太田忠の縦横無尽 -88ページ目
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太田忠投資評価研究所のHPがスタート

太田忠投資評価研究所のHPが3月31日に立ち上がりました。予定よりも1日前倒しのスタートです。HPのリンク先はこちらからです。http://www.ohta-research.co.jp/


1月よりHP業者の選定作業を開始し、2月初旬に業者を決定。そこから約1ヶ月半かかってようやく完成に漕ぎ着けました。すばらしい業者と楽しく良い仕事ができたことを誇りに思っております。


許認可の関係で法人企業向けコンサルティング業務を除いて、準備中のサービスが多いですが、これで全体像を確認していただくことができます。6月~7月にかけて許認可が下り次第、個人投資家向け『投資講座』や年金・金融機関・ヘッジファンド向け投資助言業務をスタートいたします。HPもそれに合わせどんどんバージョンアップしていきます。なお、『料理と音楽』という当社だからこそできる課外活動的な独自路線(?)のコーナーも設けてあります。


よろしくお願いいたします。


太田忠の縦横無尽 2009.3.31

「太田忠投資評価研究所のHPがスタート」

         **太田忠投資評価研究所のHPはこちらから**



ウソのように治った口唇炎

乾燥には弱い。冬場から春にかけて湿度が急速に下がると、背中までパリパリしてくる。


日常生活で気になるのが唇の乾燥だ。秋口から毎日リップクリームを塗る。これで最初のうちは問題解決なのだが、本格的な冬場到来になるとだんだん効果が薄れ、春先には副作用というのか唇がかゆくなり、赤みを帯びてくるのが毎度のパターンだ。こうなると単に乾燥している状態よりもやっかいであり、常に唇の違和感に悩まされることになる。


そこで自分なりに考えて行動する。リップクリームの種類を手を変え品を変え、もはや試す種類がなくなるくらいいろいろと使ってみたのだが、最後に出てくる不快な症状を解決することができない。そこで、先日、近所の薬局の薬剤師に相談してみた。


いかにも品のありそうな薬剤師の女性がニッコリ笑って「これを飲むといいですよ」とすすめてくれたのが「チョコラBBプラス」という商品である。「唇の症状になぜ飲み薬なのか?」ととっさに私は思った。そもそもチョコラBBというのは、たしか昔のTVCMで女性の肌荒れ改善の錠剤というイメージしか持っていなかったので、まさかリップクリームの役目を果たすとは思わなかったのだ。塗り薬はつければ直接効くが、飲み薬が症状改善になるのだろうかと。


せっかく勧めてくれたので、とりあえず買ってみることにした。1日2回、朝と夕に1錠ずつ服用すると書いてある。そのとおりにした。すると、2日目から急速に改善し、3日目にはあのイヤな症状がウソのようになくなったのである。驚きだった。お小水がまっ黄色になるのを見たときも驚いたが。


長年悩まされていたのは果たして何だったのだろうかと思った。困った時は、その道の専門家に気軽に聞いてみるもんだ。どんなささいなことでも、すっきり改善されるとこんなに気分の晴れることはない。


「もったいない」も行き過ぎれば「みっともない」?

性分として、けっこう物は大事に使いたいほうである。「もったいない」を美意識として至上主義にしているわけではないのだが、お金を出して何かを「買った」以上、少なくともそれは自分の意思で選んだものであり、よっぽど失敗した買い物ではない限りは、そうそう粗末にしたくはない。


そういう習慣の中で一番特徴的なのは、私の場合洋服である。もっと正確に言うと普段着である。現在はいているジーパンが今年の初めにひざのところの青い生地が完全に消滅して、中の白糸だけが露出する状態になった。これが3月に入ると左のひざで2ヶ所、右のひざで1ヶ所それぞれ10センチほどの長さに急速に成長し、しかも左の1ヶ所は白糸が切れて完全にひざがむき出しになってしまった。


街を歩いていると、破れたジーンズをはいている多くの若者に出くわす。「自分のジーパンもとうとう今風になったぞ」と妻に得意げに言うと、「あれはファッション。あなたのはボロ」という予期せぬ言葉が返ってきた。私はてっきり、穴が開くまでジーンズをはいたものだと思って感心していたのだが、そもそも最初から穴の開いたジーンズが売られているという。それを買ってはいているのが今の若者だそうだ。何だか狐につままれたような感じだ(穴の開いたものをわざわざなぜ買うのか、という疑問しか私には出てこない)。


