入居テナントが金融機関のお話 | クワガタ・カブト ドタバタ親子日記と不動産管理 令和編

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大阪を中心に不動産投資と管理を行っています。この10年以上は物件の購入ばかりで、管理物件と借り入れが激増。賃貸マンション・オフィス・店舗・倉庫など、約800の店子さん相手に毎日奮闘しています

精神的なダメージが・・・

 

とある日の午前、売り物件の内覧会に参加

 

1階が空いています

 

私「ここは、もとは何が入居されてたんですか?」

 

仲介「銀行です」

 

私「なるほど~」

 

この建物、1階の銀行が退去されてから1年以上空室が続いています

 

近年、金融機関は支店を閉鎖しています

 

ビル業界、金融機関が退去したあとの退去物件が増えています

 

・・・・・・

 

そして、当社

金融機関さんが退去しました・・・・当社もか~い

(退去後の写真)

 

今後のこともあるので退去後の状況を確認しにきました

これは、どこの写真かわかりますか?

 

正解は、ATMの裏の写真

 

普段あまり目にしません

 

これは金庫の入り口です

 

入居されてた金融機関さんは金庫の扉は撤去されてました

 

理由は、金庫の扉は機密情報だからです

 

扉を残したままにしておくと、どんな扉を使用してるかの情報が外部に漏れる可能性があります

 

なので、撤去されます

 

・・・・・・・

 

金融機関は入居時にはオーナーでも用事がないと内部に入れません

 

それだけ外部に情報が漏れるのを警戒されています

 

この建物もじっくり内部を見たのは初めて

(金融機関さんが入居されてる状態で購入のため)

 

なので、過去にこんなトラブルも

 

金融機関「この間の大雨で、一部漏水が発生しました、金融機関で手配したゼネコンに現場確認を依頼し修繕手配をしたので、オーナーが見積もり金額を支払ってください」

 

私「そんなもん払えるか~」

 

勝手に業者手配して、工事打合せも当社抜き

 

それででてきた見積もり金額の支払いを言われて揉め事になりました

 

内部に入れる業者も限定されています

 

ただ、当社の建物なので、勝手に業者を指定するのは駄目です

(銀行が建物オーナーだった時と同じような手配はできません)

 

・・・・・・

 

この建物、次のテナントは決まっています

 

ただ、引き渡し状態についての話あいでは折り合いが難しかったです

 

その辺の話は別の機会に・・・

 

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