税理士「これが決算の予定額です」
私「ふむ、なるほど、これで決算数字が揃った」
昨年書いたこの話
私は７社経営してます、１社・１社の状況もありますがグループ全体がどうかを把握しないといけません
１２月決算の会社の決算予定数字がきたので昨年と比較してみます
昨年は
２０２２年１月から１２月の７社合計数字
売上 ２２．８５億
経常利益 ５．１２億
法人税・住民税 １．６４億
これ以外に、消費税を約１億・固定資産税を約２．４億支払ってます
２０２３年１月から１２月の７社合計数字は
売上 ２３．４億
経常利益 ６．８億
法人税・住民税 ２億８百万
税金はこれ以外に、昨年と同じく消費税で１億・固定資産税で２．４億
物件を購入したので不動産取得税１千５百万・登録免許税８百万も支払ってます
・・・・・・
想定はしてましたが、数字で明確にみると
（数字は嘘をつきません）
私「・・・駄目なパターンじゃん」
売上は５千５百万増えてます、コロナあけでホテルの賃料が戻ったのが大きいです
しかし、売上が５千５百万しか増えてないのに、経常利益が１億６千万も増えてます
これ、原因わかりますか？
単純な話です物件の減価償却が減ってるので、経費比率が下がっています
その結果、納税額が４千４百万も増えてます
キャッシュフローが悪くなる傾向がでてます
（黒字倒産になってしまいます）
・・・・・・
私「今年も徳を積みました」
税理士「どうしたんですかTAIさん」
私「こんなに納税して、色んな業者に金を落とし、従業員の生活を守り、生活保護を受け入れて、これ以上の社会貢献があるでしょうか、その結果はしんどくて涙がでそうやねんけど・・・」
多額の納税したら天国に行けると思わないとやってられません
税理士「大丈夫です、TAIさんは頑張ってますから」
私「本当？天国にいけるかな」
税理士「大丈夫です」
毎年、バカな会話をしてます
何度もいいますが大事なのはキャッシュフロー
他の業者の方も同じかと思いますが、帳簿と現金は動きが違います
中小企業を経営してると「むかつく」のは建物に使う費用は多額ですが、即時償却ができないものが多い
（空調更新で６千万近く支払いましたが、ビル１棟での更新だと建物付属設備で１５年償却）
目の前では現金が減ってるのに帳簿では利益がでてます
中小企業はしんどい、どっかで転ぶと大変だし
ここから更に会社を継承するのに数億円を個人で納税しないといけません
日本は税負担が重すぎる
息子よ、お前の代は税負担の少ない海外に逃げなさい
そのためにイギリスの中学校に・・・（違うか）
・・・・・・
１年間のキャッシュの動きは、以前書きました
１年間頑張って残ったキャッシュは１千万
（ここから、どうやって相続税資金をだすんだ）
借入残は２０２２年１２月末で７７億
２０２３年１２月で７６億９千万
７億の物件を購入したから残債は減りませんでした
・・・・・・
まだまだ書けますが、細かい話になるのでブログではざっくりした話だけ書きました
どうしようかな～、それだけで数話書けます
課題にたいする考え方と取組について・・・
今日はここまでにしておきます
よろしければ「いいね」とクリックをお願いします