「みっともないから捨てればどう」と言われるが、冗談ではない。最近これをはいたまま堂々と外出している。誰も擦り切れるまではいたボロジーンズだと思わない。何だかボロがファッションに勝手に格上げされたような心地良さである。


これを果たしていつ買ったのだろうか。思い出した。30歳の頃である。なぜ買ったのかも思い出した。前にはいていたジーパンが同じような状態になり、それを処分せざるを得ないようになったのだ。それを買ったのが実は高校生の頃である。ということは13年くらいはいたことになる。そして、今度は14年の時を経て同じく寿命を迎えつつある(ウエストが変わっていないことを証明)。しかし、当時は穴の開いたジーパンをはくのはみすぼらしい以外の何ものでもなかったが、今やファッションに昇格したのだ。


もう少しはいてやろうと思っている。そういえば、2月頃に私のパジャマが同じように擦り切れて穴が開いたのだが、それに気がついたとみえて勝手に処分されていた。もう少し着ようと思っていたのだが、妻に聞いてみると「みっともないから」というつれない返事だった。8年間ともにした相手に挨拶もせず姿が見えなくなったのは実に寂しい。そういえば、昨夏もお気に入りの緑の半そでシャツが突然いなくなった。10年くらい生活をともにした。


漫画の登場人物はいつも同じ服を着ている(話のたびに変わっていたら、人物像としてアイデンティティーがなくなってしまうからだろう)。あそこまで徹底しようと思わないが、居心地の良い服やズボンならばいつも身につけているのが私の性分である。だから、夏用・冬用ともに持っている点数が異様に少ない。この習性は学生の頃からちっとも変わらない。


「益税」というおかしな制度に直面する

「益税」という言葉をご存知だろうか。


消費税を消費者から取っておきながらも、国に納められていない税金のことである。そういう事業者がこの日本には数多く存在しており、しかも国が認めている制度なのである。


年間の売上高が3000万円以下の小規模事業者に関しては納める必要のない税金を自分たちの利益にしているということは昔から知っていた(平成17年にはさすがに1000万円まで下げられた)。小さなお店で買い物する時などいつもこの「益税」のことが頭をよぎり、「ああ、ここは消費税なんか納めていないんだろうなあ」と癪にさわりながらお金を払っていたものだ。事業者が儲かるから「益」という呼び名が当てられているのか(消費者にすれば「損税」「不必要税」である)、まことに摩訶不思議な制度である。


ところが、会社設立にあたって、この益税の選択を私自身が迫られることになろうとは思わなかった。すなわち、現行の消費税法では資本金1000万円未満で会社を設立すると設立後2年間は消費税を払わなくて済むということになっているのだ。999万円で会社を設立すれば、消費税といいながら消費者から受け取ったお金が自分たちの利益になるのである。税理士からは「節税になりますよ」というアドバイスを受けたが、こういうのを果たして節税というのだろうか。この制度自体とんでもなくおかしいのであって、消費税の本来の意義を著しく損なっている。


投資助言・代理業は免許取得時に500万円もの営業保証金を供託せねばならず、1000万円未満で会社を設立しても立ち上げコストや人件費等を考えれば初年度から債務超過になる可能性があるため、結果的に我が社では「益税」を享受する状況をつくることはできなかったが、本当に変な制度である。債務超過といえば、「1円で起業できます」とか「1円で株式会社がつくれます」という会社法改正時によく耳にしたキャッチフレーズは現実からすれば全くバカバカしいとしか言いようがない。1円の資本金で会社を設立すれば、設立当日から債務超過になってしまうではないか。そんなことは一般的には宣伝されていない。だから、起業して「こんなはずじゃなかった」という憂き目を見る軽はずみな人たちが大量に発生した。


益税は、消費に応じて広く税金を徴収するという大義名分であるはずの社会のルールに反している悪法である。こういう抜け道を作るから、会社を新設したように見せかけて消費税の支払いを免れる企業家が出てくる。当たり前だ。逮捕されるほうももちろん悪いが、制度自体の抜け道をなくすべきである。売上高があれば消費税、資本金1円でも消費税、とシンプルにすればいいのである。消費税は所得額の多寡で課税を免れたりしない仕組みだ。支払い側がそうならば、納める側もそうでなければならない。


消費者から消費税を取っていても国に納めなくてもよい、なんて詐欺的な行為を認めてはならない。消費者よ、怒れ。


太田忠のジャズピアノ演奏

昨日触れました音楽サイトの作成に当って、とりあえずジャズピアノの演奏動画(ピアノトリオによる)をYouTubeにアップしましたのでリンクをはっておきます。08年9月から09年1月にわたって、DowaDowa Sessionでおこなわれた3回分の演奏です(中島久恵ピアノ教室主宰)。


