MBA in UCLA Anderson 10-12 -4ページ目

新年最初の週末

(Wrote on 2011/2/9)

冬学期は1月3日から始まった。最初の週にいきなりケース課題やらリーディング課題やらが複数あり、正月ボケなんてものを感じる間もなくトップギアで走らされている感覚。コタツでぬくぬくしてたから年明けはぼちぼちやりますかね、みたいな感覚が彼らにはないんだろう。いや、日本でもないか。

で、最初の週末。

・金曜:午前中から妻とダウンタウンの街中にスケートをしに行く。LAで冬スケートというのもなんだか乙なもんで、リンクは小さかったものの、ちょっとしたNYC気分を味わえた。
 その後、近くの有名な寿司屋「寿司元」に行く。30分行列に並んだ末の刺身定食、とてもうまかった。

・土曜:セクションメイトのJWのおうちにお邪魔して、アメリカンフットボールのレクチャーを受けながらNYJets vs どこかの試合を見る。僕らのためにピザを用意して待ってくれていた。今年もJWのナイスガイっぷりが始まる・・・彼はルームメイトと大学寮に住んでおり、そのルームメイトのことは以前から聞いていた。なんでも、「部屋からなかなか出てこないような、ちょっとWierdなguyなんだ。あまり話さないし」とか。。。で、行ってみると、まさにそんな感じの風貌の彼がいて、僕らがいる間、同じ部屋でずっとアキレス腱を伸ばしながら一緒にアメフト見てた。悪い人じゃなさそうだ(?)。

・日曜:トム・クルーズに似ているとはもう誰も言っていないNを、以前からの約束だったというのもあり、Sawtelle沿いの焼肉店「まんぷく」に連れて行く。そういえばこうやってアメ人の友達を飯に誘ったのは初めてか・・・

彼は元ファイナンス系のコンサルで、結構日本に興味があるようだ。キャリアに関して僕と話が合う。そしてスポーツマン。朝25キロ走ってきたとのこと。努力家やね。で、サンチュを使った焼肉の食べ方などを伝授した。かなり喜んでたなー。
ちょっと驚いたのは、彼アメリカ人だけどポン酢めっちゃ好きね。小皿にポン酢を出して、ご飯をひたして食べてました。やめなよそれ~とも言えず。

帰り際、僕とは握手、妻とはハグをして、最後はawesome連発して帰っていきました。その後もクラスで、また行きたいグッド!と言われるので、今度は別の店にも誘ってみたい。

年末年始

遅くなりましたが、皆様あけましておめでとうございます。そして今年もよろしくお願いします。

年末年始~冬学期開始となかなか時間が取れなかったものの、ようやくひと段落したので久々のブログ更新。(12月の更新は2回だけとは。。我ながらびっくり。)


===

クリスマスから年末年始は、妻の家族もLAに来て、わが家でホームパーティ⇒パロスバルデス半島にあるホテルに滞在しつつ、海辺をのんびり散策したり、サンタモニカピアの遊園地で夜の観覧車にのったり、UCLA内を案内したり、サンディエゴのレゴランドに行ったり、ハリウッドで二階建てのはとバス的なやつに乗ったりと、LA界隈を満喫。天気にも恵まれ、よかったよかった。
で、いくつかJapanese Restaurantも試し、Musha、Matsuhisa、Japonicaといったおいしいお店も堪能できた。Yelpは本当に便利。

大晦日はNYタイムズスクエアの年越しをTVで見て、アメリカだなーと思いながら新年を迎える。

そういえば去年の今頃は、毎日朝から六本木ヒルズの40階に篭って、ひたすらEssayを書いてたっけな。UCLAのアプリケーションには、口述でレコーダー等に録音して提出する課題もあり、いてもたってもいられなくなって、最高級のICレコーダーを直前に購入し(笑)、締め切り数分前まで何度も何度もレコーディングしてたなぁ。
あのころは、次の年にLAで年を越すとはまったく思っていなかった。こんだけやって落ちたら、ほんとへこむわ・・・いや、大丈夫大丈夫!とか考えながら、とにかく挑戦すると決めた以上、目の前に押し寄せるアプリの締め切りに間に合わせることに必死だった。一年前のこととはとても思えない。

