先日の山登りのあと、顔や手足にむくみが出て、ドラえもんみたくなってた

ここ最近。

ようやくむくみが少しずつとれてきました。



手足がむくんでると、ちゃんとぐーができない、そして猛烈にだるい…

自分の体むくんでみて、浮腫のひどい患者さんのことが

少しわかった。


なんでもなってみないと、その人の気持ちなんて分からんもんやわ。



おまけにまた「G」の季節になった。

昨夜いったいどれだけの「G」と遭遇したのだろう。

さっそくごきホイを設置しました。



今年の冬明けてから、セミナーの準備や資料作りに毎日費やして、

看護師と一緒に患者を看ることから遠ざかっていたのですが、

今週から、また患者さん看始めました。


やっぱりいいですね~。

PCしているよりも、みんなと関わった方が、みんなの反応もいいし。



分かってはいたものの、逃げてたんでしょーねー。

近すぎると何かとイライラすることが多かったので…

言っても守らんし、調子いいし、嘘つくしで。



でも、「待ってたよー、さみしかった」って笑顔で声かけてくれたり、

患者さんと話しながらケアするのが妙にうれしかった。




そんななか、一人の脳卒中の患者さんで、意識もはっきりせず、

とりあえず点滴されて、しばられて寝ているだけの患者さんがいて、

みてみたら、


抑制がただのひもでぐいぐいひっぱっての固定で、手首はあざだらけやし、

尿カテは折れ曲がって、おむつ内におしっこ出てしまってるし、

そのオムツも容量オーバーで漏れてるし…

口のなかは乾燥してて、においも強い。

「体位変換してる」と朝言ってた割には、まったく変わっていない。


な感じだったので、担当看護師に「あんた何みてんの?」と言いました。

男性の看護師で、お茶目だけど、ちょっとふざけすぎる面もあるので、

ちょっと強めの気持ちで。


案の定「おれはただ点滴する、点滴するだけ、点滴するだけ~」と

満面の笑みで楽しそうな返事…



そしたら、いつも資料作りを隣で見てくれて、いろいろ質問くれた

若いサニタリカが、

「あんた学校で何勉強してきてんの?バカじゃない?ちゃんと看なさいよ」と

ぴしゃり。


すっきりしたー。


別にこちらも毎度のことなので、そんなにイライラしてなかったけど、

なんかすっきりした。



いまICUには重症と呼べる人はほぼいなくて、術後で翌日退室する人や

慢性期の人ばかり。



また明日ものんびり部屋ラウンドして、患者さんと話してケアしてこよーっと。



早く日本の病院で働きたいなぁ。

 

というか、帰ってからの進路どうすんだ、自分。


何にも考えてないなぁ…




キャラバンが終わった翌日、タシケントから車で2時間近くで着く

チムガン山に行ってきました。


大と小とあり、今回の目的は「小チムガン山」の頂。


これが「小チムガン」



標高2000mちょい。


ウズベキスタンの過ごし方



ピクニック気分で出かけたものの、実際に登り始めると、

日頃の運動不足がみにしみました。


息ぎれも激しいし、足も上がらないし。


ダメですねぇ。



崖です。

今思ってみても、ほんとよー登ったわ。


ウズベキスタンの過ごし方

何度も止まって休んだけど、

おかげさまでなんとか頂上まで行けました。


ほかに誰も登山者がいなかったので、貸しきりやし。




頂上にはまだ雪が残っています。



ウズベキスタンの過ごし方




チューリップの原種。ちっちゃくってかわいい。


ウズベキスタンの過ごし方



そして、「小チムガン」から見る「大チムガン」


ウズベキスタンの過ごし方


この山にはさすがに登れないな…


フル装備でも無理だと思った。



朝早くから起きて作ってくれたお弁当がたまらなく美味しかった。


ウズベキスタンの過ごし方


だしまき玉子に昆布のおにぎり。

もう言うことないよ。ほんといつもありがとう。





そして、帰りは韓国系のサナトリアにある「温泉」に寄り道。


大量のお湯が疲れを吹き飛ばしてくれました。


いや~、ほんとお風呂って大好き。



かかとの靴擦れが痛い…


そして、2日目にして筋肉痛。



今日は我が家で引きこもりです。














年明けから準備を進めていた医療キャラバン第一弾が無事に終了しました。


まずはタシケントで活動している3人の配属先で。


写真が手元にないので、これについてはまた後日…


そんな医療キャラバンの前後に、ショートトリップ。



首都タシケントから東の方向にあり、キルギスとほど近いフェルガナ州へ。


フェルガナ州のクバという地方で活動している隊員が開催した

サッカー大会をみるために行ってきました。


自分の活動を振り返る良い刺激になりました。

こちらも写真が手元にないので、後日…



ということで、今回は観光編。



西の果てホラズム州、東の果てフェルガナ州。

こういう機会がないと、なかなか行けないものですね。



フェルガナ州は山に囲まれた盆地で緑豊かです。

春という季節柄、りんごの花や、桃の花、たんぽぽなどが

咲きみだれ、色彩豊か。


なだらかな丘陵があり、車窓から眺める景色は、まるで北海道。



いやー。良かったです。



目立った観光地はないものの、この大自然が一番の贅沢です。



そして、フェルガナ州マルギランは中央アジアきっての

シルクの産地だとか。


ウズベキスタンの過ごし方


そんなこんなでシルク求めに、バザール、シルク工場などを

ぼちぼち巡りました。



御蚕さんから生糸つむぎ


ウズベキスタンの過ごし方


茹でてほぐれた糸をつむぎます。



そして、色をつけて機織り。


ウズベキスタンの過ごし方





アイロンをかけて


ウズベキスタンの過ごし方


ウズベキスタンの過ごし方




できあがったアドラスたち。


ウズベキスタンの過ごし方






小学生のときに近所の養蚕工場に見学に行ったくらいで、

詳しく知りませんでした。

なので、ちょっこしグーグル先生に尋ねてみました。


蚕って、野生じゃ生きてられないんですね。

知らないことがいっぱいで、ちょっと興味深かった。



この春から、このホラズム地方でも養蚕のJICAプロジェクトが

始まりました。


水の乏しいこの環境で、桑の木が育つのかなぁ。


今度専門家に聞いてみよう。





お次は「小チムガン登山」で。