初めまして。多賀朋毅です。
撮影が終わったあと、みなさんは何をしていますか?
機材を片付けて、データをバックアップして、そのまま次の仕事へ
そういう流れになりがちじゃないでしょうか。
実は以前の私もそうでした。
でも今は、撮影直後に必ずメモを残すようにしています。
内容はシンプルで、「今日どんな光を使ったか」「被写体との距離感はどうだったか」「うまくいかなかったシーンとその理由」など。5分もあれば書けるくらいの分量です。
これを始めたきっかけは、半年前に担当したクライアントから「あの雰囲気でもう一度お願いしたい」と
連絡が来たときのことです。前回の撮影データはあるのに、あのときの判断の理由がまったく思い出せなかった。
光の角度も、レンズの選択も、なんとなく感覚でやっていたことが言語化できていなかったんです。
その経験から、撮影の「判断の記録」を残すことの大切さを痛感しました。
半年後に読み返すと、自分がどう成長したかも見えてきます。
同じシチュエーションでも以前と違うアプローチを取っていたり、逆に同じ失敗を繰り返していることに気づいたり。
メモは自分の仕事を客観視するための鏡になってくれます。
写真はデータとして残りますが、そのときの思考は残りません。
だからこそ言葉で補う。
地味な習慣ですが、これが半年後の自分を助けてくれています。