3分間待つのだぞ-じっと我慢の子であった
タイトルどおりの図。ただし、ボンカレーではない。
チャッピーがごはんを前にして、妻の「待て」の命令を受けている。そして、3分間のじっと我慢。きっかり3分間待った後に「よし」。ようやくごはんが食べられるのだ。
もちろん、ちょっと前までは決してこんな美しくはいかなかった。ごはんを準備する音を聞きつけるや騒ぎはじめ、ごはんを目の前にすると大はしゃぎで収拾がつかず、目にもとまらぬ早業で容器に顔を突っ込もうとする。これができるようになるまで1ヶ月超もかかった。
チャッピーのお転婆ぶりは相変わらずだが、「前向きな性格」と「集中力の高さ」は評価してよい。3分間ほとんど目をそらさず、アイコンタクトを続けてくれる。けなげである。
私も最近、拝一刀の役をやっている。いや、正確には笑福亭仁鶴か。
「3分間は短いようでいて、けっこう長いね」と私。
「そうね。チャッピーが食べ始める頃、ウルトラマンならちょうど死んじゃう時間だわね」と妻。
ちなみに今日は「レトルトカレーの日」だそうだ。
大塚食品が日本初のレトルトカレーとなるボンカレーを発売したのが昭和43年(1968年)の2月12日である。
なお、ボンカレーにおける拝一刀や笑福亭仁鶴のことがわからない方は、こちらの懐かしいCMを⇒1972年をクリック
太田忠の縦横無尽 2011.2.12
『3分間待つのだぞ-じっと我慢の子であった』