昨年より、相続のために専門の税理士さんに来ていただいてます
いろいろと提案をいただきますが
親父「そういう提案は遠慮するわ、それよりわしはもっと金が欲しいねん」
私「・・・・・・」
相続の税理士ですから提案はいかに親父の資産の評価額を減らしてスムーズに相続するかです
しかし、親父はとっても元気今年で80歳ですが週に何回かはステーキを食べてます、そして人並以上に欲深いです
親父「そんな提案駄目や、もっと別の提案ないんかいな」
親父の希望で提案すると脱税になっちゃいます、税理士がそんな提案しません
相続は頭の痛い問題です、そのために不動産と中小企業に強い専門の税理士に色々お願いしましたが現状では成果がでてません
(依頼にあたり毎月数十万の顧問料を支払ってます)
先方の税理士さんの若手の方と2人で会う事があったので話をしました
私「失礼ながら、なかなか上手くいってる気がしないのですが」
A「すいません、なかなか良い提案ができてませんで」
私「いや、いいんですが、その原因はどこにあると思いますか」
先方の提案は株式の事業承継や増資による株式の希薄化などですが親父が反対してます
(増資をするには親父の個人のお金が必要ですから)
すこしづつ本音を聞き出していくと
A「私どもの顧客は代々の地主さんとか資産家が多いんですよ」
私「ふむふむ」
A「そうすると、その方の両親や自分など代々の相続で苦労されてるのを経験されご存じなので、できる限りなんとかしようとされるのですが・・・・」
あっ、なるほどそういう事か
それに比べて我が家は野良犬のような会社、会社が急成長したのもここ15年くらいの成り上がりです
彼らのいう地主や資産家の発想は皆無です
親父は、100歳まで生きるからまだまだお金が必要といってますし
親父「ええか、わしが大事にされるのはお金があるのと会社の株を持ってるからや、これが何ももってなかったら大事にされへんがな」
この発想になってる時点で相続対策を考えてるのか凄く疑問です
そして更にお金を寄越せといろい言ってます
ということは、相続対策とかいう前に
家族の信頼と欲を捨てないといけない
・・・たぶん、無理、というかこれからもっと酷くなると思います
そりゃ、彼ら税理士の提案が全くはまらない訳です
しかし
私「私は内容を把握しとかないといけないので隣で聞いてますが、このまま相続になると納税が大変なことになりますが」
(親父の資産は、会社の株・農地・山林など換金できないのが多い)
A「そうですね、その場合は・・・」
(納税資金はありません)
頭痛い、ほんと生前にできることは整理しておきたいのですが、わざわざ税理士まで雇ってこの現状だと難しい
会社が大きく借り入れを減らすほど相続に苦しむという矛盾
(株価が上がりますから)
でも、息子のいう事なんて聞かない人、いろんな事で頭を悩ませてます
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