので、

旅にお金をかけずに行くならお勧めです。



ウズベキスタンの過ごし方



どうもお世話になりました。


ウズベキスタンに滞在している隊員の方は、私やホラズム隊員に
一声かけていただければ、通常予約より割安でお泊りできると

思いまする~

多分ね。たぶん…


宿主のにーちゃんとその妹は日本語話します。

にーちゃんの口癖は「すごいねぇ」ですが…w









ずいぶんとこのブログも放置していた…

気付けば日本への帰国、1か月をきっている。

あれだけ待ち焦がれた本帰国。

いまのところ実感はまったくなし。


とりあえず、7月後半から8月頭にかけて、任国外旅行で
お隣キルギスへ海外旅行。

運動嫌いのくせに、トレッキングを頑張って、
イシククルという透明度抜群の湖で泳ぎ、
雨、あられの降るなか馬に乗り、標高4000m超え。

かなり玄人向けの旅程をこなしてきました。

自分のいままでの海外旅行歴を振り返ってみても、

あんな濃度の濃い旅はなかった。


よって、おすすめの海外旅行先、見事1位にランクイン。



写真は腕の良いカメラマンによって、見事なものだけど、

手元にないため、upできない始末。



そんで、タシケントでしばしのんびりして、心残りだった
世界遺産の街、サマルカンドへショートトリップ。


去年サマルには足を運んだものの、見逃していたところばかり。

それも今回見れて大満足。


ウズベキスタンの過ごし方

ウズベキスタンの過ごし方

さすが青の都と言われるだけあった。


まじできれい。

きれいすぎる…


ここはやっぱりウズベクの観光では外せない。



んで、地元ウルゲンチに帰ってきた。

やっぱりホームだ。


どんだけ交通や生活が不便でも近所の人と会うと安心する。



活動の〆を9月6日に決めた。

あと2週間。


セミナーを3日間やって、あとは以前のように患者さんのケアに

はいって締める。


これが一番自分らしい締め方。




ウルゲンチを離れるとき、何を想うんだろうね。


普通に飛行機にのって、普通にタシケントに行きそうだけど。


と、その前にやることが山のようにある。

むむー。


大丈夫かね、自分…




帰福は9月28日予定。

目前です!!!