中島さんは日本で最も優れたジャズピアノ理論教則本を執筆しているジャズピアニストであり、誰もが挫折する難しいジャズ理論をこれほどまでにシンプルでわかりやすく表現している本に私はいまだお目にかかったことはありません。ジャズピアノをやる人にとって『モダン・ジャズ・ピアノ・レッスンvol1,vol2』は必読書です。通常5年かかって理解する内容が1年で身につくというすごい本で、私がこの本に出会って中島さんの門を叩いたのが08年の1月です。セッション形式のレッスンを主宰しており、年に4回ものプロを交えたセッションの場を提供しているのは全国で中島教室だけでしょう。


『マイ・ファニー・バレンタイン』:2008/9/21 at 国立Gluon

(p)太田忠、(b)是安則克、(ds)楠本卓司

My Funny Valentine by YouTube


『ウォーターメロン・マン』:2008/11/22 at 国立Gluon

(p)太田忠、(b)是安則克、(ds)つのだ健

Watermelon Man by YouTube


『コルコバード』:2009/1/18 at 国立Gluon

(p)太田忠、(b)是安則克、(ds)楠本卓司

Corcovado by YouTube


太田忠の縦横無尽-YouTube 太田忠のジャズピアノ演奏

私のジャズピアノ暦はまだ2年なので未熟もいいところですが、是安、楠本、ツノ犬といったベテランのプロミュージシャンにサポートされると、そこそこサマになるというのがアンサンブルの良さ、ピアノトリオの面白さ、楽しさだと思います。


福田重男、中島久恵というすばらしい師匠の下で修行を継続していきたいと思っています。ジャズピアノにおけるアドリブ演奏は、ビジネスおよび日常生活におけるインスピレーションの喚起に多大なる影響を与えており、私にとってこの2年間で最も「革命的」といえる体験です。

太田忠の縦横無尽 2009.3.21

「太田忠のジャズピアノ演奏」

         **太田忠投資評価研究所のHPはこちら**



ポットラックパーティーを開催

3月19日の夕方から我が家でポットラックパーティーをおこなった。ポットラックパーティーはご存知の方も多いと思うが、参加者が何か1品持ち寄ってワイワイ楽しくやるというパーティーであり、欧米での気軽なパーティーといえばこれが定番である。


我が家はワイン、ビールなどの飲み物系をメインに準備。こんなものを持ってきてほしいというリクエストは事前にはまったくお伝えしなかったのだが、サンドイッチあり、ご飯ものあり、デザートあり、果物ありとけっこう分散されて、結局そこそこバランスが良くなるのがいつも不思議だ。


今回は、私のジャズピアノつながりのメンバーでおこなったが、非常に有意義な時間を過ごすことができ、ものすごく刺激を受けた。日本を代表するジャズ・ピアニストである福田重男氏とその門下生(私を含む)が約20名ほど集まったわけだが、ベーシストの秋本順二氏も入り、飲み・食い+音楽演奏という形式。門下生といえども、プロとして活躍している人も多く、ライブハウスで聴いているのとほとんど変わらない。私も1曲「コルコバード」を弾かせてもらった。皆半分酔っ払っているので、変なアドリブをやろうが全く気にされることもないので普段よりもずうずうしい演奏だ(酔っ払うとピアノが弾けなくなることを再確認)。私だけではなく、皆もそのようであった(ような気がする)。散会したのは結局11時過ぎ。皆さんお疲れさまでした。

太田忠の縦横無尽-ポットラックパーティー 2009/3/19

私は2007年からジャズピアノに取り組み始めたが、これが面白くて仕方がない。まもなく簡単な音楽サイトも立ち上げる予定である。単に趣味に終始することなく、そこからどんどんはみ出た展開をおこなっていきたいと勝手ながら意気込んでいる。こうしたことを大っぴらにできるのも、組織の中の会社員という足かせがなくなったからである。そういう意味では、今の立場は自由度が高くエキサイティングだ。


私が今年の年頭に立てた誓い

   ― 自分の本当にやりたいことをやる!

