vol.1228
わしはいつもセミナー中に
「もっとお客さんの事を知らんとダメじゃ」
ってよく言う。
新しい商品やサービスを開発していると
その商品やサービスの
効果効能にばかり目が行き
実際にそれを使う
お客さんのことが無視されている
だから
多額の金額とたっぷりとした時間を費やして
いざ市場に投入しても
お客さんの要望にあっていないから
誰にも見向きをされない
こんなことばかり
ならば、商品やサービスの内容を考える前に
それを要求しているお客さんを
リサーチした方が
金も時間も少なくてすむ。
そんなわしの話を裏付ける記事が
今日の中国新聞に出ていた。
これは観光庁が
ここ近年、若年層の旅行離れが著しいので
その理由を探る調査をしたみたい。
すると見えてきた結果は
シニア層に関して言えば
景色を楽しんだり
温泉を楽しんだり
食事を楽しんだり
という、本来の旅行を満喫している。
がしかし
若者層になると
そんなことを楽しむ為に旅に出るよりも
どうせ旅に出るんなら
自分探し
こう考えているようじゃ!
みんなの周りにもいるでしょ
「おれ、自分でやりたいことがまったく分からないんで
『自分探しの旅』に出てきます。」
こんな奴が・・・
こんな奴に限って
旅行から帰ってきても
何にも変わってないんですけどね・・・
でも、この調査からも分かるように
ターゲットにしようと考えている客層ひとつで
求めとる物がこんなにも違ってくる。
ということは
仮に、大学のキャンパスに
旅行パンフレットを置く時に
名湯秘湯の旅
ご当地でしか食べれない
郷土料理を食しながら
真っ赤に染まったもみじ谷で
日々の疲れを癒しませんか
こんなコピーのパンフレットじゃ
学生の誰も見向きもしてくれん
それなら
今自分が何をしていいのか
分からなくなっている、そこの君
諸先輩方も、このツアーで人生を切り開いた
伝説の自分探しトラベルツアー
こんなパンフレットの方が
手にとってもらえる確立はあがるって事よ
こんな感じで
ターゲットにしようと考えている
お客さんの動向をリサーチせんと
まったく無意味な時間と金を浪費するようになるよ。
ほんじゃ・・・
あっ
今週の20日(土) 13:30~17:00
10万部目前のベストセラー作家の大先生をお呼びしての
『会社に利益を残せる人財の作り方セミナー』
残り座席が、あと4席となりました。
締め切りは過ぎましたが
ほんじゃまた