朝窓を開けたらそこは暴風で荒れ狂う阿寒湖の姿ガーン

 

ダメだこりゃ!と二度寝てへぺろ

今度は6時に起きてボッケまで散歩しに行って来たら案の定人っこ一人いない。

そりゃそうだこんな暴風の中キャスティングどころではない。

ということで今日は釣りを中止にして観光です。

 

尾岱沼(おだいとう)

このワードを始めて聞いたのがかれこれ50年前。

あれは確か九州のユースホステルではなかったか?

何処のどなたか忘れたがすごくいいから行ってみな、と言われたものの

「いつかそのうち」が50年経ってやっと実現した。

 

阿寒湖から車で約2時間半。

野付半島ネイチャーセンターに到着。

 

 

両側に海が広がる道路を走るのは気持ちがよい。

まるで外国みたいだ。

正確には砂嘴(さし)という海流で砂が運ばれ作られた地形です。

「ブラタモリ」のタモリさんが飛びつきそうなところですよね。

ネイチャーセンターから「トドワラ」まで徒歩25分。

見学ツアーもあるようですが突然来たアタシは単独ツアーです。

 

 

 
 
 
 

遊歩道両側にはさまざまな花が咲いており、名前の案内もあるので花の名前に疎いアタシには非常に助かる。

今の時期はハマナスが綺麗で、反対側の海の向こうに国後島が望めて

あの歌そのものである。

あれは知床だったか?

どっちでもいいか、まあ似たようなとこだし。

 

さて、花を眺めながら15分ほど歩くとトイレがある。

こんなところにポツンと1軒トイレというのも妙ではあるが観光客の多さ故だろうか。

トイレから先は木道が続く。

ここからがお待ちかねトドワラ。

 
 
 
 

50年前の写真はもっとたくさん枯れたトドがあったように記憶しているけど朽ち果ててしまったのだろう。

前にも言いましたが、行きたいときに行っておいたほうがいいよね。

いま見てとっても感動ものだけど、50年前に見ていたらやっぱ感動が違うと思う。

若者よ!今やりたいことは借金してでも今のうちにやりなさい。

悔いを残すことなかれ。

引退したら好きなことやろうと思っていても今度は身体が効かなくなるのが常。

近いうちに年金受給年齢も引き上げられて死ぬまで働かされるのがオチである。

 

トイレの先は木道になっていて当然木道以外立入禁止。

荒涼とした景色が広がり朽ち果てて僅かに残った木が悲しげである。

 

 地平線が360度見渡せるトドワラの眺望 ↓

 

 

なあ~んにもないので一通り往復したらそれで終わり。

 

再び花を愛でながら戻り、反対側の彼方に見える国後島を眺める。

あんな近いのに日本ではない。

いろいろな思いが胸を過ぎる。

 ♪よぎるは今夜もありがとう~てへぺろ

ここは国境が間近い。

 

 

ネイチャーセンターでランチを頂く。

 

このイクラ丼がなんと1500円と格安。

赤モノに目をやられて食べてみたがイクラしか乗ってないから途中で飽きる滝汗

グルメレポーターは華やかに見えて案外辛い商売なんだなと思う真顔

半イクラ丼と半海鮮丼のセットなんてあったら良かったのにね口笛

 

これで念願だった観光も出来て満足。

帰路も同じ道を辿り阿寒湖に到着。

 

戻ってきた阿寒湖は相変わらず北からの暴風が吹き荒れ釣り人の姿は見当たらず。

実はこの暴風、3日間も続くこととなってしまったゲロー

そして連日の熊目撃情報。

アタシの釣りは一体どうなるの?

阿寒はアカン?

 

お後がよろしいようでm(._.)m