5/29 甲子園球場

 

阪神 対 日本ハム 第1回戦

 

 

昨日、仕事が終わって外に出ると、

 

土砂降りの雨。

 

でも、中止の発表がなかった。

 

とりあえず、三宮に出て、

 

駅の前のカフェで時間を潰した。

 

17時になっても中止にならなかったら、

 

電車に乗ろうと思っていた。

 

16時40分、「雨天中止」の発表があって、

 

そのまま、コーヒーを飲んで帰路についた。

 

 

残念だったのか、中止で良かったのか、

 

どちらかというと、

 

中止で良かったと思う。

 

 

大雨の降る中、カッパを着て応援したくない。

 

夫とは現地で待ち合わせ。

 

夫は、半休をとって、

 

15時には会社を出たらしい。

 

 

「中止なら16時には発表があると思う。」

 

と私が言ったから、16時に発表がなくて、

 

甲子園球場の前で

 

開門を待っていたらしい。

 

 

大雨警報も出ていたし、

 

もっと早く中止の発表をすべきだったと思う。

 

 

さて、

 

昨日はタイガースの試合がなかったので、

 

家で、巨人-ソフトバンク戦を見た。

 

 

中継が巨人寄りで、

 

タイガース戦で岡本選手がホームランを打ったことや、

 

勝ちパターンのピッチャーを打ち崩して、

 

カードを勝ち越したことを、

 

何度も何度も強調しながら、

 

巨人の強さを語るアナウンサーに

 

うんざりしながら試合を見たんだけど。

 

 

巨人は、いくつかミスを犯したと思う。

 

 

あぁ、だから点がとれないんだな、と。

 

他球団の試合は客観的に見れるので、

 

ダメなところがよくわかる。

 

 

タイガースが、

 

交流戦に強いイメージは殆どないけど、

 

2021年と2022年の交流戦は2位だった。

 

強かった。

 

出塁時に足を絡めて、相手を翻弄し、

 

ストレートを狙い打った感じだった。

 

 

パ・リーグはセ・リーグのチームとは

 

根本的に戦い方が違う。

 

 

初球から勝負球が来る。

 

だから、積極的に打っていかねばならない。

 

昨年の交流戦前、

 

タイガースには17の貯金があった。

 

だから、交流戦は負け越したけど、

 

優勝できた。

 

今回は貯金6。

 

負け越している場合じゃない。

 

 

今日の試合。

 

 

先発は大竹くん。

 

相手先発は、

 

侍ジャパンでもおなじみの伊藤選手。

 

スタメンは5番に渡辺くんが入った。

 

6番は前川くん。

 

 

今日の試合のキーマンは、

 

私は、やっぱり近本くんではないかと思う。

 

「大山だ。」という評論家も多いけど、

 

勢いをつけるなら、

 

初回に、先頭打者がカーンとヒットを放って、

 

出塁することが大切だと思う。

 

 

 

試合前、新庄監督が

 

タイガースのユニフォームを着て登場する。

 

岡田監督、苦笑い。

 

 

何をしてくるか、わからないヤツ、

 

と思ったはず。

 

試合は、開始前から

 

すでに始まっている感じ。

 

 

1回表。

 

 

簡単に三者凡退。

 

良い立ち上がりだった。

 

 

1回裏。

 

 

1アウトから

 

 

中野くんが四球。

 

盗塁が失敗して、

 

ランナーなし。

 

でも、森下くんが再び四球。

 

 

2アウト1塁。

 

 

大山くんがセンターフライ。

 

 

何だか、勿体なかった。

 

2つも四球を貰ったのに、

 

盗塁が失敗したり、

 

2球目で簡単にフライを打ち上げたり。

 

相手を利してしまった。

 

こういうことが流れを

 

相手にいくキッカケを作ってしまうことがある。

 

 

で、2回表。

 

 

1アウトからヒットと長打で

 

 

1アウト2塁3塁。

 

 

次打者がショートゴロで、

 

ホーム送球だったんだけど、

 

3塁線側に投げた球を坂本くんが

 

捕球できず後逸して、

 

3塁ランナーばかりでなく、

 

2塁ランナーまで帰ってきてしまう。

 

 

これ、ショートの野選とエラーがついてるけど、

 

私は、坂本くんのエラーだと思う。

 

今は、コリジョンルールがあるので、

 

少し3塁線側に送球しなければ、

 

ホームではアウトにできない。

 

守備を大切にするタイガースでは、

 

そういう練習はたくさんしてきたはず。

 

野選は仕方ないとしても、

 

後逸はマズい。

 

2塁ランナーまで帰ってくるのは余計だった。

 

 

3回表。

 

木浪くんがヒットを打って、

 

大竹くんが送りバントで送って、

 

近本くんがヒットを打ったけど、

 

これがタイムリーにはならなくて、

 

1アウト1塁3塁。

 

中野くんが四球で

 

1アウト満塁。

 

でも、森下くんが三振。

 

大山くんがレフトフライで

 

得点出来なかった。

 

 

ここでは、大山くんより、

 

森下くんの三振の方がよりマズかった。

 

 

4回裏に1点返し、

 

1-2になった。

 

 

でも、5回表にツーランホームランを打たれて、

 

1-4になった。

 

 

私が疑問に思ったのは、

 

そのホームランを打たれた万波選手への攻め方だ。

 

 

緩い100kmのチェンジアップが2球。

 

1球目はボールになり、

 

2球目はど真ん中に入った。

 

100km~110kmくらいの球は、

 

バッティングピッチャーが

 

野手のバッティング練習の時に投げる球の

 

球速とほぼ同じ。

 

その球速のボールがど真ん中にきたら、

 

そりゃホームランにされる。

 

失投だったのかもしれないけど、

 

2球緩い球を投げさせたのは何故なのか。

 

その配球は、私にはちょっと理解できない。

 

 

でも、

 

その後、すぐに1点返して、

 

2-4になった。

 

 

さぁ、これから反撃だ!

 

という雰囲気はあったけど。

 

7回に投げた島本くんが2失点。

 

7回途中から8回を投げた岡留くんも2失点で、

 

結局、合計8失点して、

 

今日は勝負あった、だった。

 

 

後ろを投げるピッチャーが、

 

こんなに打たれて失点する姿は、

 

久しぶりに見た気がする。

 

 

どうして打たれたんだろうなぁ・・・

 

 

もう、脱力感しかない。

 

そして、また、初戦を落としてしまった。

 

5カード連続初戦を落とす。

 

 

ちょっと面白くない。

 

 

今日は、いつもよりヒットは出たと思う。

 

ただ、1アウト、あるいはノーアウトで、

 

ランナーがいるチャンスの場面で

 

打席が回ってきた打者が

 

しっかり仕事ができなかった印象が強い。

 

 

10回に3回ヒットが打てれば強打者だ。

 

裏を返せば、強打者だって、

 

10回に7回はヒットが出ないということでしょ。

 

 

 

でも、

 

ノーアウト2塁、あるいは

 

1アウト3塁なら、

 

その後の打者にヒットが出なくても

 

やり様によっては、得点出来る場合もある。

 

 

ここは、絶対三振はダメという場面で三振したり、

 

チャンスで併殺打を打ったり、

 

ダメダメな攻撃が続く。

 

 

こんなことをしていたら、勝てるわけがない。