もっと早く観るはずでしたが、忘れてしまい今頃になってしまいましたよ
SF作家の朔太郎(草彅剛君)と銀行員の妻節子(竹内結子さん)は、高校1年の夏休みに付き合い始めてからずっと一緒だった。
だがある日、腹痛を訴えた節子が病院に入院し、彼女の体が大腸ガンに冒されていることが判明。
医師(大杉漣さん)に余命1年と宣告された朔太郎は最愛の妻にだけ向けて、毎日原稿用紙3枚以上の短編小説を書くことにする。
眉村卓さんの実話ですね。
もう10年近く前に公開した映画なんですねー
そして眉村卓さんも去年亡くなられてしまい……
この映画、長いです2時間20分近くありましたよ
長いけれど、こー徐々に病魔の蝕みを感じさせられるんです、この映画。
なので凄いリアルです
最初はほのぼの……SF作家だけに朔太郎=草彅君の空想が時々出て来ます。
ほぼロボットや異星人ですか。
なのに奥さんのせっちゃんはガンに……
そして担当のお医者さんは、既に亡くなっている大杉漣さんで……
変な感じでした。
もう亡くなっている俳優さんが、こー医者役で命を助けようとしている側で、そこには元気な姿を見られるっていう……
草彅君と竹内結子さんの組み合わせがまた良かったですねー
とにかくせっちゃん=竹内結子さんの病状が悪くなっていく様が、こちらまで辛くなっていきます
そして、奥さんの為に毎日書き続けた小説は、やがて自分の糧にもなり……
事情を知った病院の人達が、朔太郎に差し入れをしたり、せっちゃんに読み聞かせをする朔太郎を見守る姿を見たら、もうこちらまで……
更に草彅君がひとりで号泣するところも……
それだけで済むかと思ったら、タイトルの1778の最後の原稿のくだりでまた……
なるほど実話だからこそ、この長さで良かったんだなとなりましたね。
ヤバ過ぎですよ、この映画~~
狙ったわけではないけれど、眉村卓さんの小説は兄貴の引き出しに入っていた
謎の転校生を勝手に読んだりして、なかなかはまったのでそういう感覚で観たら、後半はもう涙腺ダメでした
長いけれど、私は良かったです
1778も読んでみたくなりましたね、といってもいつになるか判りませんけど
これでTSUTAYAプレミアム、解約しました。