梅干の樽を開けたら、中身をそれぞれ分ける。
梅の実、赤紫蘇、赤梅酢。
梅干を漬けると、一度に三種の物が出来上がる。
なんて重宝。
どれも日持ちがして、しかも薬のような健康食。
梅の実は、カンカンのお日様に干して梅干に。
赤梅酢には戻さずに仕上げるのが好み。
そして、農薬の心配のない畑で採れた赤紫蘇。
赤いエキスは染み出たけれど、まだまだ本体には赤紫蘇の風味いっぱい。
これを天日干しして、ふりかけの「ゆかり」を作る。
そして三つ目、赤梅酢。
赤紫蘇を入れる前の白梅酢もフルーティーでいいけれど、やっぱり赤紫蘇が入ると違う。
必ずガラスの瓶に保存。
流し込むときに出た泡が、ブドウのような赤紫で美しい。
今年は、漬け込む量が少なかったから赤梅酢も少量。
この赤梅酢を水で割って飲むと、クエン酸、塩分しっかり入った夏も健康ドリンクになる。
畑しごとの熱中症対策には一番。