その後の、合格したときの喜び、LAに到着してLAX空港から出たときのワクワク感、学校が始まってセクションメイトと顔を合わせたときの緊張感、オリエンテーションの課題で、地上10mくらいの丸太の上から空中ブランコに向かってジャンプしたときの「うりゃっ」感(なんじゃそりゃ(笑))、、、いろいろ思い出されてきた。

どうしても人間なれてきてしまうもので、秋学期も中盤を過ぎると、日々を「こなす」ような感覚があったので、初心をもう一度リアルに思い返して、来年6月の卒業まで、あと1年半しかない(!)ことを噛み締めながら(TIME FLIES!!)、


「毎日を楽しむ」


そして花道風にいうなら・・・


「オヤジの栄光の時代はいつだよ・・・全日本のときか? オレは、、オレは今なんだよ!!」
(個人的に一番しびれるシーン)

これらを肝に銘じようと、改めて思ったのでした。
(日本に帰ったら全巻大人買いしちゃいそうで怖い・・・)


P.S. 2nd roundでEssayを出したアプリカントの皆さんは、インタビューの準備に突入していることと思います。受験時代の戦友、ひよこまめさんが秀逸なTips&心得をまとめてくれており、彼のアドバイスは本当にPragmaticで、僕もアドバイスをもらい助かったので、ご参考までにどうぞ。

Cancun

アラスカから帰宅後、次の休みにはどこに旅行に行こうか、と考えてみたら、春休み・夏休みともにほぼ時間がないため、来年冬まで旅行はお預け・・ということに気づく。行けるうちにもう一発旅行に、ということで、突貫でメキシコのカンクンへ。-30℃からの南国旅行、緊張から弛緩。

カンクンは、日本からだと十数時間かかるけど、LAからだとトータル搭乗6時間、transit含めると7時間でいける。Trip Advisorのホテルの口コミ情報を参考に、Expediaで航空券とホテルがセットになったパッケージを購入。

朝食はホテルのバフェ。パイナップルジュースがやばい。おいしい。ちなみにこの辺のホテルはAll Inclusiveというシステムをとっているものが多く、すべての食事・飲み物が宿泊代に入っている。どこでどんだけ食べても飲んでも追加料金なしで、お得感満載。もちろんそれを見越しての宿泊代だろうけど、気分的にこれはおすすめ。

泊まったホテル、新しくてきれいでプールからのオーシャンビューも絶景、なのに宿泊客はまばらで、日本人どころかアジア系の人は皆無だった。聞くと、この後のクリスマスシーズンは満室なのだとか。クリスマス前に来るのが正解のようで。
夜は毎日ホテルのレストランで食事。All Inclusiveとなると質はどうなんだろ?と思っていたけど、普通においしくて安心。

ホテル以外では、潟(lagoon)内をジェットボートでまわるJungle cruiseに参加。波が高く、運転に超マジで取り組まないと持って行かれるレベル。水しぶきがばっしゃーーと顔にかかったり、波が横から打ち付けてきたりで、文字通り「水上の格闘技」の競艇状態に。つ、つかれた・・・途中から波が無いマングローブに囲まれた場所で、しばし静かな時間を過ごす。

近隣のイスラ・ムヘーレス島に一日小旅行もした。島ではシュノーケリングをし、ダウンタウンのカラフルな町並みを散策し、イルカと泳ぐ。特にイルカと泳ぐ「Royal swim」では、二頭のイルカと握手したり、キスしたり、後ろからグワァーーンと押されたり(下記イメージ参照)、子供のように満喫。

$MBA in UCLA Anderson 10-12-royal swim
こんなの、初めて


ホテルに戻った後は、ビーチサイドで読書しようと本を広げるもゼロコンマ2秒で中止し、海を見たり、プールで泳いだりして過ごした。今までも、プールサイドでの読書に成功した試しなし。脳みそ空っぽにして水と戯れ、夢心地。あと、途中から予約時についてきたクーポンを使って、最上階の部屋にアップグレード。そのほかSpaもクーポンで可能で、至れり尽くせり。

$MBA in UCLA Anderson 10-12-プール
思わず、わーい


以上、がつんと働いて、こういうところでバケーションを過ごして、また働く意欲を補充して職場に戻る、というのもあり、かなぁ、とか思いながら、帰路に着く。あと1週間で今年も終わり、冬学期がもうそこまで来てます・・・