激甚災害の混乱の中で | 太田忠の縦横無尽

激甚災害の混乱の中で

3月11日午後2時46分 ―。


私は机の上で仕事をしていた。一瞬、ぐらりと来たので、すぐに地震だとわかったが、その感触は通常と異なっていた。全く地面がなくなってしまった感じなのだ。すぐに激しい横揺れが。「関東大震災が来た」ととっさに頭に思い浮かぶと同時に「この世の終わりが来た」と感じた。


時間が経過するにつれ、被害の状況は誰も見聞したことのないほど甚大なものであることが判明。現地でまだ取り残されている方々、避難生活を強いられている方々への迅速かつ適切なサポートを願うばかりである。そして、命を落とされた数多くの方々には同じ日本人として心から哀悼の意を表したい。


電力の供給問題や、交通機関の乱れ、その他もろもろにおいて東北および関東地方においてこれから当面の間不自由が続くと思うが、現況を受け入れてベストの行動することである。今は非常時である。愚痴や文句を言っても仕方あるまい。


3月12日に太田忠投資評価研究所は2周年を迎え、3年目に突入した。着実に前進する経営を積み重ね、弊社としても微力なりにも社会に貢献できるビジネスをおこなっていきたいと思う。


後ろ向きの考えはシャットアウトして、今できることをしっかりとやっていくことが重要だ。


太田忠の縦横無尽 2011.3.14

『激甚災害の混乱の中で』

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