これを執拗に徹底して追求していきます。

定年退職後の生活を疑似体験

前職の出社最終日から自分の会社を立ち上げるまでの約3ヶ月の間、非常に自由な時間を過ごすことができ、まことに貴重な体験であった。


もちろん、会社設立のためにやらねばならない作業はいろいろと多くあるのだが、何せ朝起きてから会社に行く必要がなく、1日中自分のペースで平日に生活するというのは大学を卒業した1988年3月以来、実に21年ぶりのことである。最初の1週間は奇妙な感じだった。


そこで再確認したのが、自分の自由な時間を過ごせるものをちゃんと持っているかどうかである。今、団塊の世代の人々が次々に退職する時代に入っており、日本の高度経済成長を支えてきた人たちがこの問題に直面している。たとえ仕事で立派な業績を残したからといっても、会社を去れば途端にかつての肩書きやポジション、そして人脈までも次第に消失していくのが自然な流れである。有能な会社人間が定年退職するとたちまち、老いぼれていったという例を身近にも見ている。


定年退職後、人生はまだ20年もあるというのが平均像だ。そこで本当に楽しく生き生きとすごせるのか、それともやることがなく、あるいはやることが見つからずに生きがいを失ってしまうのか、これは大問題である。誰にでも否応なく突きつけられる課題である。


そのことをこの3ヶ月の間に定年退職後の生活を疑似体験するという形で考えさせられた。明確な目標や目的なく、毎日過ごすのは精神的に疲れそうだ。おそらく、いちばん疲れる生き方だろう。することがなくて「くたくた」になるのである。私のような世代の人間ならば、そう遠くはない将来のことを考えて、今から「生き方」の準備をしておく必要がある。また、健康でなければ何も始まらない。日々の健康管理は生きていく上でのきわめて大事な人生戦略となりうることも痛感させられた。長期になればなるほど毎日自分に問われることになる。



ハンク・ジョーンズ:90歳ピアニストの「やるもんだ!」

2月28日にホテルオークラへ出かけた。今年もハンク・ジョーンズが来日したからだ。昨年は、ブルーノート東京での演奏を聴いたが、今年はディナー・ショー形式のピアノトリオの演奏会があるという新聞広告を12月の初めに目にしたため申し込んだ。


ハンク・ジョーンズは1918年生まれのジャズ・ピアニストであり、今年の7月に91歳を迎える。私がジャズを聴き始めた頃は、ベニー・グッドマン、ライオネル・ハンプトン、ディジー・ガレスピー、テディ・ウイルソンなどのスイング時代の巨匠たちがまだまだ現役で元気にプレーしていたが、90年代に入り次々といなくなる中で、いまだに忙しく演奏している最後の一人といっていいだろう(2007年にはオスカー・ピーターソンも亡くなっている)。


ステージに向かって歩く姿は、もちろんカクシャクというわけにはいかないが、いざピアノの前に座ると年齢を全く感じさせない。公演中の1時間半にわたり集中力が途切れることなく、自由自在にメロディー、フレーズを繰り出していく。ピアノのタッチがソフトで繊細な音色は昔とちっとも変わらない。


演奏会が始まる直前に「今日のお客さんはアラカンね」と妻が言った言葉が最初理解できず、「なぜ唐突に、嵐寛寿郎の話が出てくるのか」と不思議に思ったが(ちょっと古すぎるか)、「アラフォー」の還暦バージョンであること知り納得した。顧客の平均年齢は60歳を超えていたのだ。やはり彼のキャリアの長さがこの現象をつくっているのだろう。私が大学生の頃、ハンク・ジョーンズが「The Great Jazz Trio」を結成して来日していた時にはすでに67歳くらいで、もはや彼自身が還暦をとっくに超えていたのだった。私の頭の中では「昔から年寄り」であるはずのその人がまだ目の前で熱演しているのだ。なんともいえない不思議さを覚えずにはいられなかった。


早い時期に申し込んだためか、今回はステージ中央の最前列の席で彼の姿を2メートルくらいの間近な距離で見られるという大変な幸運に恵まれた。


演奏中の達磨大師を思わせる風貌が印象的である。


歓声に応えてアンコールを4曲(!)もこなし、公演が終わった後も「ファンのためにサイン会をしたい」という本人の希望で約1時間にわたってサービスをしてくれた。これはすごいことだ。


ステージ挨拶でマイクを握って「やるもんだ!」という彼のお得意の日本語のセリフを聞きながら、いや、まさに、あんたこそ「やるもんだ!」のチャンピオンだと思ったね。聴衆250名の中の最年長である長老の口からこんなセリフを言われては、皆大いに励まされたに違いない。


