最近電車に乗ってる時間はもっぱら、
若い女の子の違いがどこにあるのかを探す時間になっています。
乗ってる人は直で見られるのでさすがに違いを見つけやすいですが、
車内広告に使われてるモデルさんや芸能人になると名前がわからないだけじゃなく、顔が同じに見えてしまいます。写真だと加工もされてるため、差がかなり細かい部分になってきたりします。
目の幅が若干右のモデルの方が大きいかもしれないな。
鼻背（びはい）の長さがこの人は長いかも。
とかそんな感じです。
私の年齢的なものもあると思いますが
加工などが当たり前になってるので
一般の人でも
写真になってる人たちが似てきてる気がします。
逆に写真と実物のギャップは
大きくならないのか心配です。
以前、宣材写真を撮ってもらった時
（このブログのプロフィールにも使用してます）
ライトなどを使ってプロに撮影してもらったため
写りが実物に比べだいぶ良くなっちゃっていて、
使うのが躊躇われました。。
写真盛りすぎと思われたらやだな…と思ったり
良く写るのは嬉しい反面、
ギャップも怖いなぁと感じます。
重要なものですね。
モデルさんやブランド、
食べ物やレストラン、
景色やもの、
ステキな写真がたくさん
じっくり見れば自分好みの写真は
どんどん出てきますが、
パッと見た時、何だか全体的に似たトーン。
特にネイルデザインに対して感じます。
ほとんどが
こんな感じ。
他にも
こんな感じが多い印象。
ネイルに少なからず興味のあるネイリストや
毎月ネイルを続けているネイル大好き！みたいなお客様にとっては
どれも違うデザインだし
違いはわかると思いますが
ネイルをやりたいという人からすると
大枠しか捉えてないはずです。
ピンクっぽいのがいい。
二次会に行く用のネイル。
夏っぽくしたい。
など、
お客様がネイルをしたいと思うタイミングは様々。
漠然とした欲求でネイルデザインを見た時、
さきほどあげた写真の詳細というよりは
お店のオフィシャルSNSの全体で雰囲気を捉えて、お店決めをしてる方が多いのではないでしょうか？
お店のコンセプトに沿ったトーンに統一した写真を上げ続けて、その写真にハッシュタグをつける。
ネイルサロンにとって、ネイル写真を上げるメリットは
デザインを発信することではなく
”ホームページなどの自社サイトの強化”
”雰囲気やコンセプトの発信”
です。
ネイリスト向けに発信したい人は別として
集客ツール、サロン向上のために使いたい方は
デザインの説明よりも
ハッシュタグ
使用ジェルカラーやメーカー、デザインの作り方よりも
流行ワード
店に来て欲しいお客様の層は
どんな言葉でインターネット検索をするかを
想像することから始めてみてください。
やみくもにやっても労力と時間の無駄になりかねません。
●SNSを利用する目的の理解
●ターゲットの明確化
●自店または自分の強みを知る
これを大切に更新することをオススメします。
これまで書いたことを踏まえて、
タイトルである「顔を知る」の意味ですが、
ネイルサロンに行きたいと思う将来のお客様は
何を持って来店に繋がると思いますか？
→店の雰囲気、来店してるお客様はどんな人？私は浮いてない？、ネイリストはどんな人？
を知りたいと思ってるはずです。
であれば、デザインの精度より、
●ネイリストの顔出し
●お客様の顔出し（もちろんご本人の許可が必要です。）
●店の雰囲気
●ネイルデザインの雰囲気
のが見たい情報なのではないでしょうか？
あなたの発信は
ただのネイルカタログになっていませんか？
せっかくあげた写真を持って他のサロンに行かれてたら意味がないですよね。
サロンの特徴、コンセプト、来て欲しい方へのアプローチができていますか？
着て欲しい人、見に来た人の顔を
これでもか！ってぐらい想像してみてください！
吉岡妙子
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