vol.983
家が商売をしている人と
サラリーマンの家庭に育った人では
その息子や娘たちを
接客をさせると明らかに違いが出る
よくこんな話をすることがある！
この話になんの根拠もないけど
今まで観てきた人の数から言えば
わしは、この理論は間違っていないと思う！
この理論がハッキリ分かるのは
お客さんと接した時に差が出る。
商売人の子供たちは
本能で、お客さんと上手く話をしている。
そして、ココ！っていうポイントを理解している。
接客をして、物を買ってもらうとき
必ず、ターニングポイントがある
そのターニングポイントさえ外さなければ
お客さんも気持ちよくそれを買って行ってくれる。
でも、サラリーマン家庭で育った人は
この、ターニングポイントに気が付いていない
「今のあそこの会話のとき、なんでこう言わんかったん？」
って説明してやっても
そんな状況だった空気すら読めていない。
だから、昔よくやった面接のときなんか
親の仕事とか聞いたもんじゃ。
今は、面接でそんなこと聞いちゃダメらしいけど・・・
「ガキのころって親父の背中見とったよね～
親父は覚えてないことでも
わしらは鮮明に覚えとる！
親父がどんな話をして、それがどこでの出来事で
その時の温度や臭いまで鮮明に覚えとる。
そうやって、親父の背中見て育ったんじゃろうね
」
わしも、ウチの親父は寿司屋をやっていた。
生まれたばっかりのときには
みかんの入っているダンボールの中に入れられ
カウンターの隅に置かれている写真がある。
そうやって、小さいながらに
親父やお袋が、お客さんとどんな話をするのか
子守唄変わりに聞いていたんじゃろう。
っと・・・
こんな話で盛り上がっていたら
店のカウンターの中で
魚をさばいていた店長が
「やっぱり、親父の仕事してる姿見せた方がええですかね
」
っと、包丁を持ったまま入ってきた。
そう言われればそうよね・・・
確かに親父は商売人じゃけど
肝心の、家に居ないんじゃ
サラリーマンの家庭と何も変わらん。
子供は親父の背中を見て育つんじゃけ
これじゃ
親父がどんな感じで魚をさばいたり
どんな感じで、天ぷら揚げたりしているか
そして、どんな感じでお客さんと触れ合っとるのか
子供は絶対に見ることはない
「そうよね・・・ じゃ、店長
嫁はんと子供に、カウンターの特等席を予約して
親父の手さばきや
親父のアルバイトたちとの会話や
親父のお客さんさばきを
目に焼き付けてやったほうがええよ」
「やっぱ、そうっすかね？
マジで、実際に考えたことあるんですよ・・・」
「そりゃ、考えるまでもなく
絶対にやったほうがええよ！」
「そん時に、わしらがカウンターの端にいて
店長にあれやこれやクレームをつけてあげるよ
そして店長は、クレーマーのわしらに対して
丁重に頭を下げ、その場をなだめる。
そんな姿を見せたら
子供は絶対に感動すると思うよ！
言うてぇや、そん時は手伝うけぇ・・・」
「嫁さんと子供に見せるのはええと思うんですけど
板坂さんのクレーマーはチョットいらんですね・・・
」
子供なんて、ガキのころそんなこと全く感じてないけど
自分が親になったときに、
ヒシヒシと感じるものなんよね！
今巷では、工場見学とか流行っているけど
そんな工場見学する前に
親父の職場見学ツアー
こっちの方が最優先かもね！
ほんじゃまた
２０１１年１月１１日から新たな試みを始めます
それは、わしら中小零細弱小企業にかかわる人なら
決して忘れてはならない心得を
３０秒で読める言葉にして
【アホ社長に“喝”】というタイトルで
発信していくことです！
こんな感じ
■ これは、巷で言う“メルマガ”ではありません！
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
メルマガのように、読むのに時間がかかる物は
読むだけで疲れてしまい
最終的には、読まずにゴミ箱行きとなってしまいます。
よって、この【アホ社長に“喝”】は
感覚的に、パッと見ただけで心に突き刺さるように
精魂込めて書いてお届けして行きます。
毎日忙しいあなたに
ついつい忘れてしまう【心構え】を
毎日届くのは、ウザイので
火曜日・木曜日・土曜日の週３回
お届けしますので、ぜひ感覚的にご覧下さい。
そこで、早期予約を受け付けることにしました
このブログの右上にある申込フォームからか
http://www.tai-gee.com/katsu/
よりお申し込みください。
年内にお申し込みの方には
抽選で私のおすすめの本をプレゼントでも
してみようかなぁ～っと考えています
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
＿■板坂裕治郎からのお願い■＿＿＿＿＿＿＿＿＿
右下にあるコメントという所から、コメントを残してやってください。
ブログランキングにもご協力ください。
下のバナーを『ポチッ』と押してやってください。