100歳でも現役でプレーして、世の中をあっと言わせてほしい(本人は150歳まで生きてもっとうまくなってやる、と本気で言っている)。


比較的地味でスロースターターだった存在が、いまやジャズ界にとどまらず人間として燦然と輝ける星である。大いに感動をもらった。ありがとう。


太田忠の縦横無尽 2009.3.14

ハンク・ジョーンズ:90歳ピアニストの「やるもんだ!」


会社設立のニュース by ブルームバーグ

昨日のブログで太田忠投資評価研究所の設立に関して書きましたが、多忙でばたばたしていたため、事業内容についてまでご紹介することができませんでした。問い合わせをいくつも受けたので、ブルームバーグが昨日、会社設立と事業概要について報道した内容を以下に記します。


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JPモルガン退社の太田氏が独立起業、投資助言や個人向け投資教育
2009-03-12 01:14:37.229 GMT


【記者:浅井 真樹子】
3月12日(ブルームバーグ):小型株運用で定評のある太田忠氏(44)が12日、5年あまり勤めたJPモルガン・アセット・マネジメントを退社し、新会社を設立した。運用者としての経験を生かした投資助言業務をメインとしながら、個人向けの投資教育なども展開する。

  新会社は「太田忠投資評価研究所株式会社」で、資本金は2000万円。太田氏は11日、ブルームバーグ・ニュースの電話インタビューで、「社名が示す通り、自分だから提供できる情報やサービスを前面に出し、事業を展開していきたい」と抱負を述べた。同氏は11日付でJPモルガンを退社した。

  事業の柱は、インターネットを通じた個人投資家向けの投資講座の開設、年金や金融機関、ファンド向けの投資助言業務、企業向けの経営やIRのコンサルティングの3つ。このうち個人とプロ向けの助言業務については、金融庁に投資助言・代理業の登録をする必要があり、「5月末までに認可を取得して、遅くとも7月には事業を始めたい」(太田氏)という。

  一方、プロ向けの投資助言についてはすでに一部から相談を受けているが、ヘッジファンドや投資信託の規模が縮小傾向にある現在は「事業が難しい時期」と、太田氏は話した。

  太田氏は1988年に関西大学を卒業後、証券や運用会社の勤務を経て、97年からJ.P.モルガン証券で小型株のアナリスト業務に従事。99年から2003年までの5年間、日経金融新聞のアナリストランキングで中小型部門の1位となった。03年10月にJPモルガン・アセットに中小型株運用チームのシニア・ポートフォリオ・マネジャーとして採用された。「株式市場は現在進行形」など著書多数。

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この記事のリンクはこちらです

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003017&sid=a9zji9NBOpL0&refer=jp_japan


業務内容にまで突っ込んで書かれているので、記事を読まれれば全体像がおわかりになるかと思います。本文中にありますように、投資助言・代理業の許認可の取得まで数ヶ月を要するため、本格的な活動は6~7月頃になる見込みです。今は準備体操をしているところです。いずれにせよ、会社のウェブサイトが4月1日に立ち上がりますので、その時点で事業概要をもっと詳しくお伝えいたします。しばらくお待ち下さい。


「自分だから提供できる情報やサービス」とは、JPモルガンやメリルリンチ、野村證券といった大手企業では出てこない付加価値ある情報やサービスのことを指します。この点は高らかに宣言いたします。


太田忠の縦横無尽 2009.3.13

会社設立のニュース by ブルームバーグ


太田忠投資評価研究所株式会社が本日スタート

本日、3月12日に太田忠投資評価研究所を設立しました。ウェブサイトを現在準備中で、4月1日にスタートする予定です。それに先行して『太田忠の縦横無尽』というブログを開設しました。縦横無尽というからには、まさにテーマは多種多様。多くのことを語っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


これまでの20年あまりにわたる会社員としての生活から一転し、自らが経営者となり会社運営をする立場は実に爽快です。当たり前のことですが、すべて自分が決めなければ何も始まらない。今までは、自分で多くのことを決めたとしても何も始まらないことばかりでした。


加えて、情報発信の面においても大きな格差を感じます。もちろん、従来においても、いろいろな形で顧客、第三者、メディアに対してメッセージを発信してきました。しかしながら、あくまでも組織の中の一員としての立場だったためにいろいろな面で制約があり、もどかしく思うことが多かったと言わざるを得ません。そうした足かせがすっかり取り払われた状態になったため、これが実にすがすがしい。


ということで、本日より『太田忠投資評価研究所』と『太田忠の縦横無尽』がダブルでスタートです。


船出は静かに、志は高く…。


太田忠の縦横無尽 2009.3.12

「太田忠投資評価研究所株式会社が本日スタート」



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