水戸東武館が創設150年を迎え、岡田 広 理事長、小澤 智 館長のもとで、厳粛に記念式典が行われました。
水戸東武館は明治7年創設ですから、まさに明治維新により我が国が近代化を図ろうと必死に努力していた時代です。
そのような中、水戸東武館は文武不岐を旗印に、武道を通じた優れた人材の育成を目指しました。
北辰一刀流剣術、新田宮流抜刀術、なぎなた、居合の演武披露では、素晴らしい技術の伝承を見ることができました。
これまで150年間の歴史の中で、幾多の逞しく優れた人材を育成してきた実績は、本当に偉大なものであると思います。
現在、飽食の時代と言われ、若者たちのハングリー精神が失われようとしている中で、今こそ武道を通じた人材育成に大きな意味があります。
水戸東武館が、これまでの比類なき実績の上に立って、国を支える立派な人材の育成のために、更に発展することを願います。