究極の物理勉強法~たとえ話と微積分で高校物理が楽しくなる

物理の予備校講師で『微積で楽しく高校物理が分かる本』の著者の田原真人が、物理の学び方のコツを紹介。物理が分からない人は、公式を丸暗記するのを止めて、解法体系を学びましょう。必ず道が開けてきますよ。


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引き続き、ポパーです。

ようやく読み終わりました。


デカルトは、はじめに哲学的な直感によって不動の岩盤にたどり着き、そこから演繹してすべてを説明しようとします。


ポパーは、それとは違い、そのような「不動の岩盤」を幻想だとして認めません。


ポパーの言葉を引用します。


客観的科学の経験的基礎は、したがって、なんら「絶対的なもの」ではない。科学は岩盤の上に立つものではない。科学理論の大胆な構築物が立つのはむしろ「沼地」である。それは杭の上の建物である。-杭は上から沼地に打ち込まれるが、自然の「所与」の基盤には達していない。というのも、杭をさらに深く打ち込むことを止めたのは確固とした層にあたったからではなく、杭は建物を支えるだろうと思って、しばらくは杭の堅固さに満足しようと決心したからである。(『ポパー』小河原誠著より)


この言葉は、僕にとって衝撃的でした。


ポパーは、理論をより多くの反証可能性にさらし、それをパスすることによって、理論がより真理に接近していくのだと考えます。


真理に到達することは出来なくても、接近することは出来る。その方法が、反証可能性にさらすことだというのです。


自分の理論を守ろうとするのではなく、積極的に「否定される可能性にさらすこと」を科学者のモラルとして要求します。


ポパーは、「他者からの批判」を、自らの理論の誤りを発見し、修正するために必要なものだと位置づけます。



自分の信念を、進んで批判にさらし、かつ、批判してくれる人に感謝するというのが、ポパーが説く生き方です。


すごいなぁ。ポパー。


感動してしまいました